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墓参り

半年ほど前に手相見から「お墓参りには行ってくださいね」「警告でてますよ」と告げられ、その後すぐ行ったが、お彼岸に行くのは初めてだ。墓参りは行こうと思った時に行けばいいのだろうが、やっぱり彼岸に行くとなんだか気分も引き締まるね。保土谷の駅を下りて父の実家、祖母の家の方に向かって歩き始めると、やがて家のあった高台が見えてくる。昔の家はとうになくなっていて、今風の家になっているが、下から見上げた時の印象は、その高台は家など一軒も見えない鬱蒼たる森だったと記憶にあるのだが、樹々がかなり切り払われて、やけに寒々しい風景になっていた。高台に登るための階段も、いつからか綺麗になっていて、ここも昔は周囲は雑然とした崖に木々が生えていて、子供のころに感じた独特の「異界へ入っていく」ような感じだったのが無くなっていて残念と言えば残念。
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法事や何かで来ているので、特別に久しぶりという訳ではないが、意識してお彼岸に墓参りに行こうと思って一人で来たのはたぶん初めてか? あ~そうだ、大人になってからはいつも車で来ていたからだ。今日のように電車で来て道を歩いて墓参りになんて、これは本当に久しぶりだ。だからなんとなく子供のころを思い出したのだね。せっかくなのでその頃のことを思い出しながら道を歩いた。
墓のまわりも、どことなく綺麗になっているのは、お彼岸だからと寺の住職さんたちが一生懸命きれいにしたのかもしれない。
墓参りをすませ駅に向かって歩いていると、どことなく懐かしい店構えの一軒が目に留まった。子供のころ祖母の家に遊びに行った時の楽しみは途中の店で買ってもらうコロッケだった。確かこの写真のような窓口しかない店で、客はその窓から注文し、コロッケはその窓からオバチャンが手渡ししてくれるのだった。
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お客さんが切れたあたりを見計らって、窓口に行き、「この店は50~60年くらい前からありましたか?」と唐突な質問をしてみた。中では40代と50代と思しき女性が二名いて、年上の女性の方が、「ここは30年くらいしか経っていませんですけどね~」という。私は「今日墓参りに久しぶりに来て、50~60年前の頃を思い出したのです、確かこのあたりでコロッケを売っていた店があったなあと思い出したもので」、と事情を話したら、それならもうちょっと向こうの今郵便局になっているところのコロッケ屋さんじゃないかしら、と丁寧に教えてくれた。え、まだあるのか!と驚いていると「今は郵便局になっているからお店はありませんよ」と店の奥さんは言った。いやしかし嬉しい、その跡でもちょっと見て感じたいものだと思ったら涙が出てきた。が、これは懐かしさのゆえの涙ではなく、花粉症による涙で、丁度タイミングよくここで出てきたので、店の奥さんは、「懐かしいでしょうねぇ、いいお墓参りですね~」と私に調子を合わせてくださったが、残念ながらというか、この涙は本当に花粉症由来のもので、私はこの程度のことでは涙など流さないのです。しかし、せっかく人のいいオバサンがなんとなくこの初老の男性の思い出話に付き合ってくれて向こうも感激してくださっているようなので、こちらも話を合わせ、「いや~ありがとうございました。墓前でいい報告ができます」と礼を言ってその場を離れた。
そしてその郵便局に行ってみたが、
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周囲の道路やその他の雰囲気がどうも違う。ここは私が好きだったコロッケ屋ではないと感じしばらく記憶をたどってみたら、分かった。コロッケ屋は、駅の反対側の出口からぐるっと回って祖母の家に行く道の途中にあったのだった。そこまで思い出したので、今日は満足。次の機会にそのコロッケ屋に行ってみよう。
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ひさびさの分杭峠

