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ホタルとサソリ

夏至の夜。
ホタルは標高800mくらいまで来ているだろうか。
当館周囲は標高1000mなので、再来週くらいから本格的に出現予定かと思われます。
今日は「ホタル公園」に出かけた。なかなか良かった。本日ご案内したご家族で70代と思われるお祖母ちゃんは「生まれて初めて見ました」と大感激されていた。代々新宿生まれの新宿育ちだから子供時代に「田舎」というところに行ったことがないのだとか。
小学低学年の女の子はホタルを怖がった。せっかくホタルの方から近寄ってきてくれたのに「怖い」と言ってしゃがんでしまった。それでも周囲の大人が川面に座り込んで楽しそうに懐かしそうにホタルを見ているので次第に落ち着き、自身も川面に座ってホタルを見つめ始めた。たまたま学校でホタルの勉強をしたとかで、習ったことを喋りはじめた。よかったよかった。
しかしなんですなぁ、学校で習うことってのは、大事なことなんだがつまらないですなぁ。女の子は一生懸命覚えたことの幾つかを披露してくれているが、目の前のホタルを見てそこから見つかる「疑問」や様々な「思い」などには関心がなさそうだった。ま、でもこの女の子は習ったことをよく覚えていてホタルが「土繭」を作ることまで喋った。お~、そこまで教えたのか、それは素晴らしい。私が「地面を掘れば土繭が見つかるかもね」と言って掘るマネをしたら「気持ち悪い」といって逃げようとした。女の子だからしょうがないね。
「ホタルは卵を産むと死んでしまうんだよ、卵は地中で成長し、1年後にホタルとして外に飛び出るが、そこにはお父さんもお母さんもいないんだ、自分で生きていくしかないんだよ」と語ると何か不安になったのかお母さんにしっかり抱きついてジっとホタルを見つめ始めた。

霧のよく出た晩だったが、22:00頃帰ってきたら南の方の空が開き、そこだけ降るような星空。サソリ座が尻尾までクッキリと見えていた。大きいなぁ、サソリ座って。出始めの北斗七星も大きいが、今は北西の空に上がって「普通の大きさ」にしか見えない。サソリ座の方が断然大きい。
月も太陽も地平に近い時は大きく見えるが、星座もそうなのです。不思議ですね~・・・。
そういえばサソリ座の出初めを私は見たことが無い。今年の課題としようかな。空一杯に拡げたサソリのあの鎌のような前足は一体どのように地平から現われるのか? 見てみた~イ♪の夏きたる。

で、今日の一句
「蛍闇 母に抱きつく 夏は来ぬ」
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コメント

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当方標高800m強ですが数日前から数匹飛んますヨ。
ウッドデッキでホタル族をしながら眺めてます。
 「身を焦がす ホタルの恋や うらやまし」
 「魅入られ タバコで 指焦がしつつ」
ちなみに私はサソリ座の男

mogmogさん、ホタル情報ありがとうございました
ウッドデッキで眺める、っていうのがいいですね~
ビール片手に「ホタルのビヤガーデン」なんて最高です。
今度押しかけます(*^^)v

当家ボタルは平家ボタルの変種と思われます。
100m下流の適地(自然護岸)から追われ、コンクリ護岸の
当僻地へ落ち延びてきたもの達でありましょう。
身につまされ哀れをおぼえます。
いやまてよ、コンクリ護岸でも適応して生き延びようとするド根性の
パイオニアボタルかもしれませんん。
ともかく、ホタルが出ない日もビールは出ます。