戒厳令か・・・。

カテゴリー: 観光

本日「清里開拓の道」を数人で歩いた。午後からだったので線路から下の「安池興男の道」だけを辿った。約4キロを90分ほどかけてゆっくりウオーキング。コースは「牧場通り〜相の原萌木の村〜駅前通り」と現代の清里観光の中心ともいうべきコースだが、同時に開拓の足跡の残るコースでもあり、新旧の清里を同時に味わうことのできる「深味のある」コースとしてお薦めだ。
11月の平日の午後とは言え、人っ子一人通っていなかった。確かに今日は本格的な冬将軍の到来を思わせる寒さが身にしみた日だったが、それにしても歩いている人のいない観光地ほど寂しいものはない。まるで戒厳令でも出ているかのようだった。冬枯れの景色のなか、静かすぎる道を歩いていると誰かが「この世の中に私達だけが生き残っているのかもしれませんね」なんて冗談を言う。一同深く頷いた。時折地元の軽トラックが通り過ぎていくので、あ、他にも誰か生きていたんだと元気になる。寂しいなあという心で景色を見るからか、いつもより余計に清里のゴーストタウン的な所が目に入ってしまう。それは火事で焼けただれたままになっている建物や、オーナー不在から既に10年以上はたっていそうな無人の建物。それらのなんと多いことか。まさに「廃墟」という言葉がふさわしい。強制的に撤去するわけにはいかないのだろうが、今日のように他に見るべきもののない季節には、それら「廃墟達」が俄然自己主張を始めだして、清里の印象を支配する。そうすると清里はもはや「シャッター通り」を通り越して「廃墟」同然の町となってしまうのだった。歩きながら「清里とは一体どういう町ですか」と素朴な質問をされたので「高原の牧場と・・・」と言いかけて詰まった。
歴史ある町なら「門前町」「城下町」「宿場町」「港町」「屋敷町」「問屋街」など呼び方もある。歴史がなくとも「坂の町」「ファッション発信地」「文教都市」「ラーメンの美味い町」「島崎藤村の出身地」などなど、表現方法は町の数だけあるだろう。
で、「清里は・・・」となるのだが、かろうじて「高原の牧場のある避暑地です」と答えたが、夏なら納得の答えも今日はむなしい。「高原の牧場のある避暑地」というイメージは30年前のアンアン、ノンノの時となんら変らない、つまり進歩が無い。
「避暑地」という立地的な条件と「高原と牧場」という自然条件の豊かさに甘えて「避暑地でどうやって過ごしていただくか」というホスピタリティに想いが及ばなかったのだ。今頃になって「長期滞在客」獲得のアレコレを模索し始めているが、避暑地イコール長期滞在ではなかったのか。
幸い今日一緒に歩いた方々は歩いていれば幸せな方々ばかりだったので、清里がどんな「町」であれ「歩いて楽しい道」があればいいのだった。その意味で「朝日が丘」のあたりの気の配りようはなかなか好評だった。人がいなくても「温かみの感じられる気配」が感じられる。この「気配」は車で通りすぎたのでは伝わらない。
「八ケ岳班」が小さな渓流沿いに作ったポケットパークも歩く人への配慮を感じさせてなかなか良い。
「歩く文化」は「接待の文化」を生む。清里中が楽しく歩けるエリアになれば木枯らしの中も温かく歩けるだろうにと感じた半日だった。

中山道を歩く

カテゴリー: ウオーキング

シリーズ「中山道を歩く・第四回目」
順不同で中山道の「おいしいとこ取り歩き」をやってます。
今回は望月宿から長久保宿約12キロ。
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バスで行く「中山道」まるで大人の遠足です。
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御牧で有名なこの地は駒の里。
御牧とは官営の馬牧場で、朝廷に献上する馬を養う。決められた満月の日に馬を京へ送り出すことから「望月の里」と呼ばれたそうな。なかなかロマンチックな物語も残る。
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しかし我らのウオークはどんなロマンチックな物語よりもまず酒ありき。間の宿茂田井に残る白壁の土塀も鮮やかな「大澤酒蔵」に立寄って「秘蔵四段絞り」をグイグイと飲む。もはや「試飲」とは言いがたく「飲み放題」という感じ。あるじもどんどん試飲用の酒を出してくれる。我らは飲みつつちゃんと土産に購入する。するとまた試飲用を出してくれる。阿吽の呼吸。いや〜、満喫満喫
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ウオーキングの報告なのに歩いている写真が1枚もない。
上は昼食に予約しておいた「そばや店内の風景」
ここでの注文はなかなか傑作だったが詳細は割愛。
飲んで食べて、やっぱり「カロリー摂取なウオーク」となったのだった。
歩くたびに脂肪がついてくる我らのウオーキングは、だから長続きしている

サンセット&ムーンライト

カテゴリー: スノーシューイング

先日北八ケ岳にサンセットとムーンライトを浴びに出かけた。
ここはとある尾根。正面に中央アルプスが広がっている
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一面に広がるすすきが原は宮沢賢治の「茨海小学校」跡地はこんな具合かと想像力をかきたてた。夕日は今落ちたばかり。空は刻々とグラディーションに染まり始める。
皆の見つめている先をズームアップしてみると
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紅蓮に燃える御嶽山。いいですね〜・・・。
とっぷりと暮れた山で次は月を楽しむために
少し移動する。
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道中、はやくも月が煌々と林の中を照らしだしはじめ
なにやら急にあたりが物語りめいた。
足音が聞こえそうだ。
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展望の開けた場所に出た。
夜景を包む満月のひかり。
写真はどれも満月の光だけで撮ったものだが、目が慣れてくると実際にも周囲は明るく、山道なのに懐中電灯がいらないくらいだ。
サンセットライトで鎮められた気が、月光浴で少し高揚させられる。
古老は「朝日には感謝をし夕日には祈りを捧げよ」というが月の光にはどうしたらいいのだろうか。
オオカミにならぬよう気を鎮めながら高揚感を味わう不思議な時間。
この不思議な体験をこの冬、皆様にスノーシューで体験していただこうと思っているのです。
今日はコースの下見でした。
すすきの原が一面の雪原となればまた雰囲気はガラっと一変し、まるで青白く透き通った湖底を歩いている感じとなります。
真冬の満月に照らし出される雪原を歩く。
なかなかの神秘体験です。
スノーシュー体験はまもなくコチラのページで詳細をお知らせします
お楽しみに。
なを、これらの写真を撮ってくれた「ふじけん」のHPはこちら。
ムーンライトツアー満載のHPが既に出来上がっています。
また、シーカヤックでお世話になったウインドスターの冬版HP
完成しています。こちらはスノーシューの色々な遊び方満載です。

