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古墳の形の謎に迫る!

長野県望月というところに出かけた。郷土資料館があったので入ってみた。そこで見た「縄文時代の住居跡」というのを見て、すぐにピンと来るものがあった。正式には「柄鏡形敷石住居跡」という難しい名前がついている住居跡だ。丸鏡に柄がついているような形で、床に敷石があることからこんな名前がついた。百聞は一見に如かず。その写真をちょっと見ていただきましょう。
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群馬や山梨など関東一円で発見されているらしい。
こんな図面もあります
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ね、確かに柄のついた鏡の形をしていますでしょ。
木組みで壁と屋根をつくり茅で葺いて住んでいたそうです。
柄にあたる部分が出入り口(玄関)だったと考えられています。
中は敷石があり、囲炉裏があり、なかなかの文化生活♪
良い生活をしていたんだなあと眺めていたが突然あ、そうかとひらめきました。皆さんもきっと同じコトを感じたと思いますが、これって古墳の形に似ていませんか?
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これは前方後円墳
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これは前方後方墳。
ウィキで調べたら、少なくとも前方後円墳は日本独自の古墳の形らしい。そして古墳そのものの起源は分かっていないということだ。もちろん死者を葬る場所であることは分かっているが、なぜこのような形になったのかは、まだ調べがついていないそうだ・・。
ホントだろうか。だってこの住居跡を見れば一目瞭然じゃありませんか??
墓は死者の住むところ。だったら現世で住んでいた住居と同じような形の所に葬るのが自然です。
どうみたってこの柄鏡敷石住居の形をそのまま古墳に利用したとしか思えませんが??
資料館のヒトにその説を述べたら「ああ~、なるほど・・。そうおっしゃったのは貴方が初めてです」と言ってくれたが、なんだかそれきりで、あまり関心がないようだった
ところで古墳を良く見ると「前方後円墳」となっていて、つまり「円」が後ろで「方」が前なのです。前方後方墳も、柄のようになっている「方」が前なのです。知ってましたか?前方後円墳とはいうものの、漠然と「円の方が前」と感じていませんでしたか? 私は学生時代ずっとそう信じていました。
ではどうして柄の方が前かというと、推測ですが、縄文時代の住居では、そこが出入り口(玄関)だったから、と思うのです。
古墳の形の謎に少し迫ったゾ、と一人合点して資料館を出ても興奮冷めやらず。あれこれ思案しながら歩いて、傘を忘れて取りに戻ったのは、小雨の中を20分ほど歩いた後だった。資料館のヒトに笑われた。
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