富士登山

八ヶ岳歩こう会10周年記念の最後の行事「富士登山」に行ってきました。
雄大なる富士山は気持ちまで雄大にさせてくれます。
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この登山は、富士講の歴史を御師から学ぶことを第一回目とし、第二回目は富士吉田浅間神社から5合目までを歩き、そして今回のご来光登山まで全3回に分けて実施した大イベントなのでした。
会としては素晴らしい富士登山となりましたが、私としては富士山がナゼ世界遺産になれないかの舞台裏(現実)を見てしまったようで、少し哀しくなりました。
写真は頂上直下まで点々と存在する要塞のような山崩防止・落石防止の為の壁です。
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例えば、もし貴方が世界のどこかの「世界遺産の山」に登ったとして、その山に貴方は何を期待するでしょうか? そして何を期待しないでしょうか・・・。世界標準で富士山を考えるとき、きっと富士山はその期待すること、期待されないことの全て裏切ることになると思われました。
と言っても、私は富士山を世界遺産にすることに反対なので、私の感じた「哀しさ」は、富士山を世界遺産にしようとしている方々の極めて日本的な感性に対してです。彼らがもし富士登山をして「あ~こりゃ世界遺産にはとても無理だ」と感じなかったとしたら、その感性はとても哀しいのです。
景色に人工物が多くても、トイレが男女共同でも、山小屋で1畳に2人寝かせても、日本基準なら問題はありません。
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ま、しかし、屁理屈抜きで、当会としては楽しく富士登山ができ、担当の長沼さん、引率の亀村さん、山本さん、和田さんに大感謝です。ありがとうございました。下山後の昼食会のときに長沼さんから「ナゼ自分が富士登山の担当(言いだしっぺ)になったか」の秘話をお聞きし、一同感激&納得なのでした。人生いろいろありますねえ。富士山はそういう意味でまさに日本人の為の山なのです。今回登った方々の中にはきっとそれぞれの「思い」があったのだと思います(もちろん私にもありました。ここに書くほどのことではありませんが)。富士山は世界遺産などにならずとも、これからもずっと日本人の心に愛され続けていくことでしょう、色々な物語を背負って色々な人が登りに来るのです。極めて日本的な山といっていいでしょう。日本人なら一生に一度は登らなきゃネ、の山でもあります。富士山バンザイ&有難う。また機会があったら私は登ります。
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コメント

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富士山。
これは文句なしに「日本の象徴」たる山ですね。

登ったことがないので、登ってもそういう感じが持てるかどうかという
微妙な事には言及できません。当然ながら。

しかし、想像するに・・・「今、自分は日本を代表する、日本一の山に
登っているんだ」という思いがこみ上げてこみ上げて来ながら登るんじゃ
ないかという気がしています。当たり前か。

霊峰ですからね。霊気というか、とてつもない存在感というか、何かその景色が良くないとか何とかいう以前の「圧倒するもの」がそもそも富士山にはあるんじゃないですかね。うまく言えませんが。

還暦を超えたので、富士山と赤岳には早く登っておかないと・・・とは
思うのですが。

『富士山に一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿』
三度目はいつにしようか・・と最近思い始めました。
毎日毎日、富士山は見慣れているのに、やっぱりいつ見ても『でかいなぁ』と思ってしまうのです。

 登頂成功、オメデトウゴザイマス!

 私は15日に本栖湖でカヤックでしたが、強い風で流されてしまいコワかったです。ペアハットさんは大丈夫かな?と、富士山からモクモクと下りて来る、雲を見上げながら思いました。

私も一度は富士山に登りたいと考えているのですが、計画も出来ず5年が過ぎています。高齢の方でも登頂されているのでいつかはと思いを新たにしています。
八ヶ岳の横岳でふうふう言っていたので良く考えます。

こんちゃんさま
霊峰富士は、用意周到な準備と余裕のある日程を組めば誰でも登れる安全な山です。
還暦を過ぎても古希を過ぎても大丈夫ですが、やっぱり体が環境の変化に追いついていける程度に健康なうちに登った方がよいですね。
おはやめにどうぞ

ケンシロウ殿
次回は三度目ですか。
なら、あせることはありませんね。
機会を自ら探さなくとも、向こうの方から来るでしょう
そしたら登ればいいのです。
私も次は3度目ですので、
そう思っています。
自然体でいきましょう。

けーたさん、
眺めは最高でした
下界の雲海も最高でした
見下ろす、というのは気持ちがいいですね(*^^)v

san.sanさん、今晩は。
横岳でフーフー言っていたのは、多分ペースの問題です。san.sanさんの体力の問題ではないと思います。
san.sanさんの参加された「八ヶ岳登山」は全体的にペースがはやかったと聞いています。
富士山は超スローペースで登るべき山だと思います。高山病予防の為にも。そしてなにより日本一の山なのですから、あせって登ってもスグには山頂に着きません。ゆっくりめの時間配分を設定してあせらず景色を楽しみながら登る。最大のヒケツは「山頂でのご来光にこだわらない」ですね。そうするといくつものバリエーションが組み立てられ、コース設定が楽になります。今回私たちはそうしたので、少しも苦しくはありませんでした。