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通夜とリハビリ

働き盛りの方が1名亡くなった。直接の知人というワケではないが、よく使わせていただいたレストランのオーナーシェフだ。イカツイ顔の笑顔がなんとも人懐こい好漢だった。通夜に向う途中、車の正面にほぼ満月の明るい月が大きく浮かんでいた。こういう日に人はなくなるのか・・・と思いながら会場へ。入り口ではご家族が並んでいちいち参列者に挨拶をしてくれていた。小学生くらいの男の子が必死に涙をこらえているのがよく分かった。享年37歳だと知った。えっ、そんなに若かったのか!! さぞ無念であったろうと思う。その年齢ではまだご両親も健在に違いない。上にも下にも身内を残してこの世から去るなんてことはあってはならない、が、こればかりはしかたがない。
私自身の目標は親より長生きして子供らより早く死ぬことだ。ただしその場合親は90歳以上、子供は20歳以上になっていることが条件。40歳で子供を授かった私としては子供が20歳になるまで、というのがナカナカ難しい。次女が20歳になるにはまだ6年ある。できれば子供らが結婚するまで生きていたいとだんだん欲は前進する。次女の子供(孫)の顔を見るまで生きられるかな、と計算してみたりもする・・・。人の死に際して自分の死のことを考えるのはいたしかたないことで、故人のことをあれこれ思わないわけではないが、ただただご冥福と残されたご家族の今後の人生に幸多かれと祈るのみ。奥様は多分私の顔など記憶されていないだろうが「いつも美味しい食事を食べさせていただきました」と声をかけたら気丈にも「いつもありがとうございました」とはっきりとした口調で頭をさげられた。男の子がギュッとお母さんの手を握った。
帰路、今度は車の正面に金星がひときわ大きくキラキラ輝いていた。やっぱりヒトは死んだら星になるのだろうかと思った。夜空は時々こういう演出をする。
帰ったら私宛に小包が届いていた。先日スノーシューガイドをした方からだった。その方はある病院の先生でリハビリを担当されている。スノーシュー初体験だったが大いに感動してくださって、「患者さん達のリハビリに最適だ」とおっしゃってくださった。さっそく院内新聞にスノーシューの様子を写真入りで掲載してくださったようだ。「来シーズンはリハビリスノーシューをやりましょう」と張り切っておられたが、はやくもあれこれリハビリプランを練っておられるのだろう。スノーシューがそんなことに役立つのであればいくらでも協力したい。あっと言う間に亡くなってしまう方もおられれば、必死にリハビリに取組んで生還する方もおられる。世の中様々だが、生きているうちはより良く生きていられるように取組むしかありません。小包は1枚のCDで、きっと当日撮った写真や院内新聞の記事などが入っているのだろうと楽しみに開封してみれば、あれ?中身はカラッポ。CDを入れ忘れて送って下さったのでした。ハハ、その意気込みは有難く受け取りました。現実の世の中はこのように多少間が抜けていて、真剣勝負で笑ってしまうところがある。そこがまた生きていく楽しいところ。明日はどんな日々となるのやら。
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