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わが町ウオーク 白州町横手の巻

4/27日(月) 久々に八ヶ岳歩こう会の例会に参加してきました。やっと体があいた上に、今日はなんとなく素敵な道に出逢える予感がしたのです。楽しみに出かけてみたら、予想通りの最高の道と景色と天気と仲間たち(*^^)v まぁ仲間たちは当然のことですが、日本は四季折々の風景が素晴らしいとはいうものの、今日、このコース以上に極楽風情の眺めは滅多に出会わないのではないかと、思わず書きたいくらいの、あ、書いちゃいましたが^_^; 素晴らしい山里の風景を堪能してまいりました。私のつたない写真でも十分伝わるかと思います。
集合は白州町横手の公民館
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リーダーは小林ご夫妻 サブリーダーは田中文ちゃん。今日は28名の参加がありました。
歩き始めると、さっそく姿のいい古民家がありました。
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石仏もあちこちに。今日は空が青く、残雪の山々もはっきり」見えるので、良い写真が撮れるでしょう
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八重桜がまだ咲き残っています。
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景色やら天候やら花木たちにもありがたく感謝をしながら歩いていくと、懐かしい世界に導かれるようなワインディングロードが出てきました、奥に立つ鯉のぼりも郷愁を誘います。
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ここは五風十雨農場というのです。五日に一回雨が降り、十日に一回風が吹くのだとか。
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この農場の目玉が「マニ車
ここのマニ車は大きいですよ
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水車で周るマニ車の筒は空洞で、中に紙が入るようになっています。「ありがとう」と書いた紙を入れるのです。その訳をここの酋長(とご本人が言ってました)の向山さんが説明してくれました。
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皆さまも、是非ご本人からお話を聞いてください。素敵な方です。私達も紙に「ありがとう」と書いてマニ車の中に投函しました。
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農場とお別れです
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いや~しかしこのノンビリとした風景(*^^)v いい場所に農場をつくったなあ、いるだけで癒されます。が、ウオークは続きます。あれ?ヘンな人が^_^; 
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歩こう会が楽しいのは「なんでもあり」だからです(^_^)v 
気を取り直して(?)さらに歩いていきますが、さっきからもう日本昔話のような山里を歩いている自分たちは、本当にあの昔話の絵本の中を歩いているのではないかと錯覚すら覚える周囲の風景にうっとり。
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思わず記念写真を撮っちゃいました♪
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春なのか、初夏なのか、
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夢なのか現なのか
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さっきから、電線も電柱も、人工物もほとんど気にならないくらいの風景の中を歩いているのです
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素晴らしいですね~ もう歩きながらウットリ。寝ちゃうところでした
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さて、そろそろランチタイム。予約してあるうどん屋さんに行くために下界に下りてきましたが、この下界がまたいいじゃありませんか、この松の木!
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このツリーハウス(^_^)v
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人々が、楽しく、おもいおもいに暮らしを楽しんでいます。
そしてうどん屋へ
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他人事ながら心配なのは、こんな童話のような世界で商売をやって儲かるのだろうか?というコト^^; ま、余計なおせわですね。午後も素敵な道を歩いて帰ります
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という白州横手の山里歩き。
遠景に残雪の山々、若葉・新緑の森。
近景に八重桜や花桃の樹木たち、
畔には若草が萌えて、空は五月晴れ
日本の風景の一つの完成形がここにあったと、私は感じました。
素晴らしい道をありがとう。
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「八十里越え」など「歩きたい道」談義