あとは
雪が降るのを待つのみ♪

10周年記念行事

カテゴリー: 未分類

八ケ岳歩こう会が再来年で丸10年となる。だいぶ前から様々な記念事業をやろうやろうと言っていたが、本日やっとそのうちの一つのプロジェクトが正式に発足した。その名も「甲州街道完全踏破プロジェクト」。来年の1月に日本橋から歩き始めて毎月1度の予定。全15回のウオーキングは再来年の5月に諏訪に到着して大団円を迎えるという段取りだ。今日は行程の検討と担当者割り振りなど。大いに盛り上がった会議となった。私の担当は参加者に押すスタンプとスタンプ帖の作成。それと、全行程15回のうち最終回が私の担当となった。最終回は特別に諏訪に1泊して踏破記念の祝宴をはろうという訳なのデス。で、何故か私の担当となった、ということはということですね皆様、ハイよく分かりました♪。ご期待に応えたいと思います。楽しい完歩の宴にいたしませう。
小さな目標を持つということは楽しいですねえ。
ちなみにプロジェクトリーダーの風路さんは会議後すばやくブログをたちあげた。いやあチカラ入ってマス

タンプレとティーン

カテゴリー: 娘らに

中一の娘を学校に迎えに行くと、車に乗り込むなり「今日、タンプレを一杯もらっちゃって、ウヒヒ♪」と喜んでいる。「ん? タンプレって?」と思ったが、今日は彼女の誕生日だったのですぐに推測が出来た。「あのな〜、そんなもん略すな、っちゅうの」
13歳となり「今日からティーンだ」というので「今まではブーンだったからね」と言った。「ブーンってなあに」と聞いてきたから「イレブン、トゥエルブだからブ〜ンだ」と言ったらすぐに理解したようで「ギャハハ、いい、ソレ」とひっくり返って笑った。よしよし、なかなか良いリアクションである、さすが我が娘。しかも笑いながら「お母さんはティだ」と切り替えしてきた。お、それもイイじゃないか。
という訳で、我家は今日からティーンが二人、ティが二人となったのだった。

この寒いのに

カテゴリー: カヤック

今シーズンの(多分)ラストパドリング。
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風もなく、寒くない一日ではありましたが
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湖面にはうっすらと氷もはっておりました
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こんなことして遊んでますが、
晩秋なのか初冬なのかよく分からない日でもありました
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ここは間もなく湖面が凍結し、穴釣りが楽しめる場所に変貌します。
シナノユキマスが釣れるとか。凍ったらまた来ようかなぁ・・・。

貰い物には・・・。

カテゴリー: 世の中の出来事

一昨日近所のヒトが鹿肉を持ってきてくれた。
どこでどういう具合に手に入れた鹿肉だか知らないが
そのヒトも誰かに貰ったのだそうだ。
マグロのサクのような形で持ってきてくれたので
薄くスライスして刺身にして食べるには具合がよかった。
生姜醤油で食べたが、なかなか旨かった。
娘も旨い旨いと沢山食べた。
持ってきてくれたヒトにもその場で食べて帰ってもらった。
お客様にも出した。
遅くなって我家に来た友人にも振舞った。
皆、沢山食べた。
で、翌朝。
私は大変な下痢に見舞われた。
頭も少し痛い。
間違いなく昨日の鹿肉だ。
一日中タイヘンだった。
ところが、どうも他の方々は大丈夫なようだった。
何故か私だけがタイヘンだった。
なので、これはきっとタタリじゃ・・と思ったのでアリマス。
今年の1月の夜、私は富士見あたりの鉢巻道路を車で走っていて、鹿に激突した。大勢のスノーシューのお客様を乗せて走っていたところだった。正面衝突した鹿がフロントガラスの前で脚を上に向けて半転したのが見えた。私はテッキリ鹿を轢き殺したと思ったが、後ろの席に座っていたヒトが、「森の奥へ歩いていったわよ」と言ったので少し安心した。しかしあのスピードで激突したのだから間違いなく骨を折っているはずだ。もしかすると骨盤が砕けて致命傷になっているかもしれない、可愛そうなコトをしたなあとずっと思っていた。
その鹿かその鹿の子供の肉が回りまわって我が屋にやってきて、復習を果たしたのかもね、とかみさんが言った・・・。あのね〜
そういえばかみさんは二切れ食べたところで「なんだか気分悪い」といって食べるのをやめた。何かピンと感ずるところがあったのだろうか・・・。だったら私にも言え〜っ
「今年は鹿で始まって鹿で終わったね」とかみさんが言ったが、そういえば今年の夏、これも近所に住む友人がひょっこり現われて「多賀さん、鹿の角いらない?」といって、対の鹿の角を置いていったのだった。しばらく家に飾っておいたが感ずるところあって、欲しいというお客様に差し上げた。
で、一昨日の鹿肉・・・。何故か今年は我家に鹿が来る年だった。

そうだ・・・、今年はあるところから大きな木の根っこを利用して彫った大黒様を貰ったのだ。誰が彫ったかわからないが、あるヒトが貰って「貰ったものなんだけどこれ多賀さんにあげる」と簡単にいうのだった。私もそれならと簡単に貰ってきてしまった。つい数日前そのヒトから「もう一つあるからそれも持って行って」と電話があった。それはやはり木の根っこを使って彫った「恵比寿様」。「大黒様がいなくなって恵比寿様も寂しそうだから」というのだが、そういうものを簡単に貰ってよいのだろうか???

