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登壇の仕方

先日あるシンポジウムに参加してきた。シンポジウム自体は大変有意義だったので別の機会に報告をしましょう。
今日は、その中で見た「どうでもいいこと」かもしれない情景について考察してみたい。それは演壇にあがる方々の仕草。司会者に指名されて演壇にあがる方々はまず自分が座っていた場所で立ち上がり、司会者に一礼。次に主催者側に向かって一礼して歩き出し、演壇の前まで来て、お客様の方に向かって一礼。最後に誰もいない演壇の方に向かって一礼したあと、やっと演壇に上がり、あらためて客席に礼をするのである。まったくまどろっこしいったらありゃしない。特に誰もいない演壇に向かって一礼するところがまさに日本的だ、きっとそこには神がおわしますのであろう・・・。場合によっては演壇の上あたりに日本国旗やら大会のシンボル旗やらが掲げられているが、それらに対して一礼しているのだ。演説が終わった後も全くその逆をいちいち行ない、四方に頭を下げつつ席に戻る。何故か見ていてちっとも気持ちの良いものではない。あの行為を「お~素晴らしい」と見ているヒトはいるのだろうか?
冠婚葬祭のような儀式的な集会であれば儀礼で臨むのも理解できるが、シンポジウムという形で一つのテーマを掲げ、それについて討論し実現していこうという現実的な集会でそんな「儀礼」を重んじられては先行きが危ぶまれるし、だいたい時間の無駄である。
アメリカ人が演説する時に四方に気を配りながら登壇するヒトを見たことが無いが、最後に必ず「サンキュー」と言って終わる。それで全てに感謝し礼を示していることになるようだ。実に簡潔かつ理想的。日本でもそういかないものか。大切なのは儀礼より「演説の中身」なのだ。
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コメント

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これね~

私も以前からそういう感じを持っていました。
まあ、仰るとおり冠婚葬祭と言うか「セレモニー」なら分かるんですけどね。
シンポジウムとか会議とか・・そういう場面では不要ですよね。

たしかに違和感ありますね。
くまパパさんの仰るように、セレモニーの場合は分かるんですが、後援会など勉強の場では最低限の挨拶でもいいですよね。

やはりそうでしたか

くまぱぱさん、uncle jun さん、書き込みありがとうございます。
お二人が「違和感あり」と、同じように捉えていたことを知って、少しホっとしています。やはりアレは私だけの感覚ではなかったのだと。
まぁ、あえて声高に「やめろ」と言うほどの慣習でもないのでしょうが、ヤッパリちょっと違和感はありますよね。
主催者や来賓に礼を尽くしているというつもりなのでしょうけれど、本当のお客様つまり大勢の一般参加者や聴衆に対してはあまり意味の無い「時間」だと思います。いちいちかしこまってないではやく本題に入れ~と時々ツッコミをいれたくなりますv-14

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