私は、「趣味は歩くこと」と人に言い、時には調子にのって「ライフスポーツはウオーキング」だと吹聴もしている人間であります(^_^.)。言うほど実際は歩いてないんですけどね、「歩くということの周辺に起きる様々な事柄」が楽しくて面白くて仕方がないんです。そういう私に「私はどこそこのウオーキング大会には初回から毎年でている」だの「オランダ大会では一日40Kmを四日連続で歩いた」だの「時速7kmは当たり前ですね」といった「大会参加歴自慢」や「長距離を早く歩ける自慢」を仕掛けてくる方が時折いらっしゃるのですが、私は「いや~、すごいですね」と聞くばかり。そういうことに私は興味が向かないのです。
今晩、私とほぼ同じ趣旨で歩くのが大好き、という方が泊まってくださって、大いに美味しい酒を飲んだ(*^^)v こういうのを「同好の士」というのだろうなあ。年は私より2.3歳若いのかな?といっても還暦(-_-;) ま、いろいろ楽しい話で盛り上がったのですが、「今度はどこを歩こう」という話題になってさらに盛り上がってしまったのです。お互いに歩きたいところばかりあって、しかもほぼ同じような趣味だから酒が進むこと進むこと。
私が「信玄・川中島への道」を歩いていますといえば、彼は「東海道がそろそろ終わります」という♪ 私が「次はお茶壺道中」を狙っていますといえば、彼は「日本海沿いを歩いて新潟の奥に入り込みたい」とおっしゃる。「お、河井継之助の八十里越えもついでに」と応える。このあたりからだんだん歴史が深くなり「日本武尊が辿った道」も壮大でいいかも、という話から、「じゃ、神武東征の道を辿りましょう」となって、最高潮。日本の歴史にも詳しく話が合う。「伊勢神宮が今の場所に治まるまで幾つかの元伊勢があるが、そこを辿るってのはどうですか」とか「最古の官道、竹内街道もよさそう」「平安京の暗がり峠越えは?」なんて、オタクにしか通じない会話が飛び交います(^o^)丿 最後に「東北をどう歩くか」となって「これはお互いの宿題ですね」でお開き。いや~楽しい時間だった、と共に、また歩くべき場所が、一つ増えて、いよいよ老後のウオーキングライフが楽しみとなった。
人生は健康でないと楽しめないが、「歩くこと」を楽しみとすれば必然「健康」になる。するとまた歩いて楽しめる。好循環です。皆さんも「歩く」ことを楽しみにしませんか。一つだけ心配事項。「私が痴呆になって徘徊し始めたらどこまで行くか分からない、誰も追いつけない」ということですね♪ ハハ、し~らないっと。

クリスマスウオーキング

12/20(金) 関西からの熟年おばさま軍団が八ケ岳のクりスマスを楽しみに来てくれました、うれしいですね。昨晩はリゾナーレ小淵沢のクリスマスイルミネーションを楽しまれました。本日は清里の昼間を歩いてクリスマス気分にひたろうというわけです。そこでこちらもサンタの衣装で迎え撃つことにしました。
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キープ協会のあずみさんも協力してくれました。
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彼女はキープ協会とポールラッシュさんと人を歓迎することが大好きなのです♪
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丁寧な説明と飴ちゃんのプレゼントが喜ばれました♪

青い空に冠雪の八ケ岳! いい日でした。
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クリスマスウオークですからこういう道も歩きます
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アンデレ協会をみて、萌木の村へ。
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萌木の村ではダンディじゅんさんがマショマロを持って待っていてくれました
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マシュマロはたき火で焦がして食べるのです
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萌木の村ではトナカイ&サンタも迎えてくれましたが、写真を忘れました^_^;

ずいぶんはしょった報告ですが、とっても楽しかったことと、大変喜ばれましたことを報告しておわります。

あずみさんとダンディじゅんさん、有難うございました。
皆さん、
清里にはこのように人に喜ばれることを自分の喜びとする方々が大勢います。
いつでもおいでください。
きっと期待以上の感動を胸に
お帰りになることができるでしょう。

それでは
良いクリスマスを。


もうひとつの棒道

八ケ岳歩こう会では11月に「第二回八ケ岳・棒道ウオーキング大会」を開催いたします。二日間の期間中、長短合わせて「7コース」が用意されますが、今日はその中から「もう一つの棒道」と題した8kmコースを皆で歩きました。下見もかねてのウオークです。スタートは三分一湧水館。まずは三分一湧水を見学。
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快晴の八ケ岳南麓高原を歩きます
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石仏を一つ一つチェックしながら歩きます。これがなかなか見つからないのですよ、で、「石仏を探しながら歩くオリエンテーリングなんかやったら面白いかなぁ」なんて思ったのでした。
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アメリカ芙蓉とらっくちゃん
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石仏の前で休憩
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さぁ、いったいどんなコースだったのでしょうか、それは本番でのお楽しみ♪ 普段なかなか歩かない「棒道」をご案内いたしますよ。参加申し込み及び問い合わせは、北杜市教育委員会生涯学習課(0551-42-1373)にご連絡をお願い致します。