登壇の仕方

カテゴリー: どうでもいいこと

先日あるシンポジウムに参加してきた。シンポジウム自体は大変有意義だったので別の機会に報告をしましょう。
今日は、その中で見た「どうでもいいこと」かもしれない情景について考察してみたい。それは演壇にあがる方々の仕草。司会者に指名されて演壇にあがる方々はまず自分が座っていた場所で立ち上がり、司会者に一礼。次に主催者側に向かって一礼して歩き出し、演壇の前まで来て、お客様の方に向かって一礼。最後に誰もいない演壇の方に向かって一礼したあと、やっと演壇に上がり、あらためて客席に礼をするのである。まったくまどろっこしいったらありゃしない。特に誰もいない演壇に向かって一礼するところがまさに日本的だ、きっとそこには神がおわしますのであろう・・・。場合によっては演壇の上あたりに日本国旗やら大会のシンボル旗やらが掲げられているが、それらに対して一礼しているのだ。演説が終わった後も全くその逆をいちいち行ない、四方に頭を下げつつ席に戻る。何故か見ていてちっとも気持ちの良いものではない。あの行為を「お〜素晴らしい」と見ているヒトはいるのだろうか?
冠婚葬祭のような儀式的な集会であれば儀礼で臨むのも理解できるが、シンポジウムという形で一つのテーマを掲げ、それについて討論し実現していこうという現実的な集会でそんな「儀礼」を重んじられては先行きが危ぶまれるし、だいたい時間の無駄である。
アメリカ人が演説する時に四方に気を配りながら登壇するヒトを見たことが無いが、最後に必ず「サンキュー」と言って終わる。それで全てに感謝し礼を示していることになるようだ。実に簡潔かつ理想的。日本でもそういかないものか。大切なのは儀礼より「演説の中身」なのだ。

かみさんのこと

カテゴリー: 家族

この日記ではあまり出てこないかみさんのことをたまには題材にしましょう。
・先日用があってかみさんは東京に出かけ銀座を歩いていた。とつぜん見知らぬオバサンから声をかけられた。「失礼ですが、貴方は何か嬉しいことがありましたか? すごいオーラが出ています。きっと貴方の人生で今が一番最高の時ですよ」と言うのだった。へんな宗教の押し付けや勧誘でもなく、ただそう言ってオバサンはどこかに行ってしまった。まぁ現在特に大きな悩みも特別な問題も抱えていないので、「すごいオーラが出ている」といわれたことは嬉しかったが「今が人生で一番最高の時です」と言われたのには納得がいかなかった。私も納得がイキマセン。この程度で「一番最高」だと言われては夫婦共々困るのでアリマス・・・。
・数日前かみさんはポインセチアにしようかシクラメンにしようかさんざん悩んだ末シクラメンを買ってきた。そしたら今日のお客様がお土産にポインセチアを持ってきてくれた。これって何か意味があるのよね、と無理やりスピリチュアルに走って喜ぶかみさんであった。

9年毎に水を汲みに来るお客様

カテゴリー: ちょっと不思議系

私の留守に1本の宿泊予約電話が入った。「9年前に一人で泊まったものです」という内容だった。私はすぐに「その方は水を汲みにきた方だ」とピンと来た。私がそう言ったら電話を受けたかみさんも「あ、そうかもしれない」と頷いた。
その方は9年ごとに八ケ岳に来られる方で、もう80歳近い。9年毎に八ケ岳に来ては水を汲んで帰られる。なぜ9年毎かというと「九星」の考え方に由来する。「九星」とは五黄土星や一白水星といった暦上の信心のこと。3×3の定位盤というものがあり、9年に1度盤の中心に自分の星が回座する。その年に自分の恵方である方角から「水」を汲んでくると人生に良いという信仰(?)がある(らしい)。
その方は何十年も前から八ケ岳の三分一湧水にお水汲みに来ていたが、たまたま9年前に我家を見つけて泊まり、大変快適だったので今年、9年ぶりに御予約下さったということだった。
この信心そのものは何ら奇異ではなく、不思議な話でもない。我家にはそういうことで泊まりにくる方が他に2名ほどいらっしゃる。しかしその方が最初に我家に来られた9年前からさらに遡ること数年前のある夜、突然当館に来られた一人の老婆の行動は相当奇異だった。
その方はタクシーを飛ばして22:00過ぎに到着した。朝突然電話予約が入り「今晩泊まらせてください」というお客様だった。随分遅い到着なのですぐお休みになるのかと思いきや、「懐中電灯とビニール袋とスコップを貸してください」というじゃありませんか!? もう真夜中ですよ。「タクシーを待たせてあるので、すぐにでかけなくちゃ」とおっしゃる。玄関先には先ほどのタクシーがまだ待機していた。
「遅くなるかもしれないのでもう寝てて結構です」とまでおっしゃる。老婆のあまりの迫力に、なぜスコップやビニール袋を?こんな時間にどこへ何しに?と思ったが尋ねるスキもあらず、老婆はタクシーに再び乗り込むや風のように闇の中に消えていったのでした。
まんじりともせず、眠られもせずあれこれ考えてみる・・・。深夜2時ごろタクシーの止まる音が聞こえ、老婆は無事に帰ってきた。なんだか「お帰りなさい」と出迎えるのがはばかられる雰囲気だった。
翌朝、朝食の時に思い切って聞いてみるとホホとワラって「土を採りに行ってきたのです」とこともなげにおっしゃる。「土を採りに?」「またなんでそんなことを?」と聞くと九星について教えてくれた。自分は今年この場所の土を掘って採取し、持ち帰らなければならないこと、その時間は指定されており自分の自由な時間に採ってはならないこと、その時その行為を誰にも見られてはいけないこと、などなど、それは私が初めて聞くような話ばかりだった。
その土をどうするのかと聞くと、庭に撒いたり植木鉢に入れたりするそうで、それはあんまり奇異ではなかった・・・。
良く聞けば私にも理解できる信心からくる行為だったので安心した。が、驚いたのはタクシーの運転手だった。
実はお客様が帰られた日の午後、そのタクシーの運転手が我家に来た。「ペアハットさん、大丈夫ですか、何か変ったことありませんか」というのだった。「なに?」と聞くと「いや、昨日のお客さん、なんかヘンじゃなかった?」と不安顔。何があったの?とワザと知らん振りして聞くと「いや〜怖かったのなんの」と語り始めた。「だってあんな時間にスコップとブニール袋と懐中電灯を持って、山の中に行くんですよ」「昼間に下見していたらしくあっち曲がれこっち行けと、どんどん山の奥に入っていくんですよ」「幾つもお墓のそばを通りすぎて、あるカーブの前で止まれというんです。目の前にお墓があって、奥は林が続いていて・・・」「そこで待っててくれといわれて、お婆さんを降ろしましたが、ライトの中にビニール袋とスコップを持ったお婆さんがよろよろ浮かび上がって、不意に角を曲がって消えて行くんですよ! なんですかあれは!!いやあ怖かった。しばらく待っていたら向こうから懐中電灯の明かりがチラチラ見え初めて、お婆さんが髪振り乱して帰ってきたんですが、手にぶら下げたビニール袋は何が入っているのかズッシリと重そうで、スコップは汚れているし、いや〜もう生きた心地しなかったです・・・。何も聞かずにお送りしましたが、あれからどうしました?」と物凄く怖そうにしゃべった。
アハハ、私はもう知っているので怖くなかったが、そうでしょうそうでしょう。怖かっただろうなあ。きっとタクシー仲間では話題になっているに違いない。私はあえて真相を語らず、タクシー伝説の一つとして広まることを期待した。
その話は伝説にならなかったようだが、現在も、土や水を採りに来る信心はさかんに行なわれていて、特に三分一湧水に行くと年中それらしき人を見かける。
昨晩泊まってくださった女性に件の「深夜に土を掘る老婆」の話をしたら笑って「そうね、水じゃなくて土の人もいるのよ。土は大変なのよ、いろいろ決まりが難しくて。他人に見られちゃダメだとか、土も表面じゃなくて、少し掘った土じゃなきゃダメだとか・・」
「私もね、水をもう何十年もやってますが、それによって私の人生がよくなったかといわれると、計れないしね・・・」「もう私も又9年後に来たってどうしようもない年だから、これからは水に関係なくまた遊びにくるわ」としみじみ語ってくださった。
それにしてもその方は9年前に我家にきた時のことを鮮明に覚えていらして、どこに立って何を話したか、食堂でのお互いの立ち位置や会話内容まで覚えているのにビックリした。「ご主人はそのときよりいくらかふっくらされましたね、良い歳のとり方をされているなぁと感じます」とおっしゃってくれたのは嬉しかった。「奥さんは相変わらず健康そうで」とおっしゃったのには笑ったが、なかなか的確なコメントだった。

