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夏休み終盤戦に突入

お盆が終わりましたが土日。ここをしのいでちょっと休憩をとらせてもらい、夏休みの残り10日間のお客様をお待ちします。いつも思いますが「あっというまだなあ」。今年もまた沢山の楽しい思い出や出来事がありました。
ペンションを現在のこの地と決めて開業した時に「将来必ずこうなるだろうなあ、きっとああなるだろうなあ」と思いを巡らしていたことが次々にそうなってくれているので、今年もまた良い夏となっているのであります♪ といってもそれは他人からみればほんの小さなことだったり、とるに足らないことだったりする「私の個人的な小さな願い」にすぎません。何か大きなことをやり遂げたというようなことではないので、ここに書くには恥ずかしいのであります^_^;
が、ひとつだけ書かせてください。それは「娘たちに田舎をプレゼントできた」ということです。帰省してきた娘がしみじみと「ここはいいよね~」というのです。「田舎に帰って来たって実感あるよね~」というのです。これこそ私がこの地にペンションを開業した時に「将来娘たちに絶対そう言わせよう」と誓った言葉なのです♪
「田舎」という言葉には「実家」という意味と自然環境的な「田舎」という意味がありますが、娘たちにとってココはその二つを兼ねた本当に心安ぐ「田舎」なのです。
私は神奈川県の藤沢が実家です。父の実家は横浜です。母の実家は千葉です。いずれも都会、といいますか、郊外の住宅地、といいますか、まあそんな立地で、自然環境的な「田舎」ではありませんでした。それはそれで特段の不満もなかったのですが、心の底ではなんとなく「田舎に帰る」「帰省する」「故郷の山河」というようなイメージにあこがれる青年として成長してまいりました^_^; で、私が大人になったら子供たちには「田舎」や「故郷の山河」をプレゼントしようと思っていたのです。しかし一つの危惧は、子供たちが「こんな田舎イヤだ」と言いだすことでした。何故か田舎の子供たちは都会に憧れるというじゃありませんか。
が、それを打破するのは簡単だと思いました。「育て方」一つだろう、両親が心からその地を愛し、その地を楽しんで生活していれば、間違いなく子供たちに思いは伝わる、と信じてやってきました。それが20数年たった今実現して子供たちに喜ばれているのですから、私としては、親としては、これに勝る喜びはありません。

私自身の思い出を辿れば、子供の頃父や母に連れられて山に登ったり山小屋に泊まったり、そこで出会った山小屋のオヤジさんだったり、すれ違った登山者のおじさんおばさんたちの「ボク、元気だねえ」の何気ない一言だったりが、私の人生の方向を決めてくれたことは間違いありません。大雑把にまとめると「山はいいなあ、自然はいいなあ、田舎はいいなあ、大人ってすばらしいなあ」という感想です。今年の夏、田舎にあるわが家に泊まってくれた子供たちの何人かが、私の宿や私の言葉で、人生をある方向に進めて行ってくれたとしたら、(いい迷惑かもしれませんが)私はとっても嬉しいのです。その思いで後10日間ほどの夏休みのお客様を迎えます(*^^)v
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みなさん、ありがとうございました。楽しかったですね。

良い一日でした。
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朝もすっきり
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八ケ岳を背景に・・・
したつもり(^_^.)
映ってないなぁ。
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気を取り直して
昨日の‘現場’を背景に一枚。
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なでしこジャパンおめでと~♪

