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新月DE星見

今日は新月。星を見るならこういう日。バッチリ晴れた夜空には、教科書のような冬の星座が♪ 18名分のコタツ席を用意するのは大変デス。
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久々のコタツ五連。18席の用意はなんとかクリアしましたが、問題は電源。全ての電源を入れると我が家のヒューズが飛んでしまうので、あれこれ考えたあげく、2枚の電気カーペットON,2台のコタツONにしてこれを交互に配置。3台の電源OFFコタツ内には「湯たんぽ」を2台ずつ入れる、ということでやってみました。幸い今晩は寒くない日でしたので、これでOK。皆さんも予想外の暖かさに大喜び。
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愛知からはるばるコタツにあたりにきてくれた独身善男善女は、大いに楽しんでくれました♪ 寒くないのに切れのあるシーイングという晩は珍しい。盛り上がっているうちに気がつけばオリオンが西に傾き、焼酎は3本空っぽ。用意した缶ビールもほぼ飲みつくしたあたりで、明日も早いのでお開きにしましょう、という声があがった。グッドタイミングとはこのことで、それからすぐに雲が出てきて、だんだんと星も消えていきました。
今晩は新月にて月のない晩。だからだろうか若者が18名もいる割には「落ち着いた宴会」となっていて、皆さんの「気」は穏やか。「穏やかだけど盛り上がっている」というのは大変よい雰囲気だ。やっぱり「新月」の威力というのはありそうですね。
月と星を巡る「夜空のガイドブック」というのをヤマイクさんのところで作ってもらおうかな。よくある「星座物語」のような本ではなく・・・。
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「コタツDE星見」DE考える

今晩もコタツを家の前の川沿いの土手に出して星を見る。私と同年代と思われるお客様たちは大いに喜んでくださった。私もうれしい。だってダジャレが通じる!(^^)! 同じ時代を生きた方々とは聴いてきた音楽も、見てきた社会的事件も、経てきた体験もだいたい同じなので、何気ないたとえ話やハナ歌やちょっとした会話のやりとりの中に、相通ずる言葉や音を発見することがある。「会話」には飛躍も発展も脱線も展開もあるが、「相通ずる言葉」の存在が、会話を自在にしてくれる。ハハハ、コタツDE星をみながらそんなことに私は感激をしているのですよ、ご同輩。若者たちと見る星も美しいが、同年代と見る星も楽しい。
2時間ゴロンとしてくしゃみが一つ。流れ星も一つだったが、あっというまの時間だった。

唐突ですが谷川俊太郎の「20億年の孤独」

人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする
火星人は小さな球の上で
何をしているか 僕は知らない
(或はネリリし、キルルし、ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ
万有引力とは
引き合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨らんでゆく
それ故みんなは不安である
20億光年の孤独に
僕は思はずくしゃみをした。

谷川俊太郎19歳のときの作品だというから私は仰天してしまう。宇宙をみて孤独を感じてしまうところが思春期らしくてういういしいですが、それにしても天才は19歳の時から天才だったのですね~。

ここでいうところの「20億光年」とは、俊太郎が生まれた頃に信じられていた宇宙の年齢です。現在は「137億光年」ということになっているので、詩的にはちょっとゴロが悪いかな。

ところで、私には「スノーシューの楽しみ」も「星を見上げる楽しみ」も同じようなところがあると感じています。私にとってはどちらも「命を感じる」楽しみなのです。スノーシューは零下何度という雪の上を歩くのですから、どこにも「命」なんてありえない世界だと思われそうですが、実は冬の森の奥に、雪の上に、或は雪の下に、多くの命が躍動しているのです。キツネ、シカ、カモシカ、ウサギ、リス、ネズミ、鳥たち、テン、時には熊も・・・といった動物たちが雪の上に、木々の幹に命の痕跡を残して懸命に命を繋いでいます。その姿を見つけることはまれですが、いたるところに残された痕跡を見つけると思わず「がんばれよ」と声をかけたくなります。みなさん、冬の雪の森は命に溢れているのですよ。
一方、宇宙にも私は「命」が溢れていると感じています。私たちの銀河には1000億の恒星が光り、1000億の惑星が存在していると、現代の天文学は言っています。最近のNASAも、慎重ながら「生命」の存在の可能性に言及しはじめています。星を見上げながら、どこかの星の惑星の住人がコタツに寝転んで地球の方向をぼんやり眺めているかもしれない、と考えることはとても楽しいひと時です。広い宇宙の中のどこか、どこか知らない惑星の住人が、自分たちの痕跡を宇宙のどこかに向かって発信し続けている、と信じると、コタツDE酒がすすみます(^_^)v いつかこの目で彼らを発見してやりたいものだ、同志よがんばれ、発信し続けろ、とエールを送っているのです。

