フットパスで出会った親娘

昨日の午後はTさんのアイデアイでガイドブックを片手に長坂町のぶらり歩きを楽しみました。Tさんは「ただいま八ヶ岳のことをあれこれ猛勉中」です。最近エコソムリエのアシスタント資格もとって、ますます張り切っておられ、アクティビティもスキー、スノーシュー、カヤック、自転車、ウオーキングと、なんでもござれ。これからは地理や歴史や文化もと、意欲はとどまるところをしりません。最近では山本郁夫さん提唱のフットパスに興味をもたれ、「何がウオーキングと違うのか、エコツアーとどうちがうのか」と興味津々のご様子。で、本日の「ぶらりフットパス」となったわけです。
参考書はこのガイドブック
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北杜市 長坂町編です

基点はJR長坂駅前。
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駅前にはこのガイドブックを作った後に改装された「観光案内所兼地元物産販売所」がありまして、元気です。店内には観光ガイド用のパソコンと、地元の新鮮な野菜や果物がところせましと置かれています。カウンターナイの奥様は今日の責任者。テキパキとしかし丁寧に質問に答えてくれます。笑顔を絶やさない応対に好感がもてました♪ 今日も地元の方々が「会話」を求めてこのお店に沢山の方々がお見えになっておられました。今度ガイドブックの改定にはここを紹介してもらおう。

さて、歩き始めにスイッチバック遺構の残る貴重な場所にきましたが、丁度あずさが通ったので思わずそちらをパチリ。遺構の写真を撮るのを忘れました(^^ゞ
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こんな銅像を発見
女性がガチョウを抱いています・・・いったいどういう意味があるのでしょうか
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ガチョウはマザーグース、イソップ、グリム、アンデルセンなどにしばしば登場しますので、西欧では何かの象徴になっているのかもしれませんね。Tさんはガチョウは子供を沢山生むので「子孫繁栄を象徴しているのではないかしら」と言いました。私も「金の卵を産むガチョウ」などの話からも「幸福の象徴」であるかもしれないなぁと思いました。「ニルスの不思議な旅」はガチョウに乗った主人公の成長物語だったような気がしますが、今思えば環境教育的なところがあったのかもしれません、どちらにしても「幸せを追い求める」というような意味合いがガチョウにあるの鴨(笑)。
と、いいかげんな思いをあれこれめぐらせるも「ぶらり散歩」ならではの楽しみ。

吽形の子抱き狛犬
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ここでも狛犬とはなんぞや、この吽像はなぜ子を抱いている?などなど、勝手な思いをめぐらせるのですが、まぁ、皆さんもご勝手に想像をお楽しみください。

建岡神社に奉納された平安貴族たちの和歌「法楽百首」 最近読みやすいように書き直されたばかりのものが掲げられておりました。氏子さんたちの仕事なのでしょうか、立派なものです。
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「かしこくも ここに宮居を建岡の 神や 動かす世を守るらむ」

このコースのハイライト「キツネ火の出た道」をたどりつつ(写真なしm(__)m)清光寺に到着。ここは大正時代の教育者「堀内柳南」が芥川龍之介など当代一流の文学者、哲学者、宗教学者、国文学者などなどを集めて「高原夏期大学」を開催したお寺としても有名です。夏期大学は、蓄音機による音楽鑑賞、テニス大会、登山なども行われ、大盛況だったということです。そのお寺に何故かハートマークの門灯が奉納されておりました。つい最近のもののようでした。
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このお寺は甲斐源氏の祖「源清光」の菩提寺ですから武田菱がそこかしこに掲げられているのですが、今は平和の時代ですから、武田菱の菱形(ダイヤマーク)に対してハートマークにしたのかななんていい加減な推測をしたのであります(-_-;)

さて
コースを周遊して帰ってくると、待っていたのは「八ヶ岳高原のたい焼きくん」。ここは以前私のHPで紹介したことがあります。長坂商店街の歴史を一身に集めたような由緒あるお店なのでした。で「ごめんくださあ~い」と声をかけると、奥からお嬢さんが笑顔でやってまいりました。たい焼きを注文し、お手洗いをおかりできませんかと言うと「ちょっと奥にあって暗くてつめたいのですが」と恐縮しながらも「どうぞどうぞ」と案内してくれた。ものすごく感じがよい案内の仕方だった。お年を聞いたらなんとまだ中学3年生だというじゃありませんか、二度びっくり。さらに、注文したたい焼きを食べていると「どうぞ」と言ってさりげなくコーヒーを出したくれたのです♪。 うれしいですね~皆さんこの少女は中学3年生ですよ。わが子が中3のときに、こんなことができただろうか、こんな心のこもった接客ができただろうか!? 
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「今日はこのガイドブックをもとに歩いているんですよ」と言って冒頭の冊子を見せると「自分のお店が載っている」と大喜び。
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今日は残念ながら1冊しかもっていなかったので、次回プレゼントするね、と言ってお別れしたのでした。いや~いい娘さんだなぁ、とTさんと二人で感激しきりで歩いていると、そうだ、このお嬢さんは冒頭紹介した駅前のお店で働くこの奥さんの
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娘さんなのでした!
こういう親御さんからこういう娘さんが育つのねえとTさんも再び感動。

「フットパス」とは景色と出逢い、歴史と出逢い、人と出会って、感動に出会う町の散策の仕方だと、Tさんは実際に体験して理解ができたご様子でした。めでたしめでたし。
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