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夏休み中の学生(1)

我家の中学生の話。
ボランティア体験というのか社会体験というのか、我が娘が通う中学では夏休み中に近くの会社・企業等にでかけ一日働かせてもらう、という宿題があるらしい。該当しそうなそれら企業にはあらかじめ学校の方から通達が行っているが、どこでどういう仕事をするかは本人の自由であり、企業に交渉して連絡するのも個人ですることになっている。概ね老人ホームやスーパーなどに行くそうだが中には警察で働くという中学生もいて、なんと警察も受け入れOKなのだそうだ。
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もっとも警察での中学生は「働く」というよりも「職場見学」に近い。夏休み明けにそれらの体験の報告書を作成し提出するらしいが、数年前たまたま学校にでかけてそれら報告書をみる機会があった。タイヘン傑作だった。警察で職場体験をした子の報告書は詳細な漫画付で、なんと「取調室」の様子が書かれてあった。実際に犯人らしきヒトがおまわりさんに尋問を受けている場面だが、本当にそんな場面に中学生を立ち合わせたとは思いにくい。画面にカツ丼などが描かれていたのがその証拠で大笑いしてしまった。
我が娘は保育園にでかけた。別に「将来保育士希望」というワケではない、単に「我家から一番近い働く場所」だったからだ。我が娘は不精なのであります。
で、先日でかけてきたが、特段「働く」ということになんの感想ももたなかったようだ。そりゃそうでしょ、たった一日でその仕事を経験してしまったつもりの感想を持ってもらって困る。受け入れる方としても本当はジャマでしょうがないところだろう。ボランティアにでかけたところで草むしり程度の仕事しかやらせてもらえない場面も多かろう。
だから無意味だというのではありません。大いに意義のあるところだと考えています。特に本人に電話をかけさせる所が最高だ。近頃中学生もケータイばやりで電話をかければ友人が直接でてくる、つまり本当の電話のかけ方を知らない。電話に知らないヒトや大人が出てきた場合の言葉使いを近頃の子供たちは学ばなくなっている。こんなのが社会にでたらたいへんだ(現実は既にそうなっているが)。そして日ごろ面識の無い大人たちに囲まれて一日過ごす、これも良い(もっともその大人たちに「次代の子供たちを育ててやろう」という意識があればだが)。
そういえば我が娘が保育園に電話をかけたような形跡がないので、どうやって連絡したのか聞いたら「先生がやってくれた」というではないか!? どうやら担任の先生が保育園に挨拶がてら電話をした折に生徒の名前と日時を伝えてよろしくとお願いしたらしい。「自分で電話をするんじゃなかったのか」と娘に聞いたら「だって電話にがてだもん」という。「先生が連絡してくれるって言うからいいんじゃない」なんていってヘーキだ。
あ~、だめだこりゃ。先生達もこの行事の本当の意味を理解していないようだ。

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