中部横断自動車道に関するコト

たまにはカタイことを。
日本海と太平洋を結ぶ(というようなふれこみで)中部横断自動車道が計画されておりますが、去る1月20日に(はやくも)第二回目の(!)「計画段階評価」が国交省で行われました。
このことについて、私たちの有志が次のような内容の要望書を国交省の評価委員会の全員に出しました。
まず、なんといっても
●中部横断自動車道建設の「必要性検討の仕方」と、「建設」への疑問と危惧、ですね。
【1】地元住民へ情報開示と、意見聴取が不充分であること。このことについて、山梨県も北杜市も地元住民への説明及び意見の聴取は一切していない。住民参加なく、計画の必要性の検討が行われている。このような検討の仕方及び建設への疑問と危惧があります。
【2】自然環境と景観の、中部横断自動車道建設による破壊に関する疑問と危惧
建設による、自然と景観の破壊という将来に亘る「負荷」と、「便益」とのバランスについて、充分な検討と討議が行われているのか、という疑問と危惧があります。
  ・北杜市の観光施策と矛盾し、阻害要因となることへの疑問と危惧。
   ・八ケ岳南麓の固有の魅力、観光資源の喪失の危惧 (景観、豊かな自然、)。
【3】中部横断自動車道建設のメリットとして挙げられている地域振興についての疑問と危惧
・通過型観光地になることへの危惧。
・地域分断に対する危惧。
・救急医療の迅速化や、災害時の代替道路の確保というメリットへの疑問。
【4】 費用対効果、及び財政負担に関する疑問と危惧
  人口や車台数の減少など、変化の予測など効果算定の検討方法、また、自然や景観の破壊の貨幣価値換算、そして、財政負担に関しての疑問と危惧。
 
などなど、書いていくとキリがありません、他にもたくさんあるでしょうが、とりあえず上のような観点から、次のような要望事項を記載しました。
○ アンケート実施前に、住民に情報を開示し、説明を行うこと。
○地元住民の意見を聞く場を設けること。
その意見の聴き方は関東地方整備局の庁舎内での会議だけでなく、地元の個人や団体が地方小委員会に対して直接表明する場を設ける等、多様なルートを保証すること
○市民参加による評価と市民主体による判断の実施をすること
 ・必要性検討段階からの市民参加
・アンケートの設問設定への市民参加
・市民を主体の、建設必要性の有無の判断
・建設のメリット、デメリットの判定を、中間的な第三者の立場からの判定の追加
・複数の候補ルートでの、環境アセスメント
・環境アセスメントへの市民参加

ざっと以上のような内容ですが、さらに上の詳細陳述をA4-4枚にしたため、送付した次第です。
これはあくまでこの道路の「八ヶ岳南麓エリア(野辺山あたりから八ヶ岳PA又は長坂ICあたりまで)」部分に対する私たちの考えであって、現在建設中の双葉以南の道や、長野県内の道路については言及いたしておりません。私たちにそこまで調査研究する能力がないためでもありますが、まずは自分たちの住む地域がどうなってしまうのかを、素朴に真剣に考えてみたい、という思いからでもあります。

中部横断自動車道の現況についてはこのHPから5の資料2をご覧下さい。PDFで48枚ありますけど・・・(-_-;)
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント