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山に降った雨は

本日はゴミ拾い&ドングリ拾いウオーク。
とある湧水の前で。
山に降った雨は地面に浸みて様々な地層を潜り抜けながら下へ下へと移動し、岩盤などに突き当たると湧水として地表に現われる。八ケ岳の名水群はほとんど標高1000~1500mにある岩盤に跳ね返されて出てきた水達だ。
さてみなさんそこで問題です、トゥルン♪
地表に浸みこんだ雨水は1年間にいったいどのくらい「移動」するでしょうか??
ナントたったの1~2mだというのです。
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本日の講師はそんな説明をしてくれました。
標高2800mに降った雨が、くねくねと地層の中を旅してきて、標高1000mのところで顔を出すとします。1年間に1mの移動と仮定すると垂直移動距離で1800m=1800年、実質移動距離ではその何倍も時には何十倍も移動していると考えられるので、今見ている湧水の水は、場合によっては3万年前に八ケ岳の山に降った雨だった、ということになるのです、と続けられた。いや~驚いたなぁ。石器時代の雨が私達を潤しているなんて。ロマンだなあ・・・。もしかしたら5000年前に降った雨が今目の前を流れているのかもしれない。縄文時代に生きていたと信じる自分にとって、自分が濡れたかもしれない雨を今また目の前で見ていると考えるのはとても楽しい・・・と夢うつつで講師の話を聞いていると、「だから、もしなんらかの原因で山や水源が汚染されたりすると、その影響は数千年後あるいは数万年後に出てくるのです」と話は続いた。いや~驚いたなあ。「森の手入れをしない、ゴルフ場を作る、産廃不法投棄、などなどの影響が未来にどういう影響を与えるのか・・・、今、わたし達にできることは何か・・・真剣に考えて行動しなければなりません」と熱弁をふるわれる。ザワザワしていた参加者が皆真剣になり、あたりがシーンとなった。「水」を考えることは数千年、数万年単位でモノゴトを考えなければいけないコトだったのだ。
その話を聞くだけで今日のイベントの価値があった。
残念ながら時間がちょっと押していたので私は無常にも講師の側に寄って「時間です」と耳打ち
いや~、我ながら悪魔の様なイヤな役だなぁ・・・。
もっと話を聞いていたかったがそうもいかない。あとは各自の勉強ということで・・・。
「わたし達にできること」の一つとして「木を植える」ことがある。
本日はこの後、ドングリのポット苗の作り方を教わり、皆でやってみた。
タネから生長した苗を鉢に植え替え、さらに成長させて植林にこぎつけるまで3年かかるという。
本日はその1歩。皆さん、大事に育ててくださいね。
数千年後数万年後の子孫達も、私達と同じ美味しい地球の水が飲めるように。
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