今日もスピリチュアル 後編

カテゴリー: ちょっと不思議系

期待させといてすみません。
その方が今週末も来てくださることになったので、
その時まとめて続編を書こうと思っています。
しばらくお待ち下さい。

・・・せっかくなので少しだけ書いておきます。
14年飼っていた愛犬がガンになり、何をしてあげていいか分からなくなっていた時、人から「馬とハナシができる」という女性を紹介されたそうな。半信半疑でしたが、そういうときはワラをも摑む思いでしたから、ともかくその方にあって、ワンちゃんに合わせてみると、すぐに今までの自分と愛犬の関係を理解された。自分は何も喋っていないのに、きっとシュール(愛犬名)がその方に喋ったんだわ、と納得できたそうです。馬とハナシができる方は犬とも話が出来たのです!?。
言われたように夜は一緒にベッドで体をさすってあげながらいろいろワンちゃんに話しかけながら寝ていたら、それから1ヵ月後、ワンちゃんは静かに息を引き取った。「私にはシュールが喜びながら光になって空に駆け上がっていったことが確信できたので、悲しみは少しですみました」とおっしゃるのです・・・。

ところで、その女性は7年前から乗馬をやっていました。馬と話ができるという方も20年近く馬に乗っていて今では乗馬の先生だそうです。同じ趣味だったのです。で、すぐにその方と親しくなり、今ではその方に乗馬を教わっていますが、本当に先生は馬と話ができるのです!と何度も強調された・・・。

さて一方、彼女には彼氏がいて、いわゆるソウルメイトなのだそうですが、ここに書いてはマズイ内容が含まれているかもしれないので、次回彼女が来たら聞いてからそのことは書くことにします。

ここまで書いても「何でペアハットに彼女が理由無く泊まりたいと思ったか」の回答にはなっていませんね。私にもわかりませんでした。
が、彼女は、ワンちゃんのことやら彼氏のことやらを誰かと話したくて仕方がなかったのです。ところが普通「馬のハナシが分かるヒトの話」や「ソウルメイト」についての話など、誰もしませんよね、まあ少なくとも昼間から喋る内容じゃありません。当たり前です。
誰にも話す機会がないまま、なんとなく引っ張られるようにたどり着いたペアハットの館内に1歩足を踏み入れてみたら「あ、ここなら話せる」と何故か思ってしまったそうなのですね。不思議ですね〜皆さん。
あ、我家を知らない方にお断りしておきますが、決して我家の玄関に水晶が置いてあるとか香が焚き込めてあるとか、何かそういう感じのするペンション、というのではありません。ズボラなオヤジが館内をとっ散らかしたまま遊びにでかけてしまうという、およそスピリチュアルな空気と縁の無い空間です。
それが彼女にとっては「浄化された空間」を感じ取ってしまうほど、何かがピッタシ合ったのです。時々そういうお客様が現われるので、私もなんだか最近はそう言われても違和感を感じなくなりました。だって私自身住んでいてとても気持ちがいいですから(もっともそれは「八ケ岳」のおかげであって「当館内部」の問題じゃない、と思っているんですけど・・・)。

翌朝その方は「これ、読み終えてしまったので、よかったら」と1冊の本をテーブルに置いて帰られた。経営学の教授が説く「生きがい論」だが何故か全編「生まれ変わり」について書かれているという、ちょっと不思議な本だった。

今回はここまでにします。

古墳の形の謎に迫る!

カテゴリー: 歴史

長野県望月というところに出かけた。郷土資料館があったので入ってみた。そこで見た「縄文時代の住居跡」というのを見て、すぐにピンと来るものがあった。正式には「柄鏡形敷石住居跡」という難しい名前がついている住居跡だ。丸鏡に柄がついているような形で、床に敷石があることからこんな名前がついた。百聞は一見に如かず。その写真をちょっと見ていただきましょう。
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群馬や山梨など関東一円で発見されているらしい。
こんな図面もあります
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ね、確かに柄のついた鏡の形をしていますでしょ。
木組みで壁と屋根をつくり茅で葺いて住んでいたそうです。
柄にあたる部分が出入り口(玄関)だったと考えられています。
中は敷石があり、囲炉裏があり、なかなかの文化生活♪
良い生活をしていたんだなあと眺めていたが突然あ、そうかとひらめきました。皆さんもきっと同じコトを感じたと思いますが、これって古墳の形に似ていませんか?
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これは前方後円墳
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これは前方後方墳。
ウィキで調べたら、少なくとも前方後円墳は日本独自の古墳の形らしい。そして古墳そのものの起源は分かっていないということだ。もちろん死者を葬る場所であることは分かっているが、なぜこのような形になったのかは、まだ調べがついていないそうだ・・。
ホントだろうか。だってこの住居跡を見れば一目瞭然じゃありませんか??
墓は死者の住むところ。だったら現世で住んでいた住居と同じような形の所に葬るのが自然です。
どうみたってこの柄鏡敷石住居の形をそのまま古墳に利用したとしか思えませんが??
資料館のヒトにその説を述べたら「ああ〜、なるほど・・。そうおっしゃったのは貴方が初めてです」と言ってくれたが、なんだかそれきりで、あまり関心がないようだった
ところで古墳を良く見ると「前方後円墳」となっていて、つまり「円」が後ろで「方」が前なのです。前方後方墳も、柄のようになっている「方」が前なのです。知ってましたか?前方後円墳とはいうものの、漠然と「円の方が前」と感じていませんでしたか? 私は学生時代ずっとそう信じていました。
ではどうして柄の方が前かというと、推測ですが、縄文時代の住居では、そこが出入り口(玄関)だったから、と思うのです。
古墳の形の謎に少し迫ったゾ、と一人合点して資料館を出ても興奮冷めやらず。あれこれ思案しながら歩いて、傘を忘れて取りに戻ったのは、小雨の中を20分ほど歩いた後だった。資料館のヒトに笑われた。

