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庭にくる鳥

一カ月ほど前に鳥のエサ台を買った。8月のことです。鳥や自然に詳しい人にきいたら、夏でもエサ台を庭に置いてなんら問題はないということだった。私が以前聞いた話では、野鳥のための庭のエサ台は冬だけにすべきである、ということだった。様々な理由があるようだが、最近は夏でもOKという理論になったようなのです。
難しいことはさておいて、私の信頼する方がそういうので、遠慮なく庭にエサ台を置くことにした。しかしそう簡単に鳥は来てくれない。夏はわざわざエサ台に来なくても自然界にはエサは豊富なのですね。待つこと数週間。数日前に、やっと来てくれた!♪ しかし鳥は警戒心が強い。見ていると、チョコンとエサ台に来てはすぐにサっと飛び立っていく。辺りをキョロキョロしてはまたやってきて、すぐに去っていく。まるでエサ台が何かのおとりか罠ではないかと心配しているようです。エサのヒマワリの種を覗いてはすぐに飛び去り、近くの木の葉陰に隠れ様子をみている。やがてまたヒマワリの種の誘惑にまけて近づくが、ついばむかと見せてさっと逃げていく。その様子がとても面白い。そんな攻防(といっても彼の一人相撲だが)が二日ばかり続いて、ついに今日は数羽の仲間を連れてきてくれて、おとなしくエサをついばみ始めた。やった!私は一人で快哉を叫びました(^^)v ついに彼らに認知されたのであります♪ 嬉しいなあ。今日だけでもシジュウカラ、ホオジロ、ヤマガラ、などなど。来るときは来るんだなあ。彼らの間にはどういう連絡網があるのだろうか。明日は水浴び用の水も替えなくちゃ。
という老後生活の楽しみが一つ増えたのです。で、今日は何故か40年ほど前に買った朝永振一郎の「庭にくる鳥」という本のことを思い出した。本棚を探したらあったあった。1965年にノーベル物理学賞を受賞した博士の随筆集である。私が26歳の頃買った本だが、奥付や著者略歴などから判断すると、朝永振一郎がこの本を書いた歳がたぶん丁度今の私と同じ60代後半と思われ、ちょっと感慨深い。朝永博士と自分とを比べるのもおこがましいが、ヒトはこのくらいの歳になると、それまであまり興味がなかった自然界のことどもに、心をふるわせるようになるらしい。そろそろ自然に帰る準備か?
朝永博士が面白いのは、エサ台の上に残されたフンを集めては保存し、4月ごろ鉢にまく、というのである。そうすると入梅の頃からいろいろなものが芽が出てくるらしい。双葉のころは何の芽かわからないが、本葉がでるとおよその見当がつく。じっくり秋までまつと、ツタ、アオキ、ナツメ、オモト、ツルバラ、などなどと分かるので、楽しみである、というのだ。いや~さすが学者さんだ。観察することに命をかけている(?)。
私はそこまで気が長くないので、フンを鉢にまきはしないが、老後の楽しみとしては、庭にくる鳥とエサの関係、および種の違う鳥たちとの関係性をじっくり調べてみるのも面白いと思っている。ネットで調べればミカンを置くと何がきて、リンゴを置くと何が来る、メジロは自分より大きい鳥たちにもまけずエサを食べにくるなんてことは出ている。が、私の長年の経験(ホタルの観察を10年以上継続したことがある)では、生き物には個体のクセや地域性などがあり、必ずしも教科書通りには行動しないものだと理解しているので、わが庭にくる鳥は、一体どんな教科書に書いていない行動をとってくれるかが、楽しみなのであります。ときどき日記に書きますね。
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