ひさしぶりに分杭峠にでかけた。国内屈指のパワースポットだ。
前夜はあるイベントで伊那の宿にお世話になり、大変楽しい時間を過ごした。
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宿の主人のはからいで「ざんざ節」なる民謡が保存会のみなさんによって披露された。
さらに
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自作の大型紙芝居を披露して下さる女性も都合をつけて来て下さった。「孝行猿」という地域の民話を紙芝居に仕立てて歌つきで公演。素晴らしい。
さらに
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シカ、イノシシ、などのジビエ料理が、柔らかく、臭くなく、美味に仕立てられ、ぞくぞく登場♪ 掛け値なし旨かった。
さらに、極めつけは
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カラスの肉(@_@;)
コンフィーというフランス料理の調理法で仕立てられた胸肉はローストビーフのような食感。さすがに「カラス」という偏見からか、競って食べるものでもないなと思われた。おかずの一品というより酒の肴でチビチビやるのがいい感じだ。
というわけで、前夜からのジビエパワーをたっぷりとった御一行様は翌朝、はりきって分杭峠にむかった。マイカーは途中まで。ここからは乗合バスでしか行けません。
ところで分杭峠はゼロ磁場で有名です。
ゼロ磁場って、どういうことなんでしょうね・・・
で、
バスの中で何が起こったかというと・・・
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スマホのコンパスが
一瞬下のようになったのです???
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二度、こういう現象が起きました・・・。
こういうのもゼロ磁場の影響なのでしょう
おそろしやおそろしや・・・。

さて、下の写真は、何をしているのでしょう。
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右の青いオバチャンから「パワー感知法」を教わっっているのです。
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うひゃ~、きてますきてます♪
そこにいた全員がゼロ磁場パワーを感じることが出来ました
大変珍しいことです。
私は何度もここにきていますが、お連れした全員が「感じた」なんてことはありませんでした。第一カンジンの私がいままで「感じなかった」のですから(^_^.)
すごいことです、オバチャンありがとう♪
さっそく
現場に行って試しています
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皆からヘンな目で見られていますが、確実に感じるにはこの方法が有効なのです。場所によってパワーが出ているところ、出ていないところがすぐ分かります。
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いや~、楽しかった。
しかし
今日の本当の楽しさは
このオジサンに出会ったことに尽きます
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私が神妙な顔つきでなにやら「施術(?)」を受けております
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愛ちゃんも餌食に・・・
で、結局その場に居た私達6名全員が
彼の摩訶不思議な施術を受けることになったのでした。
皆、一応の成果(変化?)があって、気持ちよくなったことは確かです。
いろいろと差し障りがあるといけないので、このオジサンのことは
これで終わりにしますが
ホントに不思議で奇妙な体験でした。
あ、施術は無料です。
一体あのオジサンは誰???

いつまでも私たちの頭に
???
が残るのでした・・・。
ま、でも今日は
パワーを手のひらで感じる技法を会得したので私も皆も大満足でした。

文化は宇宙人から ~天津司の舞・考~

さて、先日「天津司の舞」を見るフットパスウオーキングに出かけたことを書きました。そのパート2であります。ゴールでいったん中締め、解散をしましたが、多くの人が残っていました。それは丁度これからと~~っても不思議な祭りが始まるからです。「天津司の舞」です。名前からして不思議ですね。「てんづし」と読みます。
まずは前回のおさらいから。これは「曜紋」の一例。
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「曜」とは星または星が輝く様のことです。
左から「七曜」「丸に九曜」「十一曜」等と続き一番右は「陰の七曜」と呼ばれます。
真ん中の●は太陽、周囲の●は惑星などと考えられています。
紋によっては、月や星、あるいは月の満ち欠けを表していると考えられているもの等があります。
太陽や月、星は古代から信仰の対象ですから、紋として多用されるのは当然かもしれませんが・・・。

この神社の紋は「九曜紋」です。
私にはUFOを下から見上げた時のカタチに見えて仕方がありません。
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この神社の奥に異様な形の傀儡(くぐつ)=人形が眠っているのです。
なぜか九体です・・・。
この人形が年に一度外にだされ行列して歩き、到着した場所で奇妙な舞いを舞うというお祭りがはじまるのです。
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全て赤い布で顔が覆われています。目隠しをされているのです。何故目隠しをしているのかは誰にもわかりません。
祭りの由来については、昔、天から十二体の神が降りてきたが、なぜか二体が天に帰り、一体が井戸に没してしまいます。九体が地上に残りました。その九体の「神々」がこの地を発展させたのだと伝わっています。後の世に九体を神像に作成し、当地の諏訪神社に鎮座させたのですが、その後武田家の武功により領地も広がり、近くに「天津司神社」が造営されて、九体が移されました。祭りは、移された九体の神像が「天津司神社」を出て、もとの「鈴宮諏訪神社」におみゆきするところからはじまります。九曜紋の幕が意味ありげです。
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一連の神事が終わり、一同神像のお出ましをお待ちしています。