今日もスピリチュアル

カテゴリー: ちょっと不思議系

夕方PCに向かっていたら風が吹いてドアが開いた。
立て付けの悪いドアなのでそういうことがたまにある。
かまわずPCを続けていたらなにやら人の気配。
振り向いたのと「あの〜」という声が聴こえたのは同時だった。
そこには一人のうら若き女性が立っていて
「今晩一晩泊めてくださいませんか」とまるで昔話の様な展開。
「どうぞどうぞ」と返事をしながら頭の仲はフル回転。
-鶴かキツネか、道に迷った旅人か-
「私一人なんですが・・・」
「お一人でも全然かまいません、大歓迎です」
と返答したあたりから「このヒトは人間である」と分かって一安心。
「でも、もうこの時間だから夕食は出せないんですよ、申し訳ないんですが」
と丁寧に夕食はお断りした。もう17:00を廻って、とっくに夕食の準備は始まってしまっている。
「ええ、ちょっとこれから買い物をして、夕食を食べてきて、それからチェックインします」ということで、お客様もそのへんの事情は理解されているようだった。
美味しい食堂(地然屋)を推薦して、チェックインを待った。
20時過ぎ女性は帰ってきた。部屋にご案内。
しばらくしてその女性が食堂に来られたので、ワインなどすすめて色々会話が始まった。
そもそもなんでフラリと来られ、我家を選んでくれたのか。
それが彼女にも分からないというのです!?。
小淵沢に用があって来て、泊まるところは友人の家の予定だった。
今日、その友人は留守だということは知っていたが、カギも持っているので許可を得て、一人で泊まる予定だった。が、なにげなくフラリと車を走らせてブラブラしているうちに我家前に入り込んでしまったというのです。
玄関をあけて「あの〜」と話しかけ、「ご主人と話している間に、なんとなく泊めてくださいと言っちゃったんです」なんて言うのですよ不思議なヒトですねえ。
「だって空気がきれいだったんです」とおっしゃるではありませんか。
「そうなんです、ここ八ケ岳南麓という所はですね」とウンチクを語ろうとしたら
「いいえ、それもそうなんですが、ペアハットの館内の空気がすごくきれいで」とすごいことをおしゃっるじゃありませんか。あのね〜、それって皮肉?最近あんまり熱心に掃除してないんですけど
ところが全然皮肉などではなくさらに「空気が浄化されいるのを感じます」なんてことまでおっしゃるのです!
「おっ、このヒトもスピリチュアル系か」と感じつつ、それならそういうハナシをしようと話題転換、色々語り始めたら、私が話したことの全てが彼女の今持っているものや、彼女の友人の話や、身の回りの出来事などと符号して、彼女はビックリ。私もビックリ。
「何で今日私が泊まろうと思ったのか、なんだか分かるような気がしました」なんておっしゃって、今度は彼女自身のお話をいろいろ話しだした。-前編おしまい-

お目汚し

カテゴリー: 重要会議

ゾ、ゾ、ゾンビか、キョンシーか、みんな悩んで・・・
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しかし一体なにをやってるんだろうか
って、コレ我家でのヒトコマです。昼まっからなにやら怪しいゾ
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お、次はシュプレヒコールか、懐かしいなぁ
安保反対、官憲カエレ、ああインタナショナ〜ル〜
ってコレも違うようだ・・・。
しかしなあ、まちがってもコレが「武田節」の練習だなんて
とても書けまセン。
実はですね、来週他県の歩こう会と合同ウォークをすることになってるのですが、その折の懇親会で武田節を披露しようとなったわけでして、急遽練習している図なのですね、コレガ・・・
まいいか、今日はもう寝ます。

エコツアーにトライアル

カテゴリー: 風景街道

「エコツーリズム」という言葉が流行っています。いや、言葉が流行っているというより、「エコツアー」そのものが流行ってきています。「エコツアー」の「エコ」とは、私は最初エコノミーのエコだと思いましたが、エコロジーのエコなのですね。昨日の日記に書いた「マクロビオテック」同様、言葉としては私の嫌いな種類に入ります。どうしてもっと心に響く日本語として定着させないのだろうか。いきなり「エコツアー」と言われてもね・・・。あることを定着させるには、そのことに関心の無い人をも振り向かせるパワーが無いといけないと思いますが、「エコツアー」だの「マクロビ」だのと言ったって、すでに知っている人以外、あまり関心をむけられないでしょう。この言葉自体にはまるでパワーが感じられません。「エラそうでややこしい言葉だなぁ」というのが私の素直な感想です。「エコ」は「エコロジーのエコ」だと言われたって、そう簡単に「ああそうなのか」と理解できません。
じゃ、どういう日本語ならいいのかと言われてもすぐには思いつかないので、これ以上悪口(?)を書くのは止めておきます。
しかしその「言葉」はともかく、その「内容」は私の大いに関心のあるところとなりました。特に「エコツアー」というのは、私達歩こう会がいつもやっていることに大変近いので、割と簡単に理解が進みました。ここに環境省の指針にそって作られたエコツーリズムの考え方があります。興味のある方は読んでください。
読みました?はっきり言って何のことだかわからないでしょ ウィキで調べてみてもやや皮肉っぽい説明となっています。
そーなんです。まだ日本での取り組みは始まったばかり。「エコツアーを一言で人に伝える」ということは困難です。暗中模索の段階なので、それぞれの団体がそれぞれの理解で展開している、といった状況(のように私には思えるの)です。なので、かえって安心して、じゃ私達の団体(八ヶ岳南麓風景街道の会)もエコツアーなるものをやってみよう、と実施したのが昨日の「大泉の古民家探検エコツアー」です。
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集合場所で担当ガイドが今日のスケジュールについて説明しています。エコツーリズムの対極にあるのがマスツーリズムです。環境に与える負荷と、ガイドの説明を肉声で聴ける範囲を考えてみれば、エコツアーの1回の参加者は15名くらいが適当だろうと思われます。今日は11名でした。
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見た目も美しい古民家の集落を廻って歩き、ガイドはその歴史や現況、保存や再生の方法まで語ります。
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実際の生活の場でもありますから、中まで踏み込んで見せていただくという訳にはいきません。しかし、古民家調査そのものはもう7年くらい前からやっているので親しくなったオバチャンやオジイサンなども多く、そういう人の住む家はある程度見させていただけます。詳しい報告記は別のHP(八ヶ岳南麓風景街道の会)にUPしますが、結論だけここに書きますと、結局エコツアーは「ガイドの養成」に尽きるなあという感想でした。皆さんも添乗員の良し悪しで旅の印象がまるで変ったというご経験がおありでしょう。「少人数&ガイド付き」というのがエコツアーの原則ですから、ガイドでそのツアーの評価が決まると言って過言ではありません。料理と同じで素材がいくら良くても料理人の腕が悪いと食べられません。
しかし逆に考えれば、幸い八ケ岳は素材には恵まれているので、ガイドさえ育てば、日本一のエコツアーエリアになるうるだろうとも感じました。今日はトライアルでエコツアーなるものを実施してみましたが、これをもとにいろいろ話し合い、来年は八ケ岳から「エコツアー」を発信していこうと考えています、お楽しみに。そして何かアドバイスがあれば私達に教えてください。
一緒に楽しいエコツアーを。