さて、ウオーク終了後皆が蕎麦屋に行こうというのを振り切って
らっくちゃんを誘って近くの「あしはな」に行ってみました。
フレンチレストランとしてリニュアルオープンしたばかりで、
行ってみたかったのです。
ひゃ~すごいすごい(@_@;)
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汗びっしょりのウオーキングスタイルで入るようなレストランではございませんでした。
ランチは¥2.500のコースのみ。
上は一皿めの前菜
なんとノンアルワインがあるのです。
こうなったら(?)ノンアルビールも注文して、しっかり楽しむことにしました。
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上は2皿めのパンキプンスープ
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中を覗き込んで歓声をあげるらっくちゃん。
さあ、3皿めのメインディッシュはどんなものだったでしょうか、
ご自分で食べに行ってご確認ください。

連日満員御礼ですので早めに行った方がいいですよ。
ちなみに、スープは2種類の中から選べます
メインも肉か魚が選べます。
これにデザートと
コーヒーか紅茶が付きます。
満足満足♪
絶対のお値打ちです。
今年の7月に新規オープンしたばかりの為まだネット情報がすくないですが、コチラをごらんください。

それにしても八ケ岳歩こう会の例会後は必ずこうやって飲んだり食べたりしてしまうので、歩いた消費カロリーよりも摂取したカロリーの方が多いのです(^_^.) 
歩いている最中にもこんなものが次々に出てくるのです。
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チョコレート、パイナップル、トマト、他に巨峰もありました。
そのすべてがキンキンに凍っていたり冷えていたりするんですよ♪
いや~暑い日のウオークでこういうものは最高ですね。
天使にであったみたいです。

というわけで、
歩けば歩くほど腹が出てくるというウオーキング!
楽しいですよ(^_^.)
皆さんもぜひ八ケ岳歩こう会にご参加を♪

納涼ウオーク

八ケ岳歩こう会の8月は毎年例会が少ないのです。「暑い時に歩いてもネ」という訳なのですが、1週間も歩かないと禁断症状が出る方々ばかりなので、「8月はなんで例会がすくないの」という不満のような要望のような会話が時々なされます。
そんな会員の方々に進藤さんが設定してくれた本日の例会はなんと生ビール付の「納涼ウオーク」でした♪ そして選んだコースは、進藤さんが道守の「小淵沢・平田家住宅周辺コース」。距離約8kmなので当会会員にとっては朝飯前ならぬ「生ビール前」として丁度良い選択でした。
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飲むからには集合場所まで電車でいかねば。
我が家から10分の所にJR小海線の甲斐小泉駅があります
もうこの風景からして「フットパス」にふさわしいですね。
わくわくしてきます。
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小淵沢駅前が集合場所です。
ストレッチをして出発
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このコースにはもう一人の道守さんがいます。
三井さんです。
平田家住宅の説明をさせたら彼女の右にでるものはおりません。
熱意と愛情が伝わる語り口に一同ほれぼれ。
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道中、語るべき石仏やらなんやらの多いコースですが
進藤さんはアンチョコを見ないで立て板に水の説明
もうすっかりコースを自家薬籠中のものとしています。
お見事。
道守の鏡というべきでしょう♪
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大滝湧水ではちゃんとお参りをいたします。
鳥居の潜り方や 参拝の仕方などの説明もありました。
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八反歩堰遊歩道はいつ歩いても気持ちの良い道です
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鏝絵の題材は千差万別ですが、これは「養老の滝」を題材にしています。
珍しいですね
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さて、本日は「納涼ウオーク」とはいうものの、大変残暑厳しき日でありました。一刻もはやく「生ビール」を、という参加者の「顔」を読んだ進藤さんは、最後ちょとショートカットしてゴールへ(^_^.) こういう臨機応変な対応は一同大歓迎。
で、
写真はもう宴半ば。
三井さんが「一休さん」の歌と踊りを披露している場面です。
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ガイドもでき、芸もできる恐るべき76歳であります(*^^)v
八ケ岳歩こう会はこういう方々に支えられています。
ありがとうございます。
ウオーキングと生ビールと食事をたっぷり楽しんだ一日でした。

信玄・川中島への道 甲斐小泉~八ケ岳美術館(下見ウオーク)

