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木を植えるリス

「ドングリを拾ってポットに植え、その後植栽する」というイベントを某企業が来週行なう。ウオークと合わせて行なうので私も呼ばれている。本日その最終打ち合せに出かけた。ポット苗作り担当の、木や緑について詳しい専門家と一緒に森を歩いたが、いや~~~勉強になった。本当の専門家の話というのは実に簡単で素直なんだということが分かった。屁理屈でなく本質をスパっというので耳にも頭にもスンナリ入っていく。どんな話しかというのは当日来た方のお楽しみということでココでは内緒。どちらかというと余談の部類に入るお話を一つ披露いたします。

本日はドングリを拾いながら歩いたが、1本の木から数千個のドングリが落ちるという。しかしその殆どは虫に食べられ土に還っていく。リスなどの動物の餌にもなり、森の生態系の大事な役割を担っている。かろうじて生き残ったドングリがそこで成長する、のかと思ったら、違うんです、とおっしゃった。ドングリ林の中でドングリが成長したのではどんどん環境が過密になっていき、最後にはその林自体が滅んでしまう。
ドングリ林の外でドングリが成長してくれれば過当競争にもならず、自分たちの世界も広がる。そのことを「リスは知っているんです」とおっしゃる!
「リスは拾ったドングリを少し離れた地面に埋めて保存する習性があるが、埋めたことを忘れてくれるのでそこから芽を出して、木は成長する」という説をテレビで耳にするが、そんなアホな、とその方はキッパリおっしゃった。「地面に埋める理由」さえよく解明されていないのに、よくそんなことをヘーキで言うよなぁ、というのだった。で、彼の説は「リスの恩返し説」である。ドングリはドングリ林で育ったのでは具合が悪いので、その外で成長するよう「リスがわざわざ運び出して植えている」と考えるのが最も自然であるというのだった・・・。つまり隠しているのではなく「植栽している」というのだ。ドングリ林が絶滅してはリスも困るので、リスにとっては自分たちの子孫のため、つまり種の保存の本能としてドングリの種を植えているのである、というのが彼の説なのだった。おほ~っと唸って私はすぐに賛成した。その説が正しいかどうかは知らないが、「ドングリを隠して埋めてまた後で食べに来る」「忘れられたのが成長して木になる」という説よりはよほど説得力があるじゃありませんか。それに夢もある。自然の摂理にもかなっている。断じて「リスはドングリを植えるのだ」♪ これからは私もそのようにガイドすることに決めましょう♪、いや~眼からウロコ、ドングリからヤマネコだなぁ(って意味不明)
さて、拾ったドングリをポットに埋める時、尖った方を上にするのか、下にするのか、貴方はどちらだと思いますか?正解はそのどちらでもなく「横に埋める」です。
ドングリの木から落ちたドングリは尖った方を下にも上にもしていません、といわれて納得しながら大笑い。自然界の法則を素直に見つめれば分かることだとその方はおっしゃいました。あちゃ~やられたなぁ、という感じで本日もまた楽しい一日となったのでした。
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コメント

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「リスはドングリを植えるのだ」♪ 
私も賛成して、皆に言いふらしまーす。

うちの目の前のどんぐりの木も??(期待)

とてもいいお話をうかがいました、
我が家に来るリスの先祖が我が家の前のくぬぎの木を植樹したのかもと思うととっても楽しくなってきます、
いいなあ~

そうだ!植えるのだぁ~!(笑)

いい話しですね
我家の玄関横のドングリの木、その下に去年の秋に落ちたドングリが春には一杯芽を出して、今やトトロの森状態になっています
その下には今年のドングリが落ち始めています
自然淘汰の前に写真を撮ってから抜いてやらないと大変なことになりそうです
ドングリの生命力に脱帽です

なか@おおいずみさん
こんどオタク周辺のリスに「栗」を持って行ってどこかに植えるようお伝えください。

清里のくまやさん、こんにちは、
くまやさんちの前にクヌギの木があるのですか、いい環境ですね~
オオムラサキもクワガタもやってきますね。
我家周辺のリスはどうもセイタカアワダチソウだとかヨモギ、イタドリなんかの種を体にくっつけてきては我家前で振り落としていくようです。

ケンシロウさんっ、
そうだ、植えろっ、植えろっ、植えろ~~~っ、!!
書を捨てよ、木を植える旅にでよ!!

甲斐駒のご隠居さま、
家に1本ドングリの木があるといいですね、お孫さん達も大喜びでしょう。
子供の頃オジイチャンちの裏庭でドングリ拾いしたことをオジイチャンの顔と共に思い出します。
ご隠居さんもきっとそのうちお孫さんたちに思い出されますヨ(^^;;) ♪