フライング2

カテゴリー: 八ヶ岳ライフ

フライングついでに明後日募集開始するクリスマスとれいんについてちょっと報告しちゃいましょう♪
「JR小海線の車両を借り切って遊ぶクリスマス」は今年でもう8回目。毎年少しずつ内容を変えて楽しんできましたが、今年は小海線に世界で初めて導入されたハイブリッド車を貸し切りることが出来ました。したがってこれは「世界初のハイブリッド貸し切りイベント」というワケです。
行く先は小諸の「きのこの森 ふわり家」。これは小諸の名旅館「常盤館」の姉妹店で、小諸の奥座敷と呼ばれ、知る人ぞ知る味処。
まずは常盤館に到着。すぐにケーブルカーに乗ります
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館内のロビーからケーブルに乗るのです。行く先は、なんとお風呂♪
「雲の助」と名付けられた展望露天風呂は野趣満天。
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常盤館のHPからもらった写真ですが、ど〜〜です♪、今すぐにでも入りたいでしょっ!
ガハハ、私は昨日下見がてらお邪魔して、入ってきましたよん
で、次はクリスマスパーティーの行なわれる「きのこの森」へ。
小諸駅、常盤館、きのこの森、それぞれへの移動は、常盤館がバスを出してくれます。
ラクチンラクチン。
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到着、きのこの森。もしかしたら見覚えがある人もいるのではないでしょうか? ここは2年前(だったかな?)「サイクリングとれいん」の折、休憩所として使用させていただいたところ。100キロコースを選択した方々には懐かしいかと思います。
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昨日試食させていただいたのはキノコを七輪で焼きながら食べる贅沢なメニュー。キノコってこうやって1種類1種類味わって食べると味の違いがちゃんと分かるんですね。いつもはあまりキノコに食指の動かない私が、大興奮のうちに美味しく楽しく食べてしまったのでした。こりゃ最高。皆にもお薦めしたいが、そろそろキノコは終盤戦。クリスマスとれいんの日は「鍋料理」が中心になりますのであしからず。
12月15日(土)12:30 JR小淵沢駅に集合してスタートする「クリスマスとれいん」、参加費は¥8000です。是非貴方もご参加を!!明後日の詳細発表前に、ここでも募集しちゃいますので、参加希望の方は連絡を。
おまちしていま〜〜す。
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これはオマケの写真。昨年のイベントの折
車内に現われた「中年中女合唱隊」です。
このほかにもいろいろサプライズがあります。
おっ楽しみに〜イッ

