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本でも読むか

最近M女史から「源氏を読むなら田辺聖子がいい」と聞いたので、さっそく本屋に行き探した。残念ながらなかったが、代わりに同じ作者の「文車日記-私の古典散歩-」というのを買った。源氏物語を読むとなると挫折が予想されるので、まずはコイツでウオーミングアップというつもりだ。一読して唸ってしまった「う~むむむ、いいじゃないの聖子さん!」 朝日新聞に連載したものを纏めたとかで、一編一編は短くて簡潔な文章がギッシリ詰まっている。私の好きな構成。こういうのなら寝ながら読んで好きなところで止められる。久々に零時前にねることにし・・あれ?もう0:49分だ・・・。日本の古典の言葉の美しさもさることながら田辺さんの使う日本語もすばらしい。「かもかのおっちゃん」しか知らなかった私はなんて損をしてたんだっ!。
「もしかしたら日本の女が美しかったのは、日本語が美しかったせいではないでしょうか。日本の若いお嬢さんに、美しい言葉をたくさん知ってほしい気がします」なんてさりげなく書いてしまう聖子さんもまた美しい。

一度に沢山の本を買うクセがあるので、内田康夫の「十三の冥府」を手に取る。上下2巻。東日流外三郡誌、アラハバキにまつわる話。高橋克彦の得意とする分野だが内田さんがどうさばくか楽しみで買ってみた。
ここで、先日M女史から日本の古代史に関する文庫本を2冊借りたばかりなのを思いだし、今日の所はここまでにしようと決めた。最近本を読まないから枕元に未読の本が何冊もたまっていたんだっけ・・・。が、帰り際なんとなくある月刊雑誌が気になり、そいつも買うことにして打ち止め。合計2千ナニガシのお金を払って帰還。

帰ってきてまずその月刊雑誌を開いて驚いた。明日(もう今日ですが)開かれる我ら「宇宙人クラブ」主催の講演会に呼んだヒト、世界的彗星ハンターの「木内鶴彦」さんの対談記事が載っていたではありませんか。いや~よかったなぁ、明日会って「読みましたよ」といえるじゃないですか!偶然とはおもしろいものです。雑誌には明日話してもらう予定の面白くて不思議なことがしっかり語られていた。皆さんもし間に合えば来てくださいな、不思議かつ有意義な時間となることウケアイです。

ところで、日本の古代史について私が知らなかったことをちょっと書きます。
近頃の学生達の教科書には「聖徳太子」や「仁徳天皇陵」という文字が出てこないらしい、と少し前に書いたが、今度は「大化の改新」である。大化の改新といえば我々には中大兄皇子たちによる入鹿暗殺事件として名高く、入鹿の首が空中高く跳び上がっている図とともに、645年の出来事として、どんな勉強嫌いの子供でもそこだけは点数がとれた。
が、今の子供たちにはなんのことやらわからないらしい。我々のいう「大化の改新」は今や「乙巳の変(いっしのへん)」と呼ばれていたのです(一体いつからだああ~!)。その事件のあった年の干支から「乙巳の変」というのだそうだが、これは入鹿が暗殺された事件のことだけをさす。
その後に行なわれた一連の政治改革のことを「大化の改新」と呼ぶこともあるらしいが、どうやらその「政治改革」は日本書紀編者による創作であるらしいということになって、現在の学校授業では使わなくなったというのである。へ~~へ~~20へ~~(古っ)
いや~、日進月歩なのは科学だけではないのだなあ、歴史解釈もまたしかりかと、感心しきり。最近の本をしっかり読まにゃあかんなあと思った次第であります。
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