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戦争を放棄した国に自衛隊があることについて

恥ずかしながら聞けなかったことが、こっそり本を読んで分かりました(*^^)v
それは「どうして自衛隊が日本にあるのでせう?」「自衛隊誕生の経緯は?」という長年の疑問です。日本は憲法で戦争を放棄していますが、自衛の為の軍備ならまぁ、あっても仕方がないのかなぁ・・
という程度の認識でありました。が、まるで違ってました。
マッカーサーは戦後の日本を永世中立国スイスにならって「アジアのスイス」にしたい、という理想を持っていたのだそうです。なので戦争放棄を謳わせた現在の日本国憲法を作りました。当然自衛隊のようなものでさえ持つことは想定されていませんでした。ところが、戦後、ソ連の後押しをうけて中華人民共和国が誕生してしまったことで、事情はおかしなことになってきたのです。
急速にチカラをつけてきた中国の台頭はマッカーサーの誤算でした。「このままではアジアは共産党勢力に呑まれてしまう」と恐れ「日本を防波堤にしなければ」と考え、なんと今度は日本に軍備をするよう要請してきたのです・・・!
アメリカという国は自国の主張を押しつける為ならまったく身勝手な要求をしてくる国ですね。北朝鮮と同じじゃありませんか。そこで「何を言っとるんだ」とアメリカを一喝したのが白洲次郎です。「戦争を放棄せよ、と言ったのはアメリカだ。そのアメリカが軍隊を持てとわが国に言えるスジがどこにあるっ」と怒ったわけです。当然ですね。「日本の再軍備は貴国の役目である」と言い放つダレス国務省顧問に「責任は持てません、そんなことをしたら国民は国家を認めないでしょう。日本中が赤に染まりますよ」と言ってダレスを沈黙させたそうだ。
しかしその後の歴史は、ご存知のように、朝鮮戦争勃発を契機としてGHQは日本政府に警察予備隊を作らせました。これが後に自衛隊となるのです。アメリカは憲法公布直後から一貫して日本に軍隊を持たせたいと考えを変えています。しかし自ら戦争放棄の憲法を作ってしまった為、大変苦労(?)しております。
今、これを「アメリカから押し付けられた憲法だから」という理屈で改正(?)しようとする動きがあります。アメリカから押し付けられた憲法を捨てて、よりアメリカが喜ぶような憲法を作ろうとしているのです。大丈夫か日本!?
自衛隊は自分の国を守る組織として発足したのではなく、共産勢力からアジアを守るための(守るためなら国外にでも出て行く)組織として作られたのでした。世界情勢の変化にともない、自衛隊はもっともっと国外に出るべきだ、とアメリカは考えています。
こんな時白洲次郎が生きていたらなんというだろうか・・・。以上、昨晩ほとんど徹夜で「白洲次郎の日本国憲法 鶴見紘著」という本を読んで分かったこと、考えたことでした。今ブームの白洲次郎ですが、たまにはブームに便乗してみたら、なかなか面白い発見がありました。
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コメント

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本当に、憲法9条戦争放棄は、日本人の宝ですね。
憲法は、国の暴走(国民の財産を勝手に自由に使うー財産とは命や環境も含みます)を防ぐための約束である事を最近知りました。
昨今のリーマンショックや派遣切りは、憲法に照らして法律が、違反していると思います。もっと規制をすることが求められているとの意味です。
話がそれましたが、時の政府が何処を見て政策決定をしたかですね。
さびしい限りです。

 恥ずかしながら一首作りました
  
何人(なんぴと)が作りし物でも良い物は良いのだ誇れ平和憲法

san.sanさん、
>憲法は、国の暴走を防ぐための約束である
そうなんです。
憲法には国が守るべき約束事が書かれてあるのです。
戦争前の日本に戻らぬよう、憲法作りに関わった方々の
知恵が結集されました。私たちは9条を守らせる立場にあります。
しっかり監視しなくてはなりません。

O・Sさん、こんにちは
書き込みありがとうございます
一首、いただきました♪