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流れ星と神様

本日コタツDE星見中、ある方が「冬って一晩中冬の星しか見えないと思ってました」とおっしゃった。なるほどなぁ、夜空にあまり関心が無いヒトの素直な感想ですね、これは夜空観望のキーワードとして覚えておくことにしました。
今晩はしぶんぎ座流星群というのがそろそろ見える頃なんですが、昨日満月だった月の明りがまぶしくて、ほとんど見えませんでした。「流れ星っていうけど星が流れるワケじゃないんですよね?」と自信なさそうにお聞きになるお客様に簡単に説明し「そしてそのほとんどは直径1mmにも満たない塵のようなものです」と言ったら、横で聞いていたお子さんが「じゃ、そのお塵様にお願い事してるんだ!」というので、大笑いになりました。これも既成概念にとらわれない素直なお子さんの発想として良いお言葉でした。覚えておくことにしました。確かになぁ、直径1mmにも満たない塵にむかって願い事をするなんて良く考えりゃ、アホらしいといえばアホらしいですね。それに1秒間程度の間に3回も願い事を唱えるなんてほとんど不可能です。だいいち発光して流れた瞬間お塵様は消えてなくなってしまう、その後一体誰が願い事をかなえてくれるというのでしょう?(~_~;)、と正月から神様の存在を疑うバチあたりな想いをめぐらしてしまいました。いかんいかん・・・。そういえばまだ初詣に行ってなかったなぁ。近くに神様なんか居そうも無い神社があるが、とりあえず願い事は何回でも唱えられるので、明日行ってみるか。
ところで神様って一体何をするのが役割なんだろうか? 人の願いをかなえるのが神様だったとしたら、たいした存在ではないような気がしますけど・・・。(願わなくてもかなえてくれなくちゃ^_^;)

冬至のドラマ

冬至の日、甲斐駒ケ岳山頂に落日が輝く
ダイヤモンド甲斐駒
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上空には四日の月
大泉金生遺跡から眺める空は この日少し華やぐ。
しかも今晩は「こぐま座流星群」極大の日。
縄文時代の方々も見ていたにちがいない天体のドラマ。

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甲斐駒に陽が落ち、月も地平に入った後出現するこぐま座流星群の星空に、
一体縄文人たちは何を祈っただろうか。

今日はコタツDE星見を実施。流星はよく出てくれた。
コタツに寝転んでいた女性が急にこんなことをおっしゃった。
「母が昨晩、ヘンなこと言い出したんです、“三日月だからお線香あげなきゃ”って・・・。
これってどういう意味だと思います?」
う~ん・・・。
きっとお母様は天体のドラマよりドラマチックな人生を送ってこられたのでしょう。

星見の裏側

お蔭様で「コタツDE星見」は大人気であります。
本日も好天に恵まれ、ただ今準備中
ちょっと見苦しいですが、こんな場所でやってます、ってトコをお見せします。
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場所は我家のすぐ前を流れる川の河原。
玄関前ですから延長コードで電源確保は簡単。
北側には八ヶ岳が聳えております。
この景色を眺めているだけでも楽しいデス。
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かなり空が広いことがお分かりかと思います。
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電気カーペットを敷いた上に電気コタツですからかなり温かく、
マイナス10度以下になる真冬でもOKです。
小さなコタツを2台縦に並べ、夜までフトンを上に上げておきます。
この上に青いビニールシートでカバーをかけてスタンバイ。
カバーをかけないと夜露が降りてきてフトンがビショビショになってしまいます。
人数が多いときは我家裏の原っぱにコタツを出します。
こっちの方が空はもっと広いのであります。
地平線から上がってきた星が地平線に沈んで行くまで全部見えます。
2001年のしし座流星群のときはここにコタツ6台がならび、難民キャンプのようでした
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原っぱの正面は真東です。寝ながら星や月があがってくるのが見えるのは壮観です。
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白い浮遊物体は妖しいモノではありません
レンズについてしまった水滴です。