チデジ対策

画面左下に「あと16日」なんていやみったらしく表示されるので、ついに根負けしてチデジのテレビに替えました。なんでこんな無駄なことやらせるのかまったく理解に苦しみます。我が家は山梨県の山奥に位置し、周囲の家々では東京のチャンネルがまったく入らないという環境の中、なぜか(わずかな地形の関係か)、すべての東京のチャンネルが入るというラッキーな場所に位置していたのです。が、チデジに替えるとそれらは入らなくなり、NHKの2つと、山梨県のローカル局2つ、合計4つのチャンネルしかみられなくなるということになるのです。それって退化でしょ。前進ではないですよね。あきらかな後退です。こんなことが何故国をあげて行われるのか、ちっともわかりません。ま、ほかにいろいろ利点もあり理屈もあるのは知っていますが、そんなことはどーでもよいので、見られていたチャンネルが見られなくなる、ということの方が我が家にとっては最も不可思議で理不尽な関心事です。
それに、まだ使えるこのテレビの山
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とりあえず7台交換したが、まだあと5台ある(-_-;)
これドースンの、もったいない・・・。ワンガリ・マータイさんに怒られちゃいます。今、一家に最低でも2~3台はテレビがあり、ホテル旅館などでは客室毎にあるから、ひょっとしたら日本の人口と同じくらいの数のテレビが処分され、購入されたことになるのかもしれない。1億2千万台!? 半分としても6千万台。6千万台が処分され、購入される。これは「もったいない」ことじゃないのだろうか。「資源の無駄使い」じゃないのだろうか。この先にそれらの無駄を補ってあまりある「良いこと」が待っているのだろうか?? 
それに処分の行く先も気になるなあ。北朝鮮あたりに高く売りつけてるんじゃないだろうなっ。
で、我家にくることになった新品の7台
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庶民にこんな無駄使いさせてドースンの、!!
近頃リサイクル、リユースなどとあまり言わなくなったのは国策か?

画面の質がよくなったところで番組の質が変わらないのでは、見るに値しませんよ。
なんか踊らされてるな~と思いつつ、客室の分だけは交換しました。

しかし、こういう「あるシステムを全とっかえ」するコトを国ができるなら、もっとやっていただきたいコトが他にも沢山ある。その筆頭がエネルギーのシステム。いきなり全ての原発をとめなくてもいいが、ゆるやかに自然エネルギーに交換していき、近い将来には全てを自然エネルギーでまかなう、ということをどうして国をあげて検討・追求していかないのだろうか。まだ使える原発を廃止しても、誰も「モッタイナイ」とは言いません。研究すれば使える自然エネルギーがあるはずなのに研究して使おうとしないのを「モッタイナイ」と言うのです。

BB宣言

唐突ではございますが、我がペンションはしばらくの間BBペンションとしてやっていきます。BBとはブリジット・バルドーではなく(誰かついて来てくれる^_^;?)、ベッド&ブレックファーストの意であります。つまり夕食は作れませんがあしからず、という宣言なのでありますm(__)m 申し訳ありませんがかみさん不在の現在、私の力不足で、夕食までとても手が廻りません(というより、もともと作れません)。ので、当分の間「素泊まりの宿¥5.250」又は「朝食付きの宿¥6.300」としてやっていきます。
夕食は、時にはお客様と一緒に外に食べに出かけたり、コンビニ弁当でも買ってきてもらって(つまみ系)食堂で飲んで食べて、ということもしてます。「それでもイイヨ」とお考えの方は歓迎です。夕食の持込は自由ですから楽しくやりましょう。東北のお酒飲み放題です

素泊まり(も)大歓迎♪

え~、何度も申し上げておりますように、我家はペンションです(^_^;) 何度も書いておりますように、我が日記はあまりペンションに直接関係のあるような日記は書いておりません。というのは書きたくてもお客様が少なくてなにも書くことがないからです(T_T) で、今年はそれにオイウチをかけるような状況が発生しております。それは現在も続いております。
それはデスネ、「素泊まりのお客様大量発生中」ということ。試みに昨日までの30泊分を数えてみたら、20泊分が素泊まりで他は2食付か1食付。ちなみに明日からの予約済み30泊分を数えてみると、18泊分が素泊まりで、他が2食付か1食付。
夏休み期間中も概ねこれに近い割合でした。これは私にとっては大変うれしいことで、やっと皆さんペンションの使い方を学んできたなぁシメシメと喜んでおるのでございます♪ ペンションに限らず「宿」というものはその名の通り「宿」なのであって、つまり「泊まる所」以外の何者でもありません。利用する側は、そこをどのように利用してもよい訳ですが、なんだか今まで「ペンション」という「宿」は「観光で利用」しないといけないんじゃないか、という「暗黙の誤解」があったような気がするのです。

