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月刊プレイボーイ最終号

本を読んだシリーズ その3
今月号で廃刊だというので月刊プレイボーイを購入した。
特に愛着があるわけではないが、私は昔雑誌の創刊号と終刊号を集める趣味を持っていて、その虫が久々に出たということでしょうか。かつて平凡パンチの創刊号と終刊号を持っていて自慢していたら、いつのまにか貸したものが返ってこなくなって紛失してしまったという苦い経験がありますが、本屋で創刊号と終刊号を発見するのはワクワクする出来事です。
文芸雑誌は比較的寿命が短いので、創刊号さえ買えばすぐに終刊号も手に入って、中身などよく読まないくせになんとなく満足してました。映画雑誌の「スクリーン」の最終号や「暮らしの手帖」の(第一次)終刊号、「明星」、「週刊ベースボール」などなど・・終刊号は多分50種類くらい集めた。まぁあまり意味のある趣味ではなかったような気もしますが・・・。そうだ、写真週刊誌がやたら出てきた時に、ほとんど全ての創刊号を買っておいたが、あれはまだあるだろうか?ま、なくてもい~んですけど。
で、月刊プレイボーイの最終号ですが、まぁ、なんと申しましょうか、近頃は哲学のない雑誌に成り下がっていましたので最終号となっても仕方ないですかね、という感想。というよりも、昔よくプレイボーイに寄稿していた作家達には読者を引っ張るオーラがあったような気がしますねぇ。開高建、石原慎太郎、野坂昭如、写真家も立木義浩、細江英公、漫画家に柳原良平などなど。雑誌は情報を集めるために読むのではなく、刺激的な考え方や生き方や哲学らしきものを感じ取るために読んでいたような気がするんですが・・。
今、本屋で大人の男向け雑誌というと「大人の隠れ家」というようなタイトルで温泉宿や粋な居酒屋を紹介したり、「チョイワル」を気取って小物とオシャレを楽しむだとか、週末は田舎で暮らそうとか、いう情報ばかり。トレンドを扱うのみで自ら文化を創ろうという意気込みが感じられない。ある編集者が言っていたが、今の雑誌作りはそれでいいんだそうです。魚影の濃いところにパっと網を放って、採れなくなればサッと引き上げてまた新しい魚影を探す。発刊と終刊の繰り返しでないとやっていけないのだとか。なんだか焼畑農業みたいだなぁ。もっとも私みたいな趣味のヤツが大勢いるから成り立つんだろうね。んじゃ趣味を再開してやるか、出版業界の活性化の為にも。でもよく考えるともったいないか、たいして価値のない雑誌の創刊号やら集めても。
だれか目の覚めるような雑誌を発刊しないものかなあ・・・。
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