来年から実施される「信玄・川中島への道」シリーズ第五回は「JR甲斐小泉駅~八ケ岳美術館」を歩く予定です。本日7名で下ウオーキング見を実施しました。
■参加者=和田・田中(哲)・田中(憲)・田中(文)・最上・大島・多賀
■スタート=甲斐小泉9:16
■ゴール=八ケ岳美術館15:18
■距離=18km
■コース=JR甲斐小泉駅(トイレ)~火の見跡(トイレ・ここまで3.7km)~甲六川~鉢巻道路沿いに富士見高原ペンション村内棒道~富士見高原スキー場にて昼食(トイレ・ここまで7.5km)~棒道に戻りヨドバシカメラ~稗の底村~高栄寺(トイレ・ここまで12.7km)~原村ウッドチップの道~八ケ岳美術館(ゴール・トイレ18.0km)
■概略=富士見高原ゴルフ場内に消えていく棒道は、八ケ岳美術館付近にて再び出現するまでの約6kmの間、全く消滅しています。この間を逸見路・稗の底村遊歩道・ウッドチップの道などを辿って棒道の替わりとしました。八ケ岳周遊ウオークや原村ウオークなどで歩いた道でもあるので、会員には懐かしい道として楽しんでいただけると思います。
■下見の写真をUPします。
まずは勧学院3兄弟(^_^.)
不思議な貼り紙のもとに集まっております。
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「近隣住民等が睡眠中の為、朝七時までは掛け声を出さないようお願い致します」だって。掛け声?「歌はいいんだろうか?」とくだらない難癖をつけております・・・。

仏共石を見学
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この自然石を使った石灯篭は見事でした。
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文ちゃんの笑顔も素敵です♪

ここが稗の底村 古村址です。
この看板に書かれてあることが大変興味深く、また、見事な内容なのですが、是非本番に参加してご一読下さい。
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途中、清水の湧き出る場所がありました。コップも用意されていましたので、きっと飲めるのだろうと、最上さんが生贄となり、飲んでみました。なんともなかったので、他のみんなも飲みました。
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高栄寺 植木屋さんが三人入っていました。なかなか風情のある境内です。トイレをお借りしました。
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「もうこのあたりは武田の影響はないのかなぁ」とキョロキョロしながら歩いていたら、不思議なオブジェが屋根にかかっていました。神社の「千木」のように張り出した垂木が派手に装飾されたようなオブジェです。何か名称があるのでしょうか? 周辺の家には諏訪の「梶の葉」の家紋をつけた家もありましたが、やはりまだまだ武田菱の方が多いようでした。
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アンカーを務める和田会長と、ノルディックポールを使ってなんとか我らについてきてくれる田中(文)副会長。棒道は本や案内看板にあるように「八ケ岳南西麓を北西にまっすぐ延びる道」ではありますが、騙されてはいけません、延々と北西に向ったなだらかな1本の道があるわけではなく、西へ向かう「距離を稼ぐ道」と北へ向かう「標高を稼ぐ道」が交互にあるのです。今日は北に向かう「立て道」を3回くらい歩いたでしょうか、ダラダラの勾配というのも疲れますね(^_^.) お疲れ様でした。
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少し「道なき道」を歩いて、往時の戦の苦労をしのびます。
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すぐに道は現代の遊歩道「ウッドチップの道」となります。なんとなく「お金がかかっていそうな」道でありました。現代では「自然」感を残そうとすると金がかかるのです。でも足にはやさしくて嬉しい道でした。こういう道を作って管理しようとする心意気!行政に拍手です。ここは原村です。
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人工的に作られる「歩道」は、むかしなら「軍用」やら「参勤交代」やらを考慮して作られたのでしょうが、現代では「観光」やら「健康」を優先して作られます。昔は無かった「車道」が今は幅をきかせて「歩道」に優先して作られますが、やっぱり私たちは二足歩行の人類である、ということを忘れてはなりません。私たちはホモ・エレクトス(二足歩行するヒト)から進化したホモ・サピエンス(知性あるヒト)です。「知性で考えた道」とはどういうものか、どうあるべきかを、もっと日本中の行政マンに考えて頂きたいと思ったのでした。
「歴史の道 棒道」をゴルフ場やら別荘地造成などで消滅させることは二度とあってはいけませんし、「車道」のために由緒ある「歩道」を潰すことなどがあってもいけません。私たち日本人が歩んできた道、即ち歴史を、自らの手で消滅させることになってしまうのです。それはとてつもなく愚かな行為であるなぁと、今日のウオークを通じて私が感じた感慨を書かせていただいて、本日の報告といたします。ご参加の皆様、本日はお疲れ様でした。