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絵だより考

先日ご案内したウオークの方々は「絵だより」をやっているグループ。
え?「絵手紙」じゃないんですか?と聞いたら「絵だよりです」とキッパリ。
約半日のウオーク中何度も立ち止まってはスケッチをする。「スケッチ散歩」というべきか。1枚3分くらいで仕上げているヒトもいる。絵葉書の大きさから変形B5くらいの大きさのスケッチブックに手早くまとめ、その場で色までつけている。
早いヒトほど上手いようだ。考え考え線をひいたりしていると「ためらい傷となって絵に残るから、一気に描き上げるのが良い」そうです。「自分の実力に合わせて一気に書き上げられる用紙の大きさを決めておけば楽なのよ」
など等、指導する先生の言葉のあれこれを聞いているだけでもユニークで楽しい。
なるほどな~、色んな趣味のヒトがいて「たかが趣味」だけど「楽しむために一生懸命」なんだ。ヒマになった団塊の世代達が飛びつきそうな世界でもあるなぁ・・・。
「ウオーキング」も似たような世界だから、なんとなく今日のグループの方々には共感するところ大。
それにしても
「絵だより」って何?
「絵手紙」とどう違うの?
と、思い悩みつつのウオーキング。
が、昼食を一緒に食べる頃にはなんとなく分かってきた。俳句の世界でもあり日記の世界でもあるようだが、基本は「自由」なのですね。押し付けがましい道徳観や教訓臭がないのがさわやかだ。きっとそれは絵に添えられる文字が「筆」でないからだろうか。描きあがった作品をお見せできれば良いが、絵を下さった方は著作権のある方なのでここにはUPできません。新聞の「絵だより」コーナーを担当されていたり、カルチャー教室の講師をやっていたり、本を出したりして活躍されている方が本日のグループの責任者で、私はその方の作品を貰ってしまったのだった♪ 
なんでも「絵手紙」の世界には「絵手紙協会」なるものがあり、通信教育や講座を設けて「絵手紙の」普及に張り切っているそうだ。が、今日の先生は1匹オオカミと申しますか、協会に属さず自由に描いているヒトなのでした。だから新聞やカルチャー教室で活躍しているのを協会からは睨まれているのよ、と笑っておられた。
私には「絵手紙」でも「絵だより」でもどちらでもいいような気がするが、いろいろな経緯や考え方があるのだろう、先生は「絵だより」にこだわっておられた。
今「絵手紙協会」を検索してみたらHPがあった。あれ?協会は「絵手紙」という言葉(文字)を登録商標にしているぞ?。この協会の現会長が「絵」と「文字」を組み合わせた「絵手紙」というものの創始者だそうだ。ふ~ん、なるほどねえ。しかし日本には昔からこういう文化があったような気がするけど・・・。そもそも百人一首がそうです。俳画というのもありました。武者小路実篤もお馴染みですネ。「絵手紙」のような「絵葉書」は昔から観光地でよく売られていた。
もしかしたら先生はそういう日本古来の文化を登録商標にしてまで「わがもの」とする協会に対して反発しているのではあるまいか。だとすればなかなかあっぱれ。
まいいか。どちらにしてもサラサラとあのような絵を描けるヒトがうらやましい。
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