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須磨源氏

「源氏物語でも読破してやるかッ」と勢い込んで挑戦してもあまりに長編な為「須磨の巻」あたりで挫折する場合が多く、それをからかって「須磨源氏」という言葉ができた。
ということを最近知って思わず唸ってしまった。
まさに自分が「須磨」のあたりで途中放棄していたからだ
う~むむ、古人はなかなか鋭いなぁ、と感心している場合ではなく、自分の甲斐性のなさを古人に見透かされてしまったような気がして、仕方なく(?)もっと読みすすめることとなった。
須磨から帰ってきた源氏は一段とたくましく、大人びて、この世を謳歌する地位にも上り詰めるのだが、よく読むとまだ源氏は30歳前である。
一体いくつで源氏は死ぬのかと先走って読んでみたらなんと源氏死去の場面はどこにも出てこない。
いつのまにか次の世代に話は移っていく。
源氏52歳の頃紫の上が亡くなって、源氏は身辺整理をして出家の決意をするのだが、どうやらそのあたりがあやしい。。「雲隠」という不思議な巻がある。ただ巻名だけがあって話はない。その次の巻になるとそれから8~9年たっている。源氏は亡くなっていることになっている。要するにこの間に源氏は死んだのだ。とすれば60歳近辺。ふひゃ~、58歳のわが身にしてみればまさにいづれの御年にか。
その年まで女のことしか頭にないような人生をよく送ったものだと感心すると同時に、源氏の男心をまるで男が書いたとしか思えぬ理解力説得力で表現した紫式部の筆力洞察力には感心しきり。物語の細部はもう読まなくとも分かってしまったような内容だが、紫式部が源氏の人生を60までどのように描写していったのかが大いに気になるところなので、やっぱり亡くなるあたりまではちゃんと読むことにするか。

ところで本日、60歳からテニスを始め、俳句を始め、自転車を始めたという方と酒をのんだが、やっぱり現代の方が人生はおもしろそうだ。
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コメント

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 読書への“挑戦”といえば、私は平成21年にNHKでスペシャルドラマとして放映予定の、「坂の上の雲」に取り組んでます。司馬遼太郎さん原作の小説なんですが、8巻もあって過去に何度も挫折しました。(苦笑)

お~「坂の上の雲」!!なつかし~~
けーたさん、頑張ってください、ワタクシは読了しています、エッヘン♪
司馬遼太郎さんのものは一時熱狂的に集めて読んでいました。

で、言わせていただければ
「坂の上の雲」は長編ですが「挫折」するような本ではないと私には思えるのですが・・・。「次はどうなるか」と楽しんで読める長編だと、司馬フアンの私としてはPRしたいデス。