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草木塔

先日奈良の知人から「草木塔」についての本と写真集が送られてきた。
草木塔とは一体何か?山形県に集中して見られる石碑で、ググって貰えば簡単だがまぁこんなようなモノである。
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いや~歴史を感じますね~安政6年の建立です。
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これは平成17年建立、なんと去年のものです!
ということは、馬頭観世音や道祖神などと違って、この石塔は今でも建てられ続けているということだ。で、何故彼が私に草木塔の写真集やら本やらを送ってきたかというと、彼自身も草木塔を二基建立したのだった!二基ですゼ、二基!? 一基一体いくら?とつい下世話な心配が先にたつ。
彼の建てた塔がその写真集にも掲載されており、もう一冊の本には彼の書いた文章が掲載されている。「どうぞご笑覧下さい」という意味なのだろうが、笑覧するには迫力がありすぎだ。
山形の「草木塔研究家」が奈良の彼の草木塔を訪ねた時の報告があるのでご覧下さい。いやぁ、彼は本気なのだ!すごいなぁと感激するばかり。
ところで「奈良の知人」と書いたが実は奈良で1回、八ケ岳で1回、お会いしただけの間柄である。
彼(と書くのもおこがましい。7~8歳上の尊敬すべきお方である)は明日香村で自ら開いた飛鳥藍染織館の館長をされており、私は数年前熊野古道を歩いた折立ち寄らせていただいた。2回目はほんの1ヶ月ほど前、彼が八ケ岳に来られたので一緒に飲んだ。肩書きや経歴に似合わず「漫画が大好き」というので大いに親近感が湧いてしまった。しかしそれだけの間柄で、こんな高価で貴重な本を送ってもらう理由がみつからない。彼に書く礼状の中で訊ねてみようかと思うがそれも野暮。ここはジックリ考えてみるしかない。

二日間ばかり写真集を眺め、本を読み、ネット検索などしながらあれこれ考えているうちに、なんだか自分でも建立したくなってきた。そして「貴方も建ててごらんなさい」という彼からのメッセージではないかと思うようになってしまった。
人々の日常から「神様」がいなくなったと感じ、そのことが社会的な人心の荒廃を呼んでいるとひそかに睨む私としては、山川草木悉皆成仏の理念を持つ「草木塔」は、人々にもう一度自然の中にいます神様達の存在を認識させるものとして有効なのではないかと思うようになってしまった。
マズイマズイ、我家にそんなオカネはありませぬ。そんな場所もアリマセヌ。余計な考えを起こすのはやめよう・・・
しかし、満月の夜にお披露目の供養行事を行ない、大沢さんのオカリナで「神楽」や「花祭り」を演奏してもらいつつ、酒宴になだれ込む・・・いや~いいだろうなぁ・・と夢を見るのは自由。

あ、今日は大沢さんのオカリナコンサートに行ったのだった。
相変わらず魂を揺さぶる情熱的な演奏だった。
ピアノの小林さんも天才だ。天才VS天才のぶつかり合いは凄かった。
演奏中ずっと「草木塔の前で奉納演奏してもらえば最高だろうなあ・・・」と思いながら聴いていたのでした。
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