あ、出てまいりました。
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一体一体慎重に運ばれますが、その間無言です
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さぁ、おみゆきのはじまりです
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目隠しは諏訪神社に着くまで外されません。その意味は誰にも分からないそうです・・・。
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このお祭りのすごいところは、一切の言葉がありません。あくまで「神事」なのでスピーカーによるアナウンスや解説やお知らせが何もないのです。もちろん屋台も出店もなく、有名人が何かするというようなことも一切ありません。見物客はある程度予習してきますが、たまたますれ違った道行く人々からは「きもちわるい」「こわい」だのといった言葉も漏れます。

一体何が行われているのかの説明が一切ないのです。

さてさて、残念ながら私は時間がなく、ここから先は見ることがかないませんでした。
皆様はどうぞコチラで詳しい祭りの状況をごらんください。

到着した「諏訪神社」では神像がやっと目隠しを外され「舞遊」を披露するのですが、その場所を「御船囲」といいます。幕を円形に張った内側に神像(演者)が入り、観客は円形の外側から丁度人形劇を見るように拝観(?)するのです。
私が思うには「幕を円形に張る」というのは日本では極めて稀ではないか、ということです。時代劇などを見ても御前試合や戦場の陣幕などはたいがい四角に張られて、殿様や大将がどっかと座っています。
円形に張った場所を「御船囲」と呼ぶことも不思議ですが、ハハハ、もうお分かりですね皆様、彼らがUFOに乗ってきた宇宙人だったからなのですよ(*^^)v 九曜型のUFOは「御船」に違いありません。飛来した宇宙人が、今は小瀬スポーツ公園のある周辺の「古来未だ開けず草沼地にありし」この地を開いていった、という物語なのです。
ところで皆様は「甲府事件」というものをご存じでしょうか。興味のある方はじっくりとお読み下さい。「小学生二人が遭遇したUFOと宇宙人の話し」はあらゆる角度から検証され、相当の確率で「本物」と認定されたUFO事件簿の中では特筆される事件ですが、なんとその現場はこの神事が行われる神社の目と鼻の先なのでした!
これはもう UFOは昔からこのあたりに飛来していたことは間違いないではありませんか。多分井戸に落ちてしまった仲間を時々探しに来ているのだと私は睨んでオルのです(^_^.)。

という訳で謎に包まれた神秘幽玄なお祭りに遭遇したことが、本日一番のハイライトなのでした。やっぱり「歩いて」いると、色々なことにぶつかるなあ。だから「歩くこと」はやめられないっ(*^^)v

除霊 その2

【2/29の続き】
K女史が来たとき、その男性はヨダレを垂らしながら机に突っ伏して、焦点の合わないうつろな遠い目を時々どこかに向けたり、オエッオエッと咳をしたり、ほんのちょっとの間正気に戻ると、自分のことを少し喋るが、すぐにオエッと咳き込んで背中をおさえ、痛い痛い、といいつつまた机に突っ伏したり、というようなことを繰り返している最中でした。K女史が現れてもなんら意に介さず、相変わらず同じような状態です。K女史はこういうことに慣れているようで、隣に座って彼の背中をやさしくなでながら「どうしたの、何があったの」と諭すようにあやすように小さな声で語りかけはじめたのです。

しばらくそうやっていると、彼の息遣いがだんだんおとなしくなり、たったり座ったりしなくなりました。
頃合いをみて「なんでも話してごらん」というと彼は切れ切れに、自分の過去や現在などを思いつくまましゃべり始めました、といってもまだオエッオエッと咳き込んでしばらく黙りこんだり、アタタタと背中を押さえたり、まるで関係ないことを急に話し始めたりするので、まともに話は続きません。

時々何かに向って怒ったり怒鳴ったりして、落ち着かないこと甚だしい。

そういう時間がしばらく続いたが、この間、何度も正気に戻っているので、今、自分が除霊されているということに気がついてはいるようだった。彼の中に巣くうなにものかが、除霊されまいと抵抗しているようにもみえ、また違うナニモノカは、はやく彼の体から出て光に帰りたいようでもあった。彼自身も、K女史にはやくカレラを外にだしてもらいたいという意識がだんだん強くなってきて、K女史に協力するような返事をするようになってきた。

もうこのへんまで数時間たっている。

なにしろ彼には5~6人のナニモノカが憑いているらしいので、除霊も簡単ではない。静かに座っている時の男の後ろに回って、女史は彼の頭を両手で柔らかくつつみ、何事かを念じているようにも祈っているようにも見えた。話しかけるような雰囲気ではないので、実際には女史が何をやっているのかは分からない。