贅沢な夜

今日はみずがき湖ビジターセンター併設の「ラジウム星人天文台」台長の小沢さんにお越しいただき、本格的な「星空観察会」
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とおもいきや、説明もそこそこに「コタツDE鍋会」に(^_^)v。
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贅沢な夜だったなぁ・・・♪

粋にも程がある

これ、ドー思う?
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「雪中炬燵DE観望図」であります。

いや、しかし、寒くなく、不思議な時間と空間。心地よいひと時。こんな天候であるにも関わらず 何故かオリオンのあたりは常に雲がなく、「都会で見るよりはっきりと」見えていた。ホントに不思議だなぁ。誰かペテルギウス出身のヒトでもいたのだろうか、オリオン星人が何かを訴えていたのだろうか。

コタツDE星見をしていると・・・

正月早々コタツDE星見2連チャン♪
皆さん予想以上の暖かさに喜んでくれます。
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本日は「地元で天文愛好会に入ってます」という男性がいて心強い。
20:30から外に出て23:30までの3時間たっぷりと星の気を浴びたのですが
私は用事で途中で抜けました。
これが実に残念無念な結果と成りました、というのは
なんとなんと「UFOらしき光る物体」を見たというのです!!!
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ギャ~、損した(T_T) 私も見たかったああああ!!
黄色く不規則に点滅し、肉眼で数センチしか動かず、そのうちどこかにヒョイと消えて行った、という状況は、どことなく先日初日の出見学の時に私が目撃したのと同じではありませんか・・・。
しかも目撃者が天文愛好家で年中夜空を見上げている方だから「空に起こる出来事」には強く、飛行機やなにかと間違えることはないと考えられます。一緒に奥様も目撃したという点も心強い。
いや~、実に残念、その場にいたかったのですが、正月からUFOづいていて、今年こそ何かが起きそうな予感が♪ って何が起きれば楽しいんだろう??

昴を見上げる

「昴を見たことがありません」という方と、本日はコタツDE星見。なるほどなぁ~、東京の方は昴なんて見る機会などないかもしれない。クリスマスイルミネーションはきれいですけどね、東京には夜空がない、と智恵子は言う、って何のこっちゃ(~_~;)。お客様はワーゲンの「かぶと虫」に対して「てんとう虫」と呼ばれて親しまれ、日本最初の「大衆車」としての評価も高いスバル360関連の会社にお勤めです。名車中の名車です。私も乗っていた時期がありました。そこで恩返し。夕方からどんより曇りだした空に向って私の「飼い竜・クロ」を放って空の雲を追い払う仕事を開始。なんとか今日はスバルをお見せしたいのです。といっても私は「働けよクロ!」と命令しただけで、後は日本酒を飲みながらフィギアスケートを観賞(*^^)v。
すると20:00頃には星も月も何も見えなかった重い夜空が動き出し、21:00頃にはなんと星が輝きはじめたのです。クロが頑張ったのか奇跡が起きたのか、私の念が通じたのか、ともかく21:30には大快晴となりました。スケートで日本人は金メダルをとれなかったが、クロは金メダルだ♪。初めての仕事をこなしたクロに乾杯。とまぁ、わけのわからないことはともかく、さっそくコタツを出して皆でゴロ寝。オリオンの三ツ星から昴を導く方法をお伝えすると、初めのうちは「どれですか?」と見つけられなかったのが、すぐに発見。双眼鏡をお渡しすると大喜び大感激のご様子でした。よかったよかった。 
しかし、話は飛ぶが、最近の若者の車離れは深刻だそうで、車関連の会社に入社しながら、「車に興味ありません」「免許取りません」という若者が多いのだそうな!? 先輩社員が老婆心ながら「デートなんかどうするの」と聞けば「電車とバスでどこでも行けます」と答えてアッケラカンとしているそうな・・・。まぁいいか、未来は車社会じゃないほうが。でもなんですね、車はもたなくてもいいけど、車関連の会社にお勤めならスバルやらカペラやらジェミニ、アルフアードなど星関連の車名の由来をチラっと知っておいて、彼女に話したりするともてたりするかも??
なんて話をしながら夜空を仰げば、今日はふたご座流星群を明後日に控えて、その前兆か、流れ星の多いこと多いこと♪ あっちで「ひゃ~」こっちで「お~ッ」。最高の夜となりました。
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