コタツDE星見は何も我家の専売特許ではありませんので
皆さんもおやりになってみては如何でしょう。
地理的場所的条件に恵まれてないとダメですが
(近所迷惑や、車に轢かれそうな場所、又は
お巡りさんに怒られそうな場所だとマズイですが)、
是非挑戦してみてください。
きっと今までと違った「星見」ができると思います。
星空の下に何時間でもラクチンでいられます。
冬の晴天率が日本一で空の広い八ヶ岳の皆さんがおやりになったら
「八ヶ岳名物」になるんだがなあと思います。

ところで、
先日星の専門家から
「シリウスの出」は七色に光りながら出てくる
という不思議なオコトバを頂戴しました!?
え?どういうこと??
月や惑星を除いて全天の夜空で一番明るく輝くシリウスは
地平線から昇って来る時からして何か「スター星」にふさわしい出方をするのだろうか・・。
今度確認して、報告いたします。
また楽しみが一つ増えちゃったなぁ♪

今日もコタツDE

今日は我家でコタツ。
ヘッドライトをつけて差し入れのおでん(!)を食べてます。
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20:45くらいの開始だったかな?最初曇っていたが、
10分もしないうちに雲の隙間が大きく開いて、まずまずの星が出現してくれた。
八ヶ岳の上空が少しピンクっぽかったが、あれは一体なんだったのだろう。
時々今日の様な「ぼんやりした赤っぽい光りが八ヶ岳上空に現れる。
まさかオーロラではないよね^_^;

藤原定家がオーロラをみたと明月記の中で書いたそうです
「・・・白光赤光相交奇而尚可奇 可恐々々」
  (白光赤光相交う 奇にしてなお奇とすべし 恐るべし、恐るべし
これは京都で見たオーロラの記録として間違いないそうで
そうとう貴重だということです。

また江戸時代の新潟の資料には
「北方赤きこと如火 其中に白蛇顕れ南北になびくこと五十余筋」と記されています。

古い資料を持ち出すまでもないんですが
日本でも肉眼でみられないことはない、ということが分かります。

八ヶ岳の赤き光りは、まぁだいたいサンメドウズの夜間照明のことが多いので
ちょっとガッカリなんだけど・・・。

コタツDE星見INベルガ

白州の名水公園「べるが」で来週コタツDE星見イベントが行われます。
本日はその予行練習(?)というわけで、数人でコタツDE星見を実施。いや~、しらなかったなあ、べるががこんなに広くて奥が深くていろんなコトが楽しめる公園だったなんて。この間は「忍者ごっこ」のイベントを大勢でやったっていうし、野外コンサートやフリマができるちょっと雰囲気のある広場はあるし、こりゃ大人の遊び場としても使えるゾッ! スタッフが「桟敷」と呼んでいる舞台なんか最高だ。
で、今日はその桟敷の前の広場にコタツがセットされていた。暗くてなにも見えませんが、この奥に映画のセットのような桟敷(というが、ありゃ楼閣といった方がいいね)があるのです。妙な空間です。
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周りを背の高い木々に囲まれているから見上げる空は広くないが、その分明りも入ってこないので、条件は悪くない。はじまったとたん、北側に聳える木々の間を縫って火球が尾を引いて流れ、パーンと音でも発したかのように分裂して消えた。消える寸前の爆発光が一瞬自動車のヘッドライトのようにあたりを明るく照らし出し、一同びっくり&感激。いや~、だからやめられないね♪おうし座流星群の影響かもしれない。
来週のべるがの本番はしし座流星群の極大日も近く、沢山の流れ星に出会えるかもしれません、期待大です。
★べるがの催しについては0551-35-4411にお尋ねください。
エッと、確か日時は11/14(土) 16:30~22:00です。

コタツDE星見は会場や主催者が違えばそれぞれの味がでます。北杜市で星を見るスタイルとして定番にしてもらいたいものだと思っています。主催者側としてやってみると分かりますが、「星オタク」でない方々の「星の見方」として最適です。なにしろ寒い空の下でも、長時間快適な条件で居られるのですから。星や夜空ふぁんの底辺拡大に多いに寄与するだろうと思っています。(ホントに星の好きな方はコタツなんかに入りません^_^;)