時々男が「あ、出たがっている、はやく」と叫ぶので、女史も真剣に何事かを強く念じて始める(ような様子だ)。しかし何が起こっているのかは私には分からない。

ところで、私にはその日のうちにしなければならないことがあり、ずっとそばにいるわけにはいかない。かみさんも歯医者にいったり、子供を迎えに行ったり、でたり入ったりしている。時々座を外したりするわけだが、ある時、「やっと2人出て行ったようですよ」と女史が言った。え?出ていく瞬間って何がどうなるんだろう、と思ったが、何かが出て行った気配はその男にはわかるらしく、「いや~、ありがとうございます」なんてやけに明るく言っている
う~む、この調子で行くと彼は元気になるのかなと思ったが、どうしても出ていきたくないというナニモノカがまだ彼を支配しているらしい。時々前と同じ状態になる。オエッオエッと前かがみになって咳き込み、背中をおさえてイタイイタイと言い、しばらく沈黙したかと思うと、何事か怒鳴って大声をあげる。

そんなことの繰り返しでまた数時間

闘いに熱くなったか、彼は上半身裸になり、なにか叫ぶが、正気に戻った時の彼はなんとか自分からナニモノカを出したいという意欲がだんだん強くなってくるようだった。塩をまいてくれというので塩をまくが、それでは足らず、自分の体に塩をぶつけるように塗りたくりはじめた。

そういう態度をみせながらも、やはり相変わらずふさぎ込んで自身の過去をかたりはじめたり、何か後悔して泣いたり、かつて振られたらしき女性の悪口や懺悔やらちぐはぐなことを叫んだりして落ち着かない。

女史の言うにはどうも修行中だったラマ僧が憑いているようだと・・・。苦しそうな咳をさせたり、背中を痛くさせたり、物理的な痛みを伴う行為を自ら受け入れているのが、どうやら未熟なラマ僧のようだというのだった。で、そのラマ僧が出て行かない限り、他のナニモノカが全部出て行ってもダメでしょう、という結論だった。

しかし男は、既に他の霊の多くが光に帰って行ったことを実感しているようで、だんだんと正気の時間が長くなり、笑顔も見せるようになった。

朝7:00頃から、こういう状況で、すでに14:00を廻っていた。

女史も仕事があり、私も仕事がある。男も東京に帰らなければならない。この辺が潮時と、そろそろ帰ろう、と伝えた。彼なりにすっきりしたような部分もあるらしく、ありがとうございました、ご迷惑をかけました、と普通の青年の言葉が自然にかえってきた。

彼は頭から塩かぶったようになっていたので、帰る前に風呂に入っていくようにすすめた。
風呂に入っている間、女史は「なんとか普通にもどったようだけど、ラマ僧がいるかぎり、まだまだ出る。彼もラマ僧を受け入れちゃっているからどうしようもないわ」というのだった。
「人にはその人を守る守護霊というのがいるけど、憑依している霊を守護霊と勘違いして信じ、いいなりになっている例がすごく多いのよ」というのだった。まさに彼の場合がそうで、「なにかで自分が気が付かない限りダメね」と言って帰っていった。(いや~長時間お疲れ様でした、ありがとうございます)

風呂から出た彼はさっぱりとして、普通の人間として現れた。じゃ駅まで送っていこうと車にのせたが、まてよ「貴方は三分一湧水に行くと言ってたね、じゃ連れてくよ、それから駅にいけばいい」と言って、彼をすぐ近くの三分一湧水へ案内した。

橋を渡ってデイリーの角を曲がり「そこが三分一湧水だよ」と言うと現下に「違いますっ」とキッパリ言うのだった。「おや?また出たかな、ラマ僧が」と内心思ったが、だまって駐車場まで行き、降りて歩きはじめるとすぐに「あ、ここです」と言って、本来の三分一湧水の場所ではなく、小さな流れの一つをさして、どんどんその中に入っていくと、手で水をすくって飲み始めるのだった。もうほっておくしかないので、見ていたら、3杯ほど掬って飲み終わると、さっき風呂からでてきた時以上のスッキリ顔になって(おそらく今度こそ正気にかえって)「あれ、私、なんでこんなとこに」いるんだろう、何をしてるんだろう」とにっこり笑うのだった。