我家の素泊まりの方々は・・・
冠婚葬祭に参列するために泊まる、仕事の現場が近いから泊まる、友人の別荘に遊びに来たが人数が多すぎてハミダシた分がペンションに泊まる、親戚が来たが事情があって宿泊させられないのでペンションを紹介、子供が合宿で近くに泊まっているが、内緒で近くのペンション(我家のコト)に泊まって応援にいきます、という親。明日大事な競技会があるが、倶楽部指定の宿だと大部屋なので自分だけペンションにという選手。バイクで仙台から静岡に帰る途中だが疲れたのでココラで1泊。ただただ静かに本を読みたいので、と本を大量に持ってきて(夕食は食べるが)徹夜で読書し朝食は抜いて昼まで寝てるヒト、などなど、人が宿に宿泊する理由は千差万別。10人に聞くと10人の宿泊理由が全部違います。
「観光に来て朝晩2食べて」という従来のお客様なら、観光的アドバイスの話もできるし、2食とも食堂でお会いするのでその他色々な話をする時間もたっぷりとれます。従ってこの日記に書くネタもたっぷり、となるわけですが、「素泊まり」というと、お客様と会話する時間もあまりなく、日記のネタも得られない、ということになります。ので、我が日記はますますペンションネタから遠ざかるのではあります。が、体力的には私はずいぶんとラクチンなので、「素泊まり」のお客様はホントに大歓迎なのです。朝食くらい付けてもよいですが、夕食もつけてしかも満室だ、なんていう日にゃ、夫婦とも死んでおります。「満室でも2食付のお客様と素泊まりのお客様が半々だといいね」なんて勝手なことを夫婦で語らっております。贅沢な言い分であります。
これをお読みの、これから我家に泊まってみようか、というお客様、我家は当然2食付き歓迎であります誤解のなきよう。そして夕食だけ付けるというのも歓迎、朝食だけ付けるというのも歓迎、そして「素泊まり」大歓迎、ようするにお客様はすべて歓迎なのであります、ご心配なく♪。ただですね、今まではお客様側の方で「ペンションに泊まって食事を付けないのは悪いかしら」とお考えになる方があまりにも多すぎたので、「そんなことは全くありません」と書かせていただいたのであります。

後半戦

■時々(というか、ほとんど毎回)ブログ日記を書くと、日時設定を前日か前々日に修正してUPしてます。その日あったことをその日にUPできないことが多いからです。が、ブログとツイッターを連動させると、前々日のことなのに8分前につぶやいたことになっていたりして、なんかヘン(~_~;) ま、そんなこと誰も気にしてないのでドーデモいいことなんですけど。

■お盆も終わって超繁忙期が過ぎ、我がペンションはダラダラと少人数のお客様でゆる~く営業中。夏って体は忙しいけど色々なお客様と色々な話ができるので心の充電にはなりますね。なにせ短い繁忙期以外、ほとんど私は「自分自身の考えたコト」「自分自身でできるコト」「自分の好きなコト」にしか頭を使っていませんが、お客様相手だと「自分の知らなかったコト」や「自分ではできないコト」や「自分のキライなコト」などにも頭を使わないといけないので、頭と心の使う部位がいつもと違うような感じがして新鮮です。それが日常になってしまうと会社勤めのヒトにようになってしまうので、「ホンの一時期」そういう状態になる、というのが私にはとても良いのです(*^^)v

■さて、後半戦は今のところ「失敗」に終わっている今年の夏の作戦「浴衣サービス」を再度アピールして軌道修正してみようか、と考えております。我家では今年、ある条件の時「宿泊者に浴衣サービス」というのを試みたんですが、今までそれは2回だけに終わっています。というのは、やってみて分かったんですが一人では浴衣を着れないという方が多く、お客様の方から浴衣を遠慮されるというケースが多いこと。それよりなにより、浴衣は1回着ると洗濯とアイロンが大変だぁ、ということが分かってしまいました(T_T) こりゃ、夏の繁忙期にやってられません、ということで、白状しますと、積極的にアピールしなかったのであります・・・。しかしやっぱり浴衣は夏のもの。ちょっとヒマになってアイロンぐらいかける時間がでてきた夏の後半戦に、なにかしかけてみようかなぁと思うのであります。