COP10で「SATOYAMA(里山)」アピール

松本龍環境相の必死で粘り強くそして玉砕覚悟の議長案が万雷の拍手で採択され、無事にCOP10が終了。お疲れさまでした。要するに遺伝資源の利用に伴う利益配分の公平性に的を絞った形の会議は、私の思いも付かなかった会議のあり方だったので、最初はなんだこりゃ、と思い、いまだに??マーク満載の会議ではあったのですが、まぁ、第一歩を踏み出したことは踏み出さないことよりよいことなのだと考えることにしました。
しかしその中で松本議長の粘り腰(柳腰ではありません)を知ったことは、日本人として誇りに思います。で、さらに私がウムウムと大きく頷いたことは、日本の誇る「里山」こそ生物多様性を守る手段として理想郷の一つであると、世界にSATOYAMAをアピールしたこと。このことが「八ヶ岳南麓の里山」に住んでいる私としては、今回の最大収穫であったと、また日本人として誇りに思ったことなのであります。
生物多様性は即ち、環境多様性であります。世界には人々が古くから持続的に利用や管理してきた農地や二次林など、人間活動の影響を受けて形成・維持されている二次的自然環境が無数にあります。自然と人の居住の接点に形成された特有のランドスケープ(地域)は、それぞれの国や地域においてそれぞれの呼び名で知られています。例えば、フィリピンのムヨン(muyong)、インドネシアやマレーシアのクブン(kebun)、韓国のマウル(mauel)、スペインのデヘサ(dehesa)、フランスのテロワール(terroirs)などが挙げられます。それらは「持続可能性」を兼ね備え得るという点で等しく価値がありますし、その維持・再構築が生物多様性の維持・向上に重要な役割を果たします(「里山イニシアティブ」の文章から引用)。
それらを象徴する言葉としてこの度「里山」が採択され「SATOYAMAイニシアティブ」のパートナーシップを立ち上げることになったことは(実効性はともかく^_^;)スタートとして喜ばしいと思うのです。原生的な自然を保護することのみならず、このような地域の環境保全も、忘れてはならないことの一つだろうと思います。問題は山積みですが、私が今出来ることは何か。いつまでも楽しくこの地域で遊ばせてもらうために出来ることを探して、明日よりの行動指針にしよう、と(真澄純米吟醸を2合飲みつつ)決意いたしました。

・・・とエラソーに書いてしまいましたが、私に何が出来るのかと考えるとさらに酒量がアップしそうで、いやはや大変なことだと、夜も眠れなくなりそうであります・・・。
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