「いや、三分一湧水ってのは、もっと奥だよ、行こうか?」というと「いえ、もういいです。多分もう必要ありません」といって車に乗り込んだ。

いったい三分一湧水から流れ出た小さなせせらぎの水は彼に何をしたのだろうか。

小淵沢で見送った彼は、もうまるで普通の人だった。
「また来たい」という言葉が本当なら、是非また来てほしい。
その後のラマ僧がどうなったかを、私は知りたい。

除霊に一日かかってしまった。

こんなこと書いちゃっていいんだろうか? と思いながら書いちゃうワタクシ(^_^.) 書いても誰にも迷惑かからない話しなんですが、私自身に何かが起こるってことはないんだろうか?とちょっとビクビクしながら書いちゃいます(*^^)v
本日、我が家では朝7:00からさっき(14:30頃)まで、変なことが起きてました。いや、変なことを「起こしてました」の方が正確かな。
ことの起こりは昨晩急に現れたお客様。夕方電話がかかってきて、1泊させてくださいとおっしゃる一人の男性。折悪しく私もかみさんも外に出ていて、その時間から家に戻って夕食の支度をするのは無理。「夕食抜きにしてくださればOKですが」とお伝えしたら「それでもいいです」というお答え。 「ちなみに、仕事か何かでいらっしゃるのですか」とお聞きしたところ「いえ、三分一湧水に行きたくて」と、ちょっと面白いお返事がありました。もうその時点で私には何かピンとくるものがありました。長年のカンというヤツですかね^_^;

その男性(まだ30代中ごろといった感じだろうか)はコンビニ弁当をどこかで仕入れてきたらしく、20:00頃に現れて、おとなしく部屋に入り、昨晩は何事もなくすみました。 さて今朝、行きたいという三分一湧水は徒歩で5分もかからないのに何故か朝食時間はチョっと早めの7:00のご希望。せっかくの休日ならもっとゆっくりされればいいのに、と思いましたが、人さまざまですから、まぁ、普通に7:00に朝食を用意し、食べて頂きました。 それにしても男性が一人で急に来て、三分一湧水に行きたい、というのですから、何か深い(?)意味があるにちがいないと、朝食が終わるころ話しかけてみました。
「三分一湧水にどんな用事があるのですか?」
「はい、いやぁ、あの・・・」
「???」
「言っても信じてもらえないでしょうが・・・」
「何を?」
「三分一湧水の水の結晶は素晴らしいというので・・・」
「お~、その通りですよ♪」
という話の展開になりました。ご存知の方も多いと思いますが、三分一湧水は現在、下水道未完備の別荘地帯から流れ出る排水に汚染され、かなり大腸菌が入っているとされています。飲まない方が良いのですが、それとは別に、湧水の水そのものの性質は昔から現在まで不変とされ、大変「良い気を持った水」として知られているのです。信じるか信じないかは別として「江本勝」という人がいろいろな本に書いて紹介しています。その男性も江本さんの本を読んでいました。
ところで、その男性は秋田出身でオーストラリア在住。今回たまたま休暇で日本に帰ってきた、という状況です。そんな状況ではるばる山梨の三分一湧水に来たいというのですから、よほど何かあるんでしょうなぁと思って話を深めようとしたら、急に「あ、私手相もみれるんですよ」といって私の手を見始めました。この辺からだんだん様子があやしくなってきます。
手相を見るなり「お~、旦那さんはスバラシイ、イイヒトですね~」とおっしゃるヽ(^o^)丿 簡単に喜んでしまう私をしりめに「どんどんやりたいことをやっていくタイプです、いい手相ですね~」とさらにうれしいことをいう。「イイヒトのヤリタイコトというのはイイコトなのです」「ドンドンやって、どんどん人が集まってくるでしょう」「なんかこう大きな群れや集団を引き連れていくという感じが見えます」「そしてどこかの地に定住し、そこの長として皆をまとめていましたね、たとえばモーゼのように」
「ええ~っ、モーゼ!」
「いえ、たとえですから」
「あ、そ」
「昔からそういう人生を繰り返していたというような方ですね・・・。人だった以前は貴方は大きな黒いオオカミだったようです。その時代の旦那さんも大きな群れを率いて安全な地をさがし、仲間から信頼をあつめていました。ものすごい黒い大きなオオカミです。」「あ、奥さんはその時一緒にいましたね。金色の中っ位のかわいいオオカミです」「二人は愛で結ばれていましたね」
「・・・・・・」
なんだか話しが面白くなってきた・
「なんで、あなたはそんなコトが分かるの? 何かが見えるんですか?」
「いや、、あ!しゃべるな、と言っている!」
「どうしたの?」
「いや、私の後ろにいる人が大変嫉妬深く、いや、傷つきやすく・・・オエッオエッ」
と、このあたりから彼は急に咳き込んだり黙り込んだり固まって遠くをみたりし始めたのです。

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スピリチュアルダンス

先日我が家に泊まって下さった女性2名は「スピリチュアルダンス教室」に通っているというお二方。「それってどういうダンスなの?」と聞いたらさっそく踊ってみせてくれた。お二人とも思い思いの動きで一人は優雅に横動き、一人はアップテンポで縦動き。すぐにトランス状態気味になったようでした(^_^.) 「八ヶ岳には龍がいるんですよね」とか「あ、とまらない、すみません」などといって私にぶつかってきたり、夕食前の我が食堂はちょっと妖しい雰囲気に・・・
「宇宙のどこかのなにかと繋がっている」気配で、なにかブツブツ呟きながら気持ちよさそうに踊っている。そこにかみさんが登場。我がかみさんは「そら」という名前の龍を飼っているのです。お二人にそのことを説明すると「えっ、じゃ見せてください」というのでさっそくかみさんが「そら、おいで、でておいで。そらくん、来た?」とか呼び始めたらお二方はもう大変!「あ、きましたきました」などとかみさんより先に叫んでかみさんに抱き着いて離れないではありませんか(@_@;) 踊ったり抱き着いたり大変な騒ぎが30分以上続いたのです。
「なつかしい、あいたい」「あいたがっている」などと言って涙をながさんばかり。さかんに「あいたい」「あいたがっている」というので一体誰が誰に「あいたがっている」のかと聞くと、今日は来なかったがお二人の友人のもう一人の女性が、かみさんに会いたがっている、というのだった。どうやら龍によっていろいろな魂が繋がり始めたらしい雰囲気にかみさんも唖然。優雅に横移動をして踊っていた女性は一人で大興奮の渦に巻き込まれ、なんと「その女性はあなた(かみさん)の前世の子供でした」と口走るのであります。「その女性がもう一人のあなたの前世の子どもにあいたがっている」とまで口走り、何が何だかよくわからない雰囲気になってまいりました。

......と、ここまで書いて、あまりに書いていることが意味不明で荒唐無稽なのでわれながらあきれています。多分もう読者はとっくに別のページに移動してるだろうなあと思いつつ、トイレ休憩。この先を書くべきかどうか思案。の末、書いてみることにします。

要するに「かみさんに会いたがっている女性」は前世でかみさんの子供で、もう一人のその時のかみさんの子供だった人(兄弟)に会いたがっている、ということが分かりました。その「子」は今世に生きていて、かみさんの近くにいるはずだというのです。なんでそんなことがわかるのかチンプンカンプンですが、根掘り葉掘り尋ねていくと、意外や意外、そのもう一人の「子」だった人は私もかみさんもよ~~~く知っているNさん(男)である、という結論に達したのであります!?!? 

なんでそういうことになるのか全く分かりませんが、「その女性はNさんに会いたがっている」という摩訶不思議なことになったので、さっそく横移動のダンサーからその子に連絡をしてもらいました。かみさんはNさんに連絡。するとその場で「12月18日にあいましょう」ということが決まってしまったのであります、実にスルスルと実にトントン拍子に見知らぬ二人が合うことに決まってしまって私も唖然。ヽ(^o^)丿 いや~不思議な話だなあ。で、なんで12月18日かというとですね、ハハハ、婚活イベントがあるのですよ。その女性もNさんも似たような年齢でしかも独身♪ こりゃ、婚活プログラムで会うしかナイネ、と勝手に決めてしまったのですな(*^^)v。イヒヒ、グフフ。果たして当日お二人の運命やいかに。「運命のお二人」は自己紹介などする前に顔を見ただけで「あ、この人だッ!」とピンと来るのでありましょうか??

という思いがけない顛末でスピリチャルダンスな夜は更けていったのです。
いや~、意味不明な話ですみません。私にも何が何だかわからないのであります
が、
12月18日の婚活がより楽しみになった、ということだけは確かです。
みなさん、報告を楽しみにね~~♪