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八ヶ岳が似合う人

「おつきゆきえ」さんの「大人の為の絵本の会」があった。毎度素晴らしい時間をプレゼントしてくれる。「朗読ライブ」というのか「朗読&トークショー」というのか・・・。彼女のパフォーマンスを彼女を知らない人に伝えるのは難しい。表現のしようがない。分かりやすくいうとまぁ単なる「朗読の会」なのだが、そういってしまってはおつきさんに失礼だし、聴衆として浅すぎる。彼女は朗読をしているのではない。彼女が読むことで絵本に「魂」が吹き込まれる。すると絵本から濃密な何かがあふれ出る。あふれ出たものは個性がそれぞれ違うはずの聴衆にすっと吸収されていく。そういう一連の気が流れる場を作る作業をしているように私には見える。その「場」を作り上げることによって聴衆を良い気分にさせる。大事なことは「いい気分になる・させる」ことで「演者の技巧を見せ付ける」ことではないと知っている。しかもその作業は演者の何気ない言葉に聴衆が笑い転げたりしているうちになされてしまうのでさりげなく嫌みがない。ゆきえマジックと言っていいかもしれない。
今日はじめておつきさんの「朗読会」に来た人が「全然予想と違っていた」と言って感動していた。そうなのです、まさにその通り。世間一般でいう「朗読会」というものとはとんでもなくかけ離れている。「と言ったって要するに朗読会でしょっ」と誰かにしぶしぶつれて来られた人たちも間違いなく目からウロコを落としていっぺんにおつきさんのファンになって帰っていく、というのがこの会の常だ。
彼女は八ヶ岳が似合う人だ、というのは私が勝手にそう思っているだけかもしれない。しかしオカリナの大沢さんと同じ匂いがする。大沢さんも八ヶ岳が似合う人だと私が勝手に思っている。
お二人とも共通点がある。よく知ろうともしない人達から「どうせ朗読でしょ」「あ、オカリナね」で軽く済まされてしまう「朗読」と「オカリナ」という素材を扱いながら、既成概念を全く打破して自分の世界を確立したという点だ。
おつきさんは日本でただ一人「本を読むことだけで生活の糧を得ている」正真正銘のプロであり、大沢さんはオカリナの本場イタリアでスタンディングオベーションを貰う世界NO1のオカリナ奏者である。演じているうちに演者に気がどんどん入っていって演者も聴衆も「気持ちのよさ」が増していく、というのも共通点だ。終わった後、演者が脱力感に襲われるというパターンではなく、開演前より演者の気力が充実して終わる、というのも共通らしい。大地や空気やその場の磁力といったものからエネルギーを吸い取りながら演じているようなのだ。八ヶ岳にはそういう本物の演者がいくらエネルギーを吸い上げても充分なエネルギーが溢れており、また、吸い上げられるべき良質のエネルギーに満ちている、と私は信じている。
そういう意味からもお二人は間違いなく「八ヶ岳が似合う人」。
ますます八ヶ岳で活躍して欲しい。
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コメント

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そうそう!

そうなんです!!!

きのうはきてくださってありがとうございました。
良かったですね~♪