富士登山1合目
1回目は富士登山の歴史を学ぶ意味で、富士講と富士信仰について「御師」のお話を伺いながら北口本宮浅間神社や歴史資料館などをめぐりました。
夏前に第二回を実施し5合目まで。
夏の終わりごろ第三回を実施し山頂へ、という計画です。
下はこのたび市の文化財に指定されたある御師の家の内部
「御師」とは耳慣れない言葉ですが、各地から富士講でやってくる人たちを泊める宿坊の主人のことで、登山の安全を祈り、しきたりにのっとって「祈祷」を行なう祈祷師の役割も担い、先達や馬方などの手配もして、富士講の連中の面倒の全てをみました。江戸から明治にかけて90軒ほどの「御師」の家で賑わった富士吉田にも、今では2、3軒しかなく、寂しい限り。鉄道ができ、スバルラインができると、登山は「信仰登山」から「観光登山」に移行し、5合目までの登山道などはほぼ廃れてしまいました。富士吉田に残る信仰登山の跡を振り向く人は今や誰もいないようです。
今日は色々なことを学んで目からウロコだったが、中でも「お鉢めぐり」の本当の意味を聞いたときにはウロコが20枚ほどいっぺんに落ちました。正確には「お八葉めぐり」という「お鉢巡りの真実」は次回のココロだぁ?。
スポンサーサイト
コメント
ところで私の場合、富士山といえば、新田次郎氏です。富士山レーダードーム館は、なかなか見応えが有ります。お時間が有りましたら是非どうぞ。
http://www.fujiyoshida.net/forms/menugrouptop/menugrouptop.aspx?menugroup_id=139
2008-05-13 18:42 けーた URL 編集
新田次郎、私も大ファンです。ドーム館に新田次郎文庫がありましたが、読んだ本も多かったので懐かしかったです。
2008-05-13 22:39 ペアハット URL 編集