中部横断自動車道 考

先月も書いたが近い将来建設が予定されているこの道路のこと。日本海から太平洋へと言う謳い文句だが、八千穂~野辺山~長坂あたりを通る区間・特にわが北杜市を通る区間に限定してあれこれ考えてみた。結論を先に書いてしまうと、「建設に大いなる疑問あり」ということになります。
素直に考えて、この道路を通す意味が分からない。北杜市のウリはいったいなんだったのか? 空と山と水と空気に代表される大自然そのものだったはず。仮に高架道路でもできればその風景が巨大なコンクリートの建造物によって台無しとなる。美しい山岳展望の前に、広がる棚田風景の前に、森と林の真ん中に、懐かしいまちなみの上に、そして皆さんの家の前に、そんなものが造られようとしている・・・。
市長が率先して「リトリート構想」を導入しここを滞在型観光地にしようとしている当市にあって、自動車道路などができてしまっては「滞在型」ではなく「通過型」となってしまう。
「どこそこへ行くのに○○分短縮可能」などというが○○分短縮は本当に必要なのだろうか? 運送トラックなどの動向を見ていても「夜間料金になるまでSAで仮眠」などといった報道が多く、あまり時間短縮に関心はなさそうだ。昼間走るトラックなども「有料道路代節約」などと言って一般道を走るケースも多いと聞く。道路を造る経費と得られる利益との対比はきちんと計算できているのだろうか?
「救急医療の迅速化」が期待できるというが、各地区にある消防署や警察署から出動した救急車などは今後わざわざどこかのインターまで出向き、次のインターで降りて、現場に駆けつけるのだろうか?まったく現実的でない。医療の迅速化を唱えるならドクターヘリの導入実現を目指すべき。
そもそももし建設されるならば、当市の負担はどのくらいなのだろうか?それが知りたい。第二の夕張にならぬようにと緊迫した財政状態が続く当市にあってこれ以上の借金を背負う余裕はない。
などなど、書きたいことは山ほどあるが、仲間がこういうブログを作ってくれたので、今後はそちらであれこれ書くかな。
北杜市民の皆様、子孫に何を残すか、今が考え時です。
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