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本でも読むか その後

3/20に「田辺聖子の源氏を読もうと」日記を書いてから約20日たった。その間の報告を少し。まずあの日買った「文車日記」を読み終えた。いやいやなかなか聖子ちゃん、美しい文章を書き、美しいことばを紹介してくれています。「漢字」と「ひらがな」の美しさもおしえてくれた。まことに「文車日記」は古典にのこる日本語の美しさを伝えてくれる名著なのでした。この名調子で「田辺源氏」も書かれているのであれば、長い物語も飽きずに読めるに違いないと期待が膨らみます。次に先日買った「源氏物語 ビギナーズ」という部厚い文庫本1冊で源氏物語のダイジェストを読了。これは全巻読む前のほんの準備運動というつもりで読んだ。読んで見ると内容は実にくだらない「一人の男の女たらし日記」だった。中高年のオバサマたちによる「源氏物語全巻読破の会」などが多く存在する意味がなんとなく分かった。男だったら光源氏の行動などはキザったらしく常軌を逸していて、とても「読書会」などで読んでいられない。一人でこっそり読むべき本に相当する。人生をかけて読むような内容でなさそうだと(現時点では)思う。純粋に源氏物語を面白いと感じて通読できるような男性はこの世にいないのではないか。たいていは「源氏くらい読んでおかなければ」という不純な動機や「読破したぜ」と言いたいがために読むのではないだろうか。私もそうですけどね。私は源氏をそのストーリーではなく、言葉使い、文字使い、言い回し、比喩やその他の表現を楽しむために読もうと思っているのですよ・・。
ところで今「源氏物語」って流行っているんですかね? 私がネットで源氏物語を購読しようとしたら、娘とかみさんが「あ、今読んでる!」というではないか、「え?」と見れば漫画だ。食堂のテーブルの上に数冊無造作に重ねておいてあるではないか。なんと源氏物語が文庫本で漫画になっていたのですねっ。「この漫画読むとすごいよく分かるよ、ストーリーが」という。我家では今まさに母娘で必死になって読んでいるところだったのです、知らなかった。チラっと見た表紙に「宇治十帖」と書いてあったので、もうかなり読み込んでいるようだ。 「おとうさんもこれ読めば?」とすすめられたが断った。「源氏物語はストーリーを理解する為に読むのではないのだよキミタチ オ~ホホホ」と言おうと思ったがやめておいた。ネットで頼んだ本がもう近くのコンビニに来ているのでいよいよ明日あたりから本編突入しよう。
しかし、「アンドロメダ病原体」が面白くなってきてしまった。これはジェームズPホーガンの「星を継ぐもの」を貸してくれた某氏が「次にこれが面白いです」と貸してくれたマイケルクラントンのSF第二弾。もう1冊「文車日記」と一緒に買ってきた内田康夫の「十三の冥府」も面白くなってきてしまった。数日前から頭がいたかったり咳がでたりしてちょこちょこベッドで休憩して過ごす時間も多かったので、そんな時に読む本としてこの2冊は最高。私は頭が痛くて寝たいんだが目が次の活字を追って寝せてくれない。こういう状態は本好きには複雑だ。が、あ~いい本に出会っているなあ、という喜びの方が頭痛に勝る。
あの時ついでに買ったスウェーデンボルグの「霊界日記」は今の所あまり面白くない。この本はトイレに入るとき読む本としてトイレの前の棚においてあるのだが、それがいけないのかな?「買った本がつまらない」ことくらい本好きにとって悔しいことはない。この「霊界日記」もきっとそのうち面白くなってくるだろうと期待しよう。
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コメント

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 アンドロメダ病原体、喜んで頂けて光栄です。次をお楽しみにしてて下さい。(笑)

ケータさん今晩は。
SFと古典と推理ものと心霊ものを同時に読んでおります。本来ならこれに歴史ものと新書版の話題本なども入るのですが、現在比較的穏やかな並行読みとなっていまして、アンドロメダ病原体もトラブルなく後編に進んでまいりました。
先月アーサーCクラークが亡くなったので、なんとなく寂しい思いをしています・・・。