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基礎工事が始まった。

第一次解体工事が終わって、いよいよ基礎工事に入った。1メートルくらい掘り返される地面だが、出てくる出てくる大きな岩が。重機といえども壊れるんじゃないかと思うくらい、どこを掘ってもガツンゴツンと岩にあたっている。
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さすが八ヶ岳の麓、標高1000メートルの我が家だな、と思うがこれは火山弾でも溶岩でもありません。今から20万年~25万年ほど前に八ヶ岳が山体ごと崩れた時に流れてきた、いわば山崩れに乗ってやってきた岩達なのです。学問的には韮崎岩屑流(がんせつりゅう)と呼ばれています。岩屑流については色々と私なりの思い入れもあるのですが、今日はそういうことではなく
11-22-1.jpg
掘り返されているこの地面についてなぜかいとおしく、写真を撮らない訳にはいかない感情がこみあげてきたので、日記にUPしたというワケなのであります、って、どういうワケか伝わってませんよね(^^;
そもそもペアハットという建物が建っていた地面の真下を掘り返しているので、この地面は何も初めて掘り返されているわけではありません。が、なぜか私には、20万年以上前の堆積物が掘り返されているように感じられて、とても感慨深いのです(^^;

25年前、この地でペンションを開業した時に、私はこんな感慨にふけっていました。PCを始めた時に、その思いを真っ先に書きました。この思いは今でも全く変わっていません。というより、ますます思いは強くなっています。私はここで生まれここで次の世界に行くんだと・・・。

この地面の上で起こったであろう様々な事も、なんとなく思い起こされます(?)
ナウマンゾウが歩いていました。八ヶ岳の噴火噴煙も浴びました。富士山の誕生を見ていた気がします。八ヶ岳と背比べをしていました。石器時代の旅人がこの土地の上を歩いきました。縄文時代の商人たちが黒曜石や翡翠を交換していました。私はここで火焔土器を作って生活をしていました。私はとても器用な陶芸家だったような気もしますし、いつまでも上達しない見習いだったような気もします。それははっきりしませんが、どちらにしてもとても楽しい縄文人生を送っていたような気がしてならないのです。
一番確かなことは、あの時見ていた山々の風景と今見ている山々の風景が少しも変っていないこと。
南に富士山、西に南アルプスの山々、東に秩父連山、そして北に八ヶ岳。
四方を山に囲まれているのに、空が広く青く、太陽が天に描くほぼ180度の軌跡が追える。
光があふれ、風が通り、水が流れている。
ここは昔から、人生を愛し楽しむ人々の別天地、桃源郷、理想郷でした。
何もない、しかしすべてがある。

ここで私は縄文時代に還る
いや、もしかしたら20万年前に還るのかもしれない
どちらも、無上にうれしい。
新築の家が建つことが嬉しいのではないことが、嬉しい。
人は輪廻、循環の中で生かされている
もしかしたら私は宇宙に還るのかもしれないが、その前にもう一度地球に還ってもよい。

もし将来子供たちが「八ヶ岳に帰ってきた」という気持ちでここを別荘として使ってくれたらなお嬉しい。
それも一種の輪廻であり循環だと思うからだ。

てなことを思うあたたかな秋の休日。
こんな日が遠い昔にもあったような気がする。


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