カヤック時間

カテゴリー: カヤック

昨晩「ホタル時間」を過ごしたが、今日は「カヤック時間」を過ごしてしまった。あっという間の1時間半。爽やかな風の中にいるとそれだけで時が経つのを忘れていつまでもそこにたたずんで居る事ができる。それが水の上ならなおさらだ。少しの冒険心さえあればいい。
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カヤックは静かな湖畔の森の陰から滑るように出艇します。出艇の時だけ少しユラユラします。ここが我慢のしどころ。パドルをいじらず10秒間ほど深呼吸をゆっくりしていればあら不思議。もう貴方は水上の妖精。アメンボウになってしまったような視線に驚き、自然と一体になってしまったような感覚に驚き、このままひっくり返って水に浸かったとしてもいいワと思う自由な発想に驚きます。
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ホタル時間。

カテゴリー: ホタル

夕食を食べ終わった頃、一人が月がきれいだというので外に出た。上弦を二日ほど過ぎた月が蒸し暑かった夜を涼しく照らしていた。皆もつられて外に出た。玄関のすぐ前が川で橋もすぐ横にかかっている。夕涼みをかねて思い思いに橋の欄干にもたれかかっていると、一人が あっ、と小さく声をあげた。ホタルだ。ゲンジボタルが1匹川面を飛翔している。皆でしばらく眺めていたがホタルが遠い。ゲンジは遠くから眺めていても美しいが、やはりホタルはもう少し近い所で見せてあげたい。時間は丁度20:00だ、今晩はきっとヘイケもでるという予感があったので、田圃に移動することにした。
歩くこと3分。いたいた、田圃に着くとすぐに小さな光が点滅しているのが目に入った。しかもすぐそばだ。何匹も飛んでいる。今晩は何故か全てヘイケだ。小さな点滅が忙しく飛び交っている。何匹ものホタルが近くまで飛んできてくれるのがおかしい。それを期待して来たとはいえ、ホタルにはヒトが怖いと学習する時間がないのだから私達にとってはありがたい。まるで挨拶しにきてくれたようだねと皆で話しながらホタルを楽しむ夜。いいなあ。今晩は理想的な夜だ。目がなれて星も沢山目に入ってきた。北斗七星は頭上に大きい。白鳥座も羽根を広げ首を伸ばしている。天の川は見えなかったが七夕の星が二つ輝いている。雨模様の続いた毎日に空を見上げない日が続いてしまったが、いつのまにか上空は夏の夜空になっていた。そういえば昼間、久々に晴れた雲間から姿を見せた八ヶ岳は、すっかり上の方まで緑が這い上がっていた。梅雨の楽しみはこれなのだ。晴れ間に垣間見る八ヶ岳の斜面を這い上がっていく緑前線。今度、緑が何処まで上がるとホタルが出て、白鳥座はどこまで上るか、という関連を捉えておこう。すると昼の内から星とホタルの予想がつく♪
田圃からの帰り道、まだ川にゲンジが飛んでいた。比べるとヘイケとは明らかに違う光り方。ツ〜イツ〜イとリズミカルで力強い。2匹が呼応して飛翔していたが両方ともオスのようで、どうやら縄張り争いか力の誇示をしているようす。あれこれ想像して眺めていると飽きない。どちらにも「ガンバレ」と声をかけて応援したくなる。ボンヤリ眺めていても飽きないものに水の流れ、焚き火の炎などがあるが、ホタルの光もその一つだ。あれこれ勝手な思いを抱きつつボンヤリと対象物を眺めて、いつの間にか時が経っている・・・。そういう時間も時には悪くない。ホタルの場合はそれを「ホタル時間」と呼ぼう。今晩は素敵なホタル時間だった。
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