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おくりびと

八ヶ岳の遊び仲間の一人に「おくりびと」のプロデューサーがいる。アカデミー賞授賞式で別会場で大型テレビにスタッフ一同と見ている姿が写った。発表の瞬間一同飛び上がって喜びお互い抱き合っている姿の中に彼も映し出された。インタビューされて「最高です」と答えていたが、いや~ほんとにうれしい。彼は藤沢周平の「蝉しぐれ」のプロデユーサーでもあった。これも良い映画だったが、小説を読んでいた私にとっては映画の冒頭部分が少し気に入らず、彼にそのことを伝えたことがある。監督の意向だからどうにもならなかったらしい・・・。
その後ちょっとズッコケた映画もあったが、今度のおくりびとは昨年の秋(だったかな?)甲府の映画館で見た瞬間から文句の付けようがなかった。まさかオスカーを取るとまでは思わなかったが、ようやく彼の思うところの映画が作れたなと思った。彼は「蝉しぐれ」の時から「アカデミー賞を取る」ということを公言し目標にしていた。やっぱり大事なことは「目標を公言する」ということだ。「公言」することに抵抗のあるヒトも多かろうが、彼のやり方はそうだ。そのためにはズッコケてもめげない心臓が要求されるが、彼にはその心臓と実行力がある。これは誰もが認めるところだろう。
私にも小さな目標が幾つかあるが、その小さな目標さえ公言を躊躇している。誰も私の小さな目標など気にしてもいないので、公言してズッコケようと成功しようと大勢に影響などないのだが・・・。
まぁヒトそれぞれのやり方があるので、誰もが目標を公言してそれに邁進し、ズッコケても平気な顔でいる、ということは出来ない。
しかし今度の彼の成功で、同年代として励みになり、色々な意味で勇気を戴いた。幾つになっても前進あるのみの彼の生き方は真似しようと思っても出来ないが、他人にどう思われようと「自分の思った通りの人生を送る」ことがいかに大事かということを改めて確認することが出来たので、これからも「思ったこと」を「思った通り」にやっていこうと彼のブログを読みながら乾杯の酒を一人で飲みつつ、思ったのでした。
「おくりびと」オスカー受賞おめでとうございます。我がごとのようにうれしいのは一体何故だろうか。分からないけど何度も言わせてもらいましょう「受賞おめでとう!乾杯、万歳、最高ッ」
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