ホタルの現場から

家の近辺のホタル観察を続けて9年目。この数年は中だるみでチョットやる気をなくしてもいたのですが、最近、今年からまたマジメに報告を続けていこうかなと思うようになりました。というのは、私の家の周りのホタルは相変わらず激減につぐ激減で、もはや「蛍たちに明日はない」という状況なのですが、長坂町内の他の地域では実は増えているという情報が、あちこちから寄せられてきているのです。「少し増えてきた」という背景には、一時河川工事で全てコンクリート漬けにされてしまった町内の川に少しずつ土がたまり草が生えて、蛍が戻ってきたということと、下水道の完備によって廃水の川への流れ込みが減って、水質が改善されてきたという状況があるようです。もしそれがホントならうれしいじゃアリマセンカ、こりゃちょっとやる気を出して、状況を我が目で確認しなくちゃね、という気になったのであります(*^^)v

今日は北杜市リトリートの杜のコンシェルジュと研修生などが集まって、ホタルの観察地の現場を何箇所か見てまわりました。「ホタルの観察」ではなく「ホタル観察地」の観察です。従って昼間であります。「ホタル観察」は当然夜ですが、「観察地」の昼間の現状を知っておくことが大切です。
6-10-2h.jpg

今年は4月頃の天候不順で、花といい、実といい、虫といい、その成長が1週間から10日ほど遅れています。北杜市の名産ブルーベリーの成長も遅れ気味、ホタルの出現も例年より遅れていますが、今週末くらいから出始めるでしょう。そして北杜市のありがたい所は、市全体が八ヶ岳の広い裾野の斜面の上にあるので、標高差によってホタルの出現時期がずれてくれるのです。日野春(標高600m)あたりで6月下旬が最盛期とすれば、我家(小荒間標高1000m)の前では7月下旬が最盛期です。従って各地区を巡れば「最盛期」が1ケ月続くということになります。その前後(出始めから衰退期)まで含めると約2ケ月間、ホタルを楽しめることになります。
このように等高線に沿って上がってくるのを「桜前線」と同じように「ホタル前線」といいますが、他にもブルーベリー前線、サクランボ前線、新緑前線、紅葉前線(これは上から下がってきますが)など、長期間楽しめる「自然の恵み」が沢山あります。他の地域ではちょっと考えられない状況となっています♪ 単に「山麓にある標高差の大きい町」であるということではなくそれが「南麓」であるということがキーワードだろうと考えられます。

さて、今年の楽しみは地元の方から「1万匹はいるッ!」と太鼓判を押された某所。私はまだ信じられずマユにツバをつけて季節を待ち構えていますが、もうあと少しで結論が出ます。もしそこがホントにホタル1万匹の群生地だったらどうしましょう? その場所をここで発表するわけにはいきません。とても危険なところなので、夜などホタルの明りに誘われて簡単に川に落ちてしまうような立地です。なので、「宿泊者に限り案内をします」というプログラムを設けました。気になる方は是非我家に泊まって(~_~;)現地をご確認下さい。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント