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日出づる国の大臣。

前にも書いたが、八木荘司の「古代からの伝言」が面白い。
遣隋使の小野妹子が日本に帰ってくる途中、隋の皇帝から托された国書を途中の百済で紛失(盗難?)してしまう。この時の朝廷の臣達の評定が緊張感あふれている。小野妹子に対する処罰をどうするか、国書の中身は一体どんな内容だったのか、隋に対してどういう態度をとったらよいのか・・・。
なにしろ小野妹子が隋に持っていった親書は「日出づる処の天子、書を日没するところの天子に致す」で名高い、聖徳太子のしたためた大国隋に対する挑戦状のような内容だったのだ・・・。これに対する返書を失くしてしまったのだから、朝廷が緊張してしまうのも当然、対処を誤れば隋が大挙押しかけてくる・・・。
日本書紀と並行して読むとなおさら面白い。寝ながら読んでいるので、毎晩ベッドに入るのが楽しみだ。

え?今ヤフーニュースを見たら 中川大臣辞任!そりゃそうでしょう、なんで即決しなかったのアソーさん?。 私も自慢じゃないが酒の席での失態は無数にありますから同情を申し上げますが、大臣の酩酊会見はいただけません。ケタ外れの失態でしょう。G7中ですよ!? 原因は酒でも薬でもどちらでもいいですけど、あのような酩酊状態にならぬよう自己管理ができなかったという点で失格ですね。緊張感も誇りも自己管理も矜持もなにもなかったということです。

聖徳太子の親書は結局隋の天子に「日本も隋も対等である」と認めさせることになるのですが、国の誇りと信念をもって堂々と主張すべきことを主張すれば、大国といえどその国の立場を理解せざるを得ないと、7世紀の時点で既に証明してしまっていたのですね。中川大臣がG7で何を主張したのかは知りませんが、あのような場では記者会見も会議中と同じ姿勢と発言が要求されると知るべきでした。世界中に日本の主張を誇りと信念を持って発信していただきたかった。中川君、出直したかったら「日本書紀」と「古代からの伝言」を読みなさいッ。大臣たるもの「自分で歴史を作る」意気込みと覚悟でコトに当たってもらわなくてはいけません。貴方は「日出づる国の大臣」ですぞ。

いやしかし、中川クン今頃かみさんに物凄く怒られているだろうなぁ。わかるなぁ・・我がごとのように
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コメント

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私が何かしましたでしょうか??
まだ酩酊にはなっておりませんが・・・

最後のコメントに大笑い!人の振り見て我が身を正せですね。自戒せねばなりませぬ我々オジサン達は・・・
なかさん違うから・・・カミサン探しなさい。

なかさんはクリスマストレインで酩酊会見を期待してます。

kikoriさん、なんだか身につまされませんか、お互いに・・・
え?「お互いに」じゃないって??
ま、いいか。
酩酊しつつ言い訳をしているオジサンたちって、きっと世の中に大勢いると思います・・・。