ちょっとフライング

カテゴリー: 八ヶ岳ライフ

某企業のお手伝いで、クリーンウオークの企画を社員の方と一緒に担当させていただいている。クリーンウオークのショートコースを4つ作るのがなかなか楽しい。先日も担当の方と下見ウオークをしてきました。テーマは「ただ単にゴミを拾うのではなく」。
「クリーンウオーク」って一体なんだろう? ゴミだけ拾っていればいいのですか? 美しい風景を拾い出すのかな? こんなことで地球はきれいになるのだろうか? 自分の心のゴミを拾うのかも?などなど、ちょっと哲学めいた問答を自分自身で行なってもらうように仕向け、何かを気付いてもらおうという、欲張りな企画なのですよ。「アニマルトラッキング」ならぬ「ゴミトラッキング」という方法論を考え出しましたが、まあそれは成功したら詳しく書きましょう。
なぜそんな回りくどいクリーンウオークをするかと言えば(本音を書けば)、最近八ヶ岳は大変きれいになってきたからなのです。つまりゴミがない! 落ちているゴミはかなり減ってきています。ゴミがないのでは「クリーンウオーク」にならないのです。
もちろん産業廃棄物の不法投棄は車の通らない林道沿いの谷底に相変わらず見かけるし、車窓から缶などが放り投げられて吹き溜まっている場所も多い。が、それでも少し前の状況から比べればかなりの改善がなされていると確かに思えるのです。これは地域の方々の不断の努力と最近の行政の力が大きいと感じているところです。
あ、今日はゴミの話を書くつもりはなかった。ハナシの続きは又の機会に。で、今日の「ちょっとフライング」(^^;;)は、その企業が最近始めたレストランのことだ。マクロビオティックなる料理を出すという。こんな横文字は見ただけでもイヤだという人も多いかと思います。私もそうでした。しかし、食べてみたら「悪くないかも」と意識が変ったのです(少しだけネ)。で、仲間で発行している「八ヶ岳通信」という無料メルマガの次号に記事を書いたのですよ。明後日発行されます。いや別に無料で食べさせてくれたから書こうというのではアリマセヌ。日頃関心のない「マクロビ」なる料理にちょっと目からウロコ状態にしてくれたことに敬意を表してですね、率直な感想を書こうと思ったのですよ。
で、今日の日記は、その記事をここに転載してしまって、皆さんに読んでいただこうというのでありまス。マクロビなる食事について詳しい方のご意見などがあれば嬉しいなあと思っています。
マクロビに興味のない方は、ここでお帰りください。例によって「長く」なりますm(__)m
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■美味紹介
  〜マクロビオティックに挑戦〜
・今月の美味紹介は近頃よく耳にする「マクロビオティック」の食事。
健康志向の強い八ヶ岳人の間でしばしば話題に上っています。
そもそもマクロビオティックってなあに?という疑問から出発してみました。
 ウィキによると、これはマクロ+ビオティックの合成語で、古代ギリシャ
語が語源だそうだ。意味するところは「健康による長寿」とか「偉大なる
生命」となるようで、特に調理法の名前や限定された素材を意味する
ものではないらしい。「日本古来の玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを
副食とすることを基本とし、独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを
考える食事法である」と続いているので、これは日本発の理論だと理解でき
ました。さらに調べると、その発祥は第二次大戦前後、提唱者は「桜沢如一」
という反戦平和活動家であると分かりました。なるほど「憲法や平和」について
一家言ある方の多い八ヶ岳ならではの「マクロビ」の広がり方だなあと、何故か
納得したのです。ちなみに「玄米菜食」「自然食」「マクロビ」等とも紹介され、
コレを実践している人のことはマクロビアンと呼ばれるそうです。
桜沢如一は欧米に渡ってこの思想を唱え普及して、人気を博したそうです。近年
になってマドンナやトム・クルーズらが愛好家として雑誌に紹介される等して
逆輸入され、国内での注目度が急に高くなったという経緯のようです。
・以上の内容は筆者がネット上に書かれてあったものを紹介しただけのことで、
もしかしたら事実や現実と違うのかもしれません。
もし「正しい情報」をお持ちの方は、ヤツネットにメールを下さい。
又、読者の中で、八ヶ岳で急激に増えているマクロビのレストランを順次紹介
して欲しいという声があればそれもメールを下さい。
筆者も「八ヶ岳とマクロビ、合うかもしれない」と思っている一人です。
今月号ではそんなレストランの一つ「ルラシュ」を紹介いたします。
・筆者の食べたのはランチ時でも予約が必要な¥1800のルラシュプレート。
運ばれてきた瞬間その「目に鮮やかな彩り」に感激した。「玄米菜食」という
イメージは茶色っぽく、見た目に配慮されていない食べ物だと勝手に解釈
していた頭がガツンと打ちのめされた。
シェフが出てきて説明してくれたが、マクロビに関心のないお客様にも美味しく
食べていただけるよう細心の注意と最大の工夫をしているという言葉通りの
「見た目」と「味」と「量」だった。ランチで¥1800は毎日という訳にはいかないが、
一度は食べてみる価値あるものだと推薦できます。もちろん予約の必要のない
「焼き野菜の玄米ベジカレー」「天然酵母のピタパン テンペサンド」等があるので、
気軽に利用して下さい。
・店名/ルラシュ
・場所/小淵沢町10195-2 ルラシュ癒しの杜
・電話/0551-36-8200
・営業時間/11:30〜14:00 17:30〜20:00(夜は予約)
・写真入りHPはコチラです

秋ふかし

カテゴリー: 八ヶ岳ライフ

良い秋が続いとりますねぇ♪ 程よく色づいた空と木々を我家前から1枚撮ってみましたゾ。
しみじみと幸せだなぁ。こんな風景の中に住んでいていいんだろうか♪
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今日は久々に外に出る用事の無い日曜日。のんびりと家の用事を片付けようと思ったが、こんな日に家にいるのはもったいない。幸い子ども達はいない 久々にかみさんと出かけようではないか。といってもランチを食べに近所に出かけるだけ。
で、でかけた先は、つい最近ランチを始めた同じペンション仲間のところ。「ニョッキ」だの「キッシュ」だのといったこの付近ではあまりお目にかかれないメニューなので気分が変わっていいじゃありませんか。なんだかこういう気候に合うような気もするし。ワインなんかも合いそうな青い空だなぁ・・・。
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で、これがその写真、って、あのね〜 いや、偶然知人も食べにきていたので楽しく話ながら食べているうちに、ついうっかり写真を忘れて、気がついたらこうなってたというワケでして・・・
これじゃあんまり申し訳ないのでHPをリンクしておきます。メニューと定休日はコチラです。ペンション仲間の風路さんがこのランチを食べに出かけた報告記を見つけましたのでソチラもご覧下さい。ちゃんと写真も載っていますがボケたり撮り忘れもあるみたい やっぱりね、お互い食い意地がはっているから写真なんか二の次になってしまうんですねぇコレガ。
いやあ、満腹満腹。久々に麺類でない昼食を美味しくたべて満足でした。
やっぱり日曜日はゆったりと過ごすべきですね。これでまた明日から張り切って1週間を送ることができる(気がする)。自営業になってからどうも生活に「メリハリ」が無いなあと感じていたが(まぁ、そんなものは無くても不便じゃないんですけど)「日曜日をゆっくり過ごす」という当たり前のことは、やっぱり必要なのかもしれない、と感じた一日でした。
あ、それから、食べながら感じたことは、これらのメニューはイタリアのものらしいが、蕎麦やウドンなどをツルツルっと食べておしまいにする日本風の昼食メニュー(あ、これって我家だけ?)より、はるかにココロ豊かに、くつろいで食べられることを発見。だいいち、レストランで偶然知人と出あったって、お互いウドンなぞ啜っていたのではゆっくりと会話も出来ないじゃありませんか。麺が伸びちゃうしつゆは跳ねちゃう。
そんなところにも人生の楽しみ方に彼我の差が出てくる原因が潜んでいるのかなあと思った次第。いや〜、昼食をゆったりと食べるって素晴らしいことですね〜
美味を食し、ものを思ひ、哲学する秋は、いよいよふかし。