モンゴルの草原といえば・・・

若者3人組と星を見た。
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3人組はお互いに知り合ってまだ2ヶ月であるというが随分息が合っている。
ツアーでモンゴルに行った時に知り合ったのだという。それが2ヶ月前。
15人くらいのツアーだったが、全員が一人参加だったというのであります!
そのツアーは馬で旅をし、ゲルで寝泊りするというもので、しかもなんと参加者の
ほぼ全員が乗馬は初めてというのだから現地添乗員の苦労たるやいかばかりか
と思いきや、乗馬の練習など無いも同然で、止め方も分からぬまま馬に一人で乗せられ地平線の彼方まで一人で自由に走らせて来い、というスパルタ方式、と申しますか放任主義と申しますか・・・、だったそうで。最初の2日間は体中が痛くて、偶然参加者の中に居合わせた針師に全員針を打ってもらいながら泣きの涙で過ごしたが、3日目には全員ギャロップで自由に乗りこなせるようになったと申しますからいやはや、モンゴルとはたいしたもんだ。
おそらくその時の苦労が参加者の絆を生み、このように知り合ってまだ2ケ月だというのに20年来の同窓生のようにくったくなく付き合えているのでしょう、実にうらやまし限り。
ところで、我々の年齢から言わせていただければ、「モンゴルに馬に乗りに行く」といえば当然「おっ、ジンギスカンは義経だった説を検証しに?」と思うじゃありませんか。
私などは昔から義経は絶対モンゴルに渡ってジンギス汗になったと信じていて、機会があれば自ら甲冑をかぶり馬を駆らせてモンゴルの覇者の跡を追ってみたいものだと夢を見ていました。いまだに見ています。
で、彼女たちにその話を聞かせると「エッ?何で義経が肉になってしまうんですか?」というトンチンカンな返事?? 逆に「エッ?なんで肉なの?」と聞くと「ジンギスカンって肉じゃないんですか?」とギャフンなお答え(>_<) あ、あのですね・・・。言葉が詰まってなんもいえません。ようやく「ジンギスカン料理のことじゃなくてサ、モンゴルの覇者ジンギス汗って知らない?」といえば「そういえば聞いたことあるかも」だって(T_T)
「あ、あのさ、じゃ、なんでモンゴルに馬に乗りに行ったの?」と聞けば、まあ三人夫々に理由はあるのだが、「馬関係」で共通の思いがあるのは「スーホの白い馬」だというのです。年配の方はご存知ないかも知れませんが「スーホの白い馬」というのはモンゴルに伝わる哀しくも美しい民話で、いつのころからか日本の学校の国語の教科書に載るようになっっていたのです。(私の娘の教科書にも載っていました、二人の娘が良く朗読をしていたのを覚えています)
それで、いつかモンゴルで白い馬に乗ってみたいなあ、というのが三人の共通した思いであるといえばそうだというので、ふ~ん、世の中変わったなあと私は思ったのでした。
しかしモンゴルを旅してきたのに「ジンギスカン」と聞いて「肉料理」と連想するとはいやはや天国でジンギス汗も冷や汗をかいているかも。彼女には「トンチン汗」の称号をあげましょう。
さて、肝心の星ですが、今晩の星は最高。ジャコビニ流星群の影響もあってジャンジャン流れ星が流れ、皆「オ~ッ」だの「ウヒャ~」だの言いっ放し。オーバーでなく、今晩は久々に流れ星をたっぷり堪能できた夜でした。モンゴルで怖いくらいの夜空を見上げてきた3人組も、今晩の八ヶ岳の夜空には大満足で、延々4時間に渡るコタツDE星見は、最後まで盛り上がったのでした。
お、そうだ、3人組の一人が、なんと「なかさんのカヤックに去年乗りました」というではありませんか♪ いやあNAK OUT DOORSもなかなか世間に知れ渡ってまいりましたなあ、今年の冬はスノーシューに挑戦してくれるというし、めでたしめでたしデス。