御礼&解体第一日目
「開店25周年記念閉館BBQ大会」というよく訳の分からない会が15日開かれました(^^)v。開いてくれたのは婚活チームの愛ちゃんとゆかこさん。お二人がわざわざ「ありがとうペアハット」と題してすべてを仕切ってくれたのです。

昼間の3時から始めましたが、夜になっても仕事帰りに顔を出してくださる方々が次々に来て下さり、本当に感謝感謝の一日となりました。「その日行けないから」と言ってワザワザ宅配便でお酒を届けて下さった方々もいらっしゃって、館主としては恐縮するばかりです。

明後日から解体が始まるので、いろいろな物を持ち出しましたが、懐かしい「水車祭り」の行燈まで出てきて一人感涙にむせびました。若かりし頃ペンションの仲間たちと地域の育成会の子供たちを招待してミニ水車キットを組み立てて遊ぶイベントをしていたのです。もうそんな気力ないなあ(T_T) そこへいくとコレカラの若者たちは気合が違う。「閉館するから何でも持っていっていいよ」とは言ったものの、まさかそんなものを持っていくとは恐れ入りました(*_*; キッチンのアルミ壁といったらいいのか、アルミ板というべきか分かりませんが、なにしろ写真の如く、ベリベリと素手で剥がしていきました!

キッチンカーを作るので必要だそうですが、やるな若者。使えるものが次の世界で生かされるのは嬉しい。
八ヶ岳にペンションを開業して25年。この辺りで25年というと営業年数は短い方で、もう閉館しますというのは、実は気が引けるのです。しかし、かみさんの応援もあってやり残したことは無く、まだ多少の体力が残っているうちにやめるのが、次の人生の為に良かろうという直感に正直に動くことに致しました。これからはかみさんに「普通のオバサン」として自由な人生を謳歌してもらいたいと思っています。いままでありがとう。そして、25年の間に多くの友人ができたのも幸せで、これからの私の支えとなります。彼らとまだまだ楽しい八ヶ岳ライフを創造していきたいと思っています。

ペンションをやめたのにわざわざHPをリニュアルして「多賀屋」なんていう名前にしましたが、ペンションから民宿になったわけではありません。同じ場所に私たち夫婦だけの小さな家を建て、フツーの家として生活していく訳ですが、私個人としてはやり残したことが(というより、やり続けていきたいことが)沢山あるのです。歩くことをライフスポーツとし、歩くことにまつわるコースつくり、マップつくり、冊子つくり、ガイド業などをライフワークとして、仲間たちと楽しんで行きます。婚活事業も(あわよくば)全国展開にもっていこうと画策中で、これもライフワークとなりそうな予感です。それらを中心とした遊びを「多賀屋」といういわば俳号のようなオフィス名のような曖昧な屋号で発信していくのです。
そして本日9月17日。いよいよ解体が始まりました

堀内組の社長直々の仕切りで解体する建物を塩と酒で清め、感謝の意を表しました。丁寧な解体式とでもいうのでしょうか、これで私もなんとなく安心?しました。

さようなら、そしてありがとう。生まれ変わってまた会いましょう。
25年前の日記に書いた梁塵秘抄の一節が、ますます現在の私の心境と重なって色あせず、光り輝いて迫ってきています。
「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ」
「ありがとうペアハットBBQ会」に来てくださった方、お酒やお花を届けて下さった方、あらためて本当に有難うございました。ペアハットは解体されてしまいますが、八ヶ岳は永久に不滅です。皆様とともにこの八ヶ岳で、また楽しい遊びを沢山してまいりましょう。今後ともよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。

昼間の3時から始めましたが、夜になっても仕事帰りに顔を出してくださる方々が次々に来て下さり、本当に感謝感謝の一日となりました。「その日行けないから」と言ってワザワザ宅配便でお酒を届けて下さった方々もいらっしゃって、館主としては恐縮するばかりです。

明後日から解体が始まるので、いろいろな物を持ち出しましたが、懐かしい「水車祭り」の行燈まで出てきて一人感涙にむせびました。若かりし頃ペンションの仲間たちと地域の育成会の子供たちを招待してミニ水車キットを組み立てて遊ぶイベントをしていたのです。もうそんな気力ないなあ(T_T) そこへいくとコレカラの若者たちは気合が違う。「閉館するから何でも持っていっていいよ」とは言ったものの、まさかそんなものを持っていくとは恐れ入りました(*_*; キッチンのアルミ壁といったらいいのか、アルミ板というべきか分かりませんが、なにしろ写真の如く、ベリベリと素手で剥がしていきました!

キッチンカーを作るので必要だそうですが、やるな若者。使えるものが次の世界で生かされるのは嬉しい。
八ヶ岳にペンションを開業して25年。この辺りで25年というと営業年数は短い方で、もう閉館しますというのは、実は気が引けるのです。しかし、かみさんの応援もあってやり残したことは無く、まだ多少の体力が残っているうちにやめるのが、次の人生の為に良かろうという直感に正直に動くことに致しました。これからはかみさんに「普通のオバサン」として自由な人生を謳歌してもらいたいと思っています。いままでありがとう。そして、25年の間に多くの友人ができたのも幸せで、これからの私の支えとなります。彼らとまだまだ楽しい八ヶ岳ライフを創造していきたいと思っています。

ペンションをやめたのにわざわざHPをリニュアルして「多賀屋」なんていう名前にしましたが、ペンションから民宿になったわけではありません。同じ場所に私たち夫婦だけの小さな家を建て、フツーの家として生活していく訳ですが、私個人としてはやり残したことが(というより、やり続けていきたいことが)沢山あるのです。歩くことをライフスポーツとし、歩くことにまつわるコースつくり、マップつくり、冊子つくり、ガイド業などをライフワークとして、仲間たちと楽しんで行きます。婚活事業も(あわよくば)全国展開にもっていこうと画策中で、これもライフワークとなりそうな予感です。それらを中心とした遊びを「多賀屋」といういわば俳号のようなオフィス名のような曖昧な屋号で発信していくのです。
そして本日9月17日。いよいよ解体が始まりました

堀内組の社長直々の仕切りで解体する建物を塩と酒で清め、感謝の意を表しました。丁寧な解体式とでもいうのでしょうか、これで私もなんとなく安心?しました。

さようなら、そしてありがとう。生まれ変わってまた会いましょう。
25年前の日記に書いた梁塵秘抄の一節が、ますます現在の私の心境と重なって色あせず、光り輝いて迫ってきています。
「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ」
「ありがとうペアハットBBQ会」に来てくださった方、お酒やお花を届けて下さった方、あらためて本当に有難うございました。ペアハットは解体されてしまいますが、八ヶ岳は永久に不滅です。皆様とともにこの八ヶ岳で、また楽しい遊びを沢山してまいりましょう。今後ともよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
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