「風景」と「歩くこと」の関係

カテゴリー: 風景街道

■本日沿道景観研究会という会議が行なわれた。県、市の担当者と民間計12名という小さな会議だったが、こういう会議を官民で行なえるようになったことがまず前進だ。先日景観行政先進地を官民で視察に行ってある程度手ごたえを得たので、官も乗ってきたような感覚がある。
とはいえ、まだまだ官はガッチリとした縦組織。景観行政と一口に言っても、道路河川課、土地政策課、観光課、企画課、商工課、環境課、林政課など等、ほとんど全ての課に渡る内容をはらんでいるので、全体に浸透させるのは気が遠くなる先の話だ。
■昨日の朝日新聞に「京都の景観 再生なるか」という記事が出ていた。景観保全より経済活動の自由を優先してきた結果市内に高層マンション等が増え、歴史都市としての存在価値が失われようとしているというのだ。危機を感じた市がようやく「新景観政策」を始めて「屋根は傾斜屋根として日本瓦か金属板ぶきとする」などかなり踏み込んだ基準を打ち出した。五山の送り火や金閣寺境内からの展望など38の特定地点を選出して、そこからの視界に入る建物のデザインや高さなどを規制する条例なども設けており、かなり斬新だ。「点滅照明を使った看板は市内全域で禁止」なども良いですね。こういう記事を我が県わが市の担当者は読んでくれているだろうか。これは「京都だから」の話ではない。我が北杜市も「山岳と里山と田園」が広い空の下で融合した特徴有る自然景観を保有しており、これは「日本一の空間景観」と誇っていいものだ。その景観を阻害するような建造物を取り締まる規制を一刻もはやく作らなければいけない。
■先日ある企業人に「歩く文化を創り、広めていきましょう」という話をしたら大いに乗ってくれた。こういうことはやっぱり役所よりも企業だ。企業には「ピン」と感じてくれる人が大勢いる。優秀な企業人は常にアンテナの感度を磨いているので、人の一言から自由に想像のベクトルを向けて考えることができるのだ。久々に「くどい説明」をしないでも話が前に進む感覚を味わって爽快だった。
■私が「歩け運動」を広めたい一つの目的は「良い景観」を多くの人に感じて欲しいからだ。「良い景観」とめぐり合うのは「歩いている時」が多い。車に乗っている時でも「良い景観」にめぐり合ったら人は必ず車を降りて眺めるだろう。車からでは良い景観を楽しめない。
「良い景観」を感じてくれたら、次はそれを守りたくなるはずだ(そうあって欲しい)。
山梨県は全国でも一番道路に使う金が多いそうだが、それは山梨県人が日ごろ歩いていない証拠でもあると私は思っている。車の道路ほど里山の風景を破壊するものはない。風景を破壊されても車からだと特に何も感じない。そういう悪循環が発生している。厄介な道程だがまずは皆に「歩いて」もらい、「何が美しく」「何が汚い」かを感じてもらうことから始めたいと思う。
■その企業人はその運動が「健康と環境と観光」に結びつくと即座にピンときたようだ。さすがである。この新3Kが今後の北杜市の課題であり、自分の企業にとっても課題であると感じ取ってくれたのだ。そして「歩く文化の創造」こそが課題をクリアする王道だと(きっと)思ってくれた。
来週も会うので、話の続きをしたい。

花火大会考

カテゴリー: 観光

自然大好きというお客様がいらっしゃったので、バードウオッチングとカヤックを楽しんだ。スノーシューも持っているということだった。時間が取れるとショッピングなどより、ついつい八ヶ岳などの自然の方に足が向いてしまうとおっしゃる。根っから「自然」が好きなのだ。
ワインを飲みながら星の話やウオーキングの話などもしていると、突然「あの花火大会はなんですか?」と問われた。当館のパンフレット置き場においてある花火大会のチラシを指してのことだ。それは「まきばの冬花火」と題して数年前から行なわれているイベントで「標高1400mの高原から打ち上げる花火は高度2000m近くに達し、これは日本一の花火大会だ」というのがキャッチフレーズである。冬枯れの観光シーズンに文字通り「花火を打ち上げて」活性化させようという催しだが、色々な事情から観光業者の間でも賛否両論があがっている。
隅田川の花火と違って、ここは自然の真っ只中である。森の中には動物達も棲息している。落下する花火で火災の危険も大きい。この花火大会ではないが、ある観光地の花火大会では花火の音に驚いて卵を産まなくなってしまった養鶏場もあったということだ。
まぁ、他の花火大会はともかくとして、少なくともここ八ヶ岳の標高1400mの自然の真っ只中で花火を打ち上げることが良いのかどうか、動物や環境等に対する影響はどうなっているのかなど、検討する必要はあるだろう(イベント開始前に調査検討したのだろうか?)。
「自然大好き」な人の素朴な「あの花火大会はなんですか」という一言に私はちょっとウロタエタ。「しまったチラシなど置いておかなければ良かった」というウロタエであり、「何であんなイベントを宣伝してしまったのだろう」というウロタエでもあった。当館HPのトップページでもリンクして宣伝している。こういうイベントの情報も必要な人がいるだろうと思ってリンクしたのだが、自然大好きで自然遊びをウリとする宿を経営している私としては、宣伝をする必要の無いイベントだったのかもしれない、とウロタエタのだった。
たしかに厳密に考えると難しい。「じゃ、あのイベントはどうなのか、このイベントはどうなのか」と考え始めるとキリがない。そもそも人の活動のほとんど全ては自然に負荷を強いるものだ。それじゃ何も出来ない。「どこで線を引くか」でその人の自然に対する接し方や考え方が試される。
私はこの花火大会の経済効果には前から疑問を感じていたので「音なしの構え」でいた。すなはち「積極的に応援もしないが大会の足を引っ張ることもしない」というスタンスだ。実は私は昨年もこの大会の役員を命じられていた。端役だが一応自分の名前が役員一覧に載っている。が、これは私の意志と関係のないところで決められていたので無視することに決め、運営には一切タッチしないでいた。そのことについて執行部からは特に何も言ってこなかった。今年もそのスタンスでいくつもりである。その代わり大会の足を引っ張るようなこともしない、すなはち「忍法・音なしの構え」である。誰も皆観光活性を考えてあれこれ必死なのである。試行錯誤があるのも充分承知。私自身も様々なイベントを主催して色々試行錯誤をしている。主催者の思いは充分分かるのだ。なので、特に強く反対の意思を表明もしていなかった。
・・・が、やっぱりここでもう一度よく考えてみることにした。「自然に対してどうなのか?」という素朴な疑問に答えられなかったからだ。少なくとも自分自身に納得のいく解答が見つかるまでHPからリンクは外しておくこととしよう。この大会の会場近くにはキープ協会がある。彼らは一体この花火大会についてどういう見解を持っているのだろうか。「自然環境」をウリにしていない都会や観光地ならともかく、「環境教育」をウリにしているキープ協会のあるお膝元での花火大会である。ここは徹底的に検証して戴きたいものだ。もし自然に対して何の負荷も無いと分かれば、HPのリンクくらいは復活させよう。しかし「経済効果」や「運営方法」などに疑問が残ればやはり「反対」するしかない。補助金(税金)を一瞬で花火に変えてもし経済的効果もないと分かればそれは「無駄」としか言いようがないだろう。
一宿泊客に「あの花火大会はなんですか?」と疑問を呈されるようなイベントはやはり八ヶ岳にはちょっと「不自然」なイベントなのかもしれない、